汁物・スープ|だしを使ったレシピ
【1】のりと豆腐のみそ汁
育脳朝ごはん
朝食は〝脳のガソリン〟補給に必要不可欠!脳の活動エネルギーであるブドウ糖をとり込んで、健やかな1日に!
大豆×海藻で血流が良くなって、脳も活性化!
◆材料
(2人分)
煮干し粉 小さじ1(だしの素小さじ1/4でもOK)
水 300ml
板のり 1/4枚
豆腐 適量
青ネギ(小口切り) 少々
みそ 大さじ1~1と1/2
◆作り方
【1】鍋に水を入れて沸騰させ、煮干し粉、食べやすい大きさに切ったのり、豆腐、青ネギを入れてひと煮立ちさせてから、みそを溶き入れて火を止める。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【2】厚揚げと根菜の豆乳スープ
具材がゴロゴロ入ってヘルシー♪みそが味のアクセントに
◆材料
(2~3人分)
厚揚げ 1/2個
れんこん 1/2個
大根 3㎝長さ
グリーンピース 100g
だし汁 600㎖
みそ 大さじ1・1/2
豆乳 100㎖
◆作り方
【1】厚揚げは2㎝角に切ってキッチンペーパーで油を取っておく。れんこんと大根は皮をむいて1㎝角に切る。
【2】鍋に大根とれんこん、だし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして厚揚げを加えてさらに煮る。大根とれんこんに火が通ったらグリーンピースを入れて5分ほど煮てみそを溶かし入れる。最後に豆乳を加えてひと煮立ちさせる。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさんさん
料理家。料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や、人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2020年3月号
【3】具だくさんすいとん
みそベースの具だくさん汁は、素朴な味わいのすいとんと相性バツグン!
◆材料
長ねぎ 1/3本
にんじん 30g
大根 50g
キャベツ 1枚
油揚げ 1/2枚
【A】
小麦粉 60g
絹ごし豆腐 80g
塩 ひとつまみ
だし汁 400㏄
みそ 大さじ2
◆作り方
【1】長ねぎは斜め薄切りにする。にんじん、大根はいちょう切り、キャベツはひと口大に切る。油揚げは細切りにする。
【2】【A】は合わせてよくこねておく。
【3】鍋にだし汁、【1】を入れて沸騰したらアクを取り、弱めの中火で5分ほど煮る。
【4】手を濡らして【2】をひと口大にちぎりながら【3】に落とし入れ、さらに3分ほど煮る。火を止めてみそを溶き入れる。
◆ポイント
小麦粉に豆腐を混ぜることで、しっとりとした仕上がりに!
教えてくれたのは
みないきぬこさんさん
料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみ氏のアシスタントを経て独立。味、見た目、栄養バランス抜群のオリジナルメニューに定評があり、雑誌やテレビ、広告などで活躍中。一男一女の母でもある。
【4】たらとほうれん草のチャウダー
昆布だしとめんつゆで味付けた、ちょっと和風のチャウダー。仕上げに黒ゴマをふってアクセントに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生たら 3切れ
長ねぎ 1本
しめじ 1パック
ほうれん草 1/3束
小麦粉 大さじ1と1/2
【A】
昆布だしの素(顆粒) 小さじ1
水 2カップ
牛乳 1カップ
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】たらは3cm幅に切る。長ねぎは小口切りにし、ほうれん草は3cm幅に切る。しめじは石突きを除いてほぐす。
【2】フライパンにオリーブ油を熱して、長ねぎとしめじを炒め、しんなりしたら小麦粉を加えてよく炒める。
【3】【2】にたら、ほうれん草、【A】を加えて煮、牛乳を加えて再度沸騰したら、めんつゆを加えて混ぜる。
*黒ごまをふっても。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年11月号
【5】レタスとわかめの和風スープ
だしを効かせたさっぱり味!わかめのツルンとした口当たりが喉ごしよく体を温めます。
◆材料
(子ども1人分)
レタス 1/2枚
乾燥わかめ 小さじ1/2
【A】
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1/4
◆作り方
【1】レタスを細切りにする(または手で小さくちぎる)。
【2】大きめの耐熱ボウルに【1】、わかめ、【A】を入れ、混ぜる。
【3】【2】にラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分〜2分30秒加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【6】水だしで作るのりと小ネギのみそ汁
水でとれる出汁を使えば、即席なのに本格みそ汁が簡単に味わえる!冷蔵庫で1週間保存も可。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
水だし 2と1/2カップ
みそ 大さじ2と1/2
焼きのり(カットのり) 3〜4枚
小ネギ(小口切り) 適宜
◆作り方
【1】鍋に水だしを注いで煮立て、火を止めてみそを溶き入れる。
【2】お椀に小さくちぎった焼きのりと小ネギを入れて、熱々の【1】を注ぐ。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2017年4月号
【7】かぶのすりおろしのお雑煮
かぶはビタミンAとCが豊富な葉と一緒に!豚ひき肉のうまみがスープの決め手!
