サポーター制PTA活動にパパライターが初めて参加してみた!得られたもの&課題とは?

筆者は小学1年生の娘がいるパパライターです。今年の10月、初めて小学校のPTA活動にサポーターとして参加しました。実際にPTA活動を体験してみて、参加してみてよかったこと、課題に感じたことをお伝えします。

娘が通う小学校のPTAは、以前はほぼ強制加入でしたが、今年度から任意加入に変わりました。入学と同時に自動加入ではなく加入・非加入の意思を書面で表明できる機会があります。
PTAについて詳しく理解していなかったのですが、何かとお世話になるかと思い、我が家は加入することに。

在学中1回の強制はなくサポーター制に変化

入学前、小学生ママからは「子どもの在学中1回はPTAをやることになっている」と聞いていました。「6年生は卒業アルバム制作があるから低学年のうちにやっておきたい」「〇周年記念行事のときは準備が大変だから避けたい」という声もよく耳にしました。

時代とともにPTAのあり方も変わりつつある。

娘の小学校では、共働きの家庭が増えている時代の流れコロナ下でPTA活動自体が縮小されたことで、PTAの意義を見直し、サポーター制に変更。2023年度より、強制参加から自由参加になりました。
「できる人ができるときにやる」というのがコンセプトで、サポーターが集まらない場合は、スポーツ大会のようなイベントの規模縮小や中止もするとのこと。

サポーター制PTAの仕事内容

PTAの会員には、サポートしてほしい内容の案内と日程調整のフォームがメールで送られてきます。主な内容は下記の通りです。

  1. 学習支援(調理実習、裁縫など)
  2. 学校イベントの手伝い(受付、警備)
  3. PTA主催イベントの運営支援
PTAサポータ募集の応募フォームのイメージ
PTAサポータ募集の応募フォームのイメージ

昔のように、ベルマークを集めたり、パトロールなどはありません。PTA本部がサポーターの仕事の負担をなるべく軽減し、気軽に参加できるよう配慮しています。筆者の母親が、イベント手伝いやパトロールで少し大変そうだったのと比べると、だいぶスリム化されたと思います。

サポーター制PTAに参加してみて

今回、サポーターとして参加したのは、学校イベントである児童の楽器演奏会の受付作業。縁があって娘が通う小学校なので、学校との関わりを持ちたいといのうが、筆者がサポータに手を挙げた理由です。実際に参加してみての感想を、一緒にサポーターをした人やPTA役員の声とともにご紹介します。

参加してよかったこと

学校職員との交流で得られる安心感

これまで学校の先生と話す機会がほぼなく、娘が学校でどんな先生や職員の方と普段接しているのかわかりません。保育園のときは、保育士さんと顔を合わせ娘のことをよく話していたので、ギャップに少し寂しさを感じていました。

小学校になると、学校の先生と話す機会は意外と少ない。

受付をしていると、副校長や他の先生からも話しかけられます。サポーターへのお礼、子どもの学年クラスの確認、誰が観覧に来たかといった内容で、数分話した程度ですが、副校長の人柄が穏やそうなことがわかったり、学校職員が子どもの安全を真剣に考えているのがよく伝わってきました。娘がお世話になっている先生方を知ることで、得られる安心感は大きいです。また少しでも話したことがあると、今後、子どもに何かあったときには学校に相談しやすくなるとも思いました。

筆者は、学校関係の人と接することがないので、この経験は新鮮かつ貴重。今回は初めてでしたが、継続的に参加すると、交流が深められ、親の視野も広がりそうです。

子どもの成長をサポートすることで充実感が得られる

ここで一緒にサポーターとして参加したママの声を紹介します。

子どもたちが頑張っている姿や笑顔ををみると、嬉しい。行事が無事終わると、多少なりとも貢献できたことで充実感が得られて、また参加したくなる。

子どもの活動のサポートは充実感にもつながる。

筆者も学校と共に子どもたちの成長をサポートしていると実感でき、やりがいを感じました。今注目されている、家庭と職場以外のサードプレイスにもなり得る場所かもしれません。

課題に感じたこと

一方でこんな課題も。

人を集めにくい

PTAの役員をやっているパパからこんな声が。

挙手制だと人が集まらなくて困ることがある。こちらから頼めば「やります」と言われるのだが、、、

無償の仕事を人に頼むのはストレスになるので、できれば挙手制で集めたいとのこと。まだまだPTA活動の意義が浸透していないのか、と嘆いていました。人が集まらないと、募集を再度かけたり、過去に参加した人に個別メッセージが送られます。

持ち回りだと仕方なく参加するのですが、自由参加だとインセンティブが必要になってきます。やりがい以外に参加の魅力を訴求しないと、人は集まりにくい。個人的には、給食を無料で食べられるというのがあれば嬉しいのですが。

物足りないという声も

人を集めにくいためか、イベントの数が少なく、規模も小さいので、保育園時代の活動と比べて盛り上がりに欠ける印象。保育園のときは、パパ・ママたちと、ワイワイガヤガヤしながら1日中バザーの準備をしていたのも良い思い出です。活動の負担がなくて喜ぶ人がいる一方、物足りないと感じる声やPTAの存在意義を問う声も。コロナ下で活動が一度縮小されると、戻すのが難しいのかもしれません。

多様な家庭状況に合っているサポーター制

今回サポーターとして参加したことで、学校職員やPTA役員とも交流ができ、子どもの活動へのサポートにもやりがいを感じることができました。先生と話したり、普段入れない場所に入れたりと、子どもが6年間過ごす小学校のことを知る機会となったのが筆者にとっては大きな収穫です。

色々な意見が聞かれるPTA活動ですが、多様な家庭状況を考慮すると、参加が任意であるサポーター制に筆者は賛成です。中には家庭や仕事の事情で、参加できない人もいるでしょう。嫌々参加されても周囲が気を遣い、子どもにも悪影響を与えるかもしれません。会員全員を満足させることは難しいので、活動の規模縮小もやむなしでしょう。

関わり方は人それぞれ。それでも、活動に参加して初めてわかることがあるので、気楽にできる内容からでも、迷っている人はまず手を挙げてみてはいかがでしょうか。

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文 峯あきら

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