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目黒蓮がカメラ目線で放つ強気の台詞が心を鷲づかみ
ハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)の同級生2人で設立し、生真面目で誠実すぎる凜々(福本莉子)が若き社長に就任したトリリオンゲーム社。一見、向こう見ずでめちゃくちゃな性格に思えるハルですが、常に「ピンチをチャンスに」という感じで、盟友のガクと共に結果を出していく点がすばらしい!
毎回ゲスト陣も豪華な顔ぶれとなっています。第3回では、アン ミカ、フワちゃん、あのなど、たとえスポット出演でもしっかりと爪痕を残せる個性派キャストが視聴者を楽しませてくれました。
また、視聴者へのサービスショットといえば、桐姫(今田美桜)のファッショナブルな衣装ですが、今回は清楚バージョン、セクシーな攻めバージョンとメリハリがあり、それぞれに目がくぎ付けに。衣装負けしない今田さんのオーラがまぶしいです。また、ハルが、視聴者に真っ直ぐなカメラ目線で台詞を放つというくだりもお約束となっているよう。第3回では「あとは俺がナンバー1になるだけ」と豪語するハルに、ハートを射抜かれた方も多かったのではないでしょうか。
今夜、第4話が放送されますが、まずは先週放送された第3話から振り返ります。
ハルがナンバー1ホストに!売り上げ達成でガクは男泣き
(以下、先週の回のネタバレを含みます)
先週放送された第3回のキーマンは、ハルたちが始めたプロジェクト、AIオンラインショップ事業「ヨリヌキ」と契約を結んでくれた大手花屋チェーンの蜜園社長(余貴美子)でした。余貴美子が、漫画から抜け出たような凄みを見事に体現。
その蜜園社長からハルたちに、1ヶ月で2000万円を売り上げるようにという“ミッション・インポッシブル”な命令が!ハルは最大のフラワーギフト市場とされる新宿歌舞伎町に目をつけ、ガクと2人でホストクラブへ乗り込んでいきました。目的はもちろん、自分たちがホストになって、大勢のお客にAIショップ「ヨリヌキ」を売り込むこと。
例によって、ハルはイケイケでホストになりきりますが、不器用なガクは初日からほころびを見せていきます……。ちなみに、花があしらわれた白スーツをここまで着こなせるのは目黒さんしかいない!と思いました。
「トリリオンゲーム」は、いわゆる“お仕事ドラマ”としての面白さもあり、今回はホストクラブの入門ネタや鉄則などが紹介されました。また、ナンバーワンホストのヒロト(黒羽麻璃央)とハルが、売り上げ1位の座を巡って勝負をしていくという流れは、原作をかなり膨らませたドラマならではのエピソードで、実に痛快でしたね。
この勝負を左右したのが、ハルに誘われてこのホストクラブに客としてやってきた桐姫でした。もちろん、ハルの切り札です。結果は、桐姫がハルのためにひと肌脱いで大枚をはたいたことで、ハルの勝利に。
でも、ハルはヒロトのプロ意識の高さや器の大きさをきちんと見ていたようで、負けてホストをやめようとしたヒロトを呼び戻します。この流れが大事で、ハルが実は人としての道を踏み外さないキャラクターであることもわかりました。
こうしてハルとガク、花屋でのバイト経験を活かして“なんちゃってAI”を務めた凜々の3人が奮闘した結果、「ヨリヌキ」は無事に売上目標の2000万を達成。ガクが感激して男泣きするシーンにもぐっときました。このチームワークで、今後迎えるであろうビッグウエーブもきっと乗り越えていくことでしょう!
第4回では「トリリオンゲーム」社がソシャゲに参入!
第4回でもまたもや、トリリオンゲーム社が大ピンチに!宿敵ドラゴンバンク社がAIオンラインショップ「ヨリヌキ」をつぶそうと、ほぼ同じようなサービス「花ヴィーナス」を大々的に始めたことで、蜜園フラワーの売り上げが激減。ガクや凜々はビジネスの難しさを改めて実感します。
一方、常にアグレッシブなハルは、次なるプランとして、ソシャゲ(ソーシャルゲーム)参入を2人に提案。早速、大手ゲーム会社を買収しようと動きますが、やはりまったく相手にされません。
そんな中でハルは、ゲーム会社「SAKUSAKULAB」の社長・桜(原嘉孝)の懐に入り、同社の社員たちとゲーム開発に取り組んでいきます。しかも、凜々たちに相談もせず、いきなり家賃300万円の新しいオフィスまで借りてしまいました。さらにハルは、ドラゴンバンク社の大人気ゲーム「ドラ娘」の開発プロデューサーを引き抜く計画を立てていきます!
新しい仲間を得たトリリオンゲーム社はどう発展していくのでしょうか?もちろんこれまたドラゴンバンク社が彼らの行く手を阻もうとしますが……!? 今回もハルが斜め上を行く奇策を繰り出しますのでお楽しみに!
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文・構成/山崎伸子