全国を巡回していたヨシタケシンスケさん初の大規模個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が宇都宮美術館にて開催!
絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(2013年)以降、大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケさん。頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、子どもから大人まで多くの人々をひきつけています。
そんなヨシタケシンスケさん初の大規模個展が約1年3か月ぶりに関東に帰ってきます!今回は、気になる大規模個展の内容をちょっとだけお見せします。
会場ではスケッチ約2500枚を大公開!
ヨシタケさんが絵本作家デビュー以前から、日々描きためてきたスケッチの数々。小さな手帳の中に、ヨシタケさんの発想の源ともいえる、果てしない妄想やアイデア、そして世界の見方が詰まっています。
こちらはヨシタケシンスケさんのデビュー作『りんごかもしれない』の原画。
SNSで大流行した絵本『もうぬげない』の原画も!貴重な原画が見られるのも展覧会ならではですね。
ヨシタケシンスケさん愛用の手帳も展示!こちらは絵本『あんなに あんなに』のスケッチ写真。
他にも、2人の男の子を育てるパパでもあるヨシタケさんが親目線でスケッチした展示もあり、ママパパも共感できるはず。
本展では、1万枚を超える膨大なスケッチの中から約2500枚を複製し一挙に公開。過去最大規模で、ヨシタケさんの「頭のなか」をご覧ください!
まるで絵本の世界に入ったみたい!体と心を動かして体感する楽しい仕掛けが盛り沢山
デビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、『つまんない つまんない』『なつみはなんにでもなれる』など約20作の人気絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどを紹介したコーナーでは、ヨシタケさんのアイデアから生まれた、座ったり投げたり歩いたり変身したりクイズをしたり…という子どもが楽しめる体験展示も。
ヨシタケシンスケの謎を解き明かそう!私物コレクション
実は、ヨシタケシンスケさんは絵本を出版する以前から、イラストレーターや造形作家として活躍してきました。そのユニークな発想がどこからやってくるのか、学生時代の立体作品や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションから、ヨシタケさんのインスピレーションの源を探りだそう!
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は2023年10月15日(日)より宇都宮美術館で開催
1年3か月ぶりに関東へ帰ってきたヨシタケシンスケ展は今回の宇都宮美術館での展示が終わると、次は静岡会場へ移動予定です。前回の東京会場に行けなかった人も、ぜひこの機会に宇都宮美術館まで足を運んでみてはいかがでしょうか?子どもも大人も楽しめる、ヨシタケさんの「かもしれない」展示空間を、ぜひご体感ください。
開催概要
『ヨシタケシンスケ展かもしれない』
会期:2023年10月15日(日)~12月24日(日)
会場:宇都宮美術館(栃木県宇都宮市長岡町1077)
開館時間:午前9時30分~午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般 1,000円(800円)/大学・高校生 800円(640円)/小・中学生 600円(480円)/未就学児無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(1名)は無料。
※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。宮っ子の誓いカードまたは学生証をご提示ください。
※毎月第3日曜日(10月15日、11月19日、12月17日)は「家庭の日」です。高校生以下の方を含むご家族が来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料となります。【日時指定予約が必要です】
※11月3日(金・祝)「文化の日」は、宇都宮市民は観覧無料です。ご来館の際は住所が確認できる身分証明書をご提示ください。【日時指定予約が必要です】
チケットの販売につきましては>>公式HPをご覧ください。
あなたにはこの記事もおすすめ
文/HugKum編集部