◆材料
(3人分)
かぶ 中2個
豚ひき肉 120g
切餅(食べやすい大きさに切る) 5個
だし汁 500ml
【A】
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】かぶは皮をむいてすりおろし、葉は小口切りにする。
【2】鍋で豚ひき肉を炒り、ポロポロしてきたら、だし汁、【1】を加え、温まったら餅、【A】を加えて、柔らかくなるまで煮る。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
【8】オクラとわかめのかき卵汁
お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3
【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1
卵 1個
◆作り方
【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【9】さつまいもと鶏ひき肉の和風ポタージュ
ちょっとしたパーティにもおすすめ!パンをカップにして一緒に食べると、子供たちもワクワク気分で盛り上がります。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 小2本
【A】
鶏ひき肉 大さじ3
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
和風だしの素 小さじ2
水 1カップ
【B】
牛乳 1カップ
生クリーム 1/4カップ
塩 少々
バターロール 6個
◆作り方
【1】さつまいもは皮をむいて小さめに乱切りし、深めの耐熱容器に入れる。 【A】を加えてラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で6分加熱する。
【2】【1】をお玉でつぶし、【B】を加えてラップをかけ、電子レンジで1分ほど、様子を見ながら加熱する。塩で味を調える。
【3】バターロールは横に切り、中身はくりぬいて【2】に混ぜ、外側は器代わりにしてポタージュを注ぐ。
※パンカップにしない場合は、牛乳を1と3/4カップに増量すると、やわらかく仕上がります。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2011年3月号
【10】鮭と大根の石狩風みそ汁
北海道名物、石狩鍋を毎日の食卓で手軽に楽しめるレシピ。じゃがいもやバターも加えて栄養とボリュームたっぷりに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
大根 長さ8cmの半分(100g)
にんじん 長さ6cmの半分(20g)
玉ねぎ 1/8個
じゃがいも 1/2個
生鮭 1と1/2切れ
【A】
だし汁 2と1/4カップ
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
【B】
みそ 大さじ2強
バター 小さじ1
豆乳 大さじ2
◆作り方
【1】大根、にんじんは長いままピーラーで薄くむく。玉ねぎは半分に切って薄切りに、じゃがいもは小さめの一口大に切る。
【2】鮭は皮と骨を除き、一口大に切る。
【3】鍋に【A】と玉ねぎ、じゃがいもを入れて熱し、沸騰したら大根、にんじんを加え、ふたをして弱火で煮る。野菜がやわらかくなったら【2】と【B】を加えて混ぜて、ひと煮する。
*だし汁は、できれば昆布だしがおすすめ。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【11】長いもとオクラのトロトロみそ汁
すり下ろした長芋がトロトロで、口あたりがよくて飲みやすい味噌汁。オクラをアクセントに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
長いも 150g
オクラ 5本
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
白すりごま 大さじ1/2
◆作り方
【1】長いもは皮をむいてすりおろし、オクラは小口切りにする。
【2】鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらオクラを加えて1分ほど煮る。弱火にしてみそを溶き入れ、長いもを加え、再び煮立ったらすりごまをふる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【12】かぶとれんこんのパンプキンスープ
だしと塩麹を使ったうまみのある味わい。いつものパンプキンスープにひと手間かけてアレンジ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ベーコン 70g
かぶ 1と1/2個
かぶの葉 1/2本分
れんこん 1節
かぼちゃ 300g
だし(かつお) 700ml
塩麹 大さじ1
◆作り方
【1】かぶは2cmの角切りに、葉は粗みじ ん切りにする。れんこんは皮をむいて 1cm幅のいちょう切りに、ベーコンは 細切りにする。
【2】かぼちゃは3cm角に切って、だしでゆで、汁ごとミキサーにかけるか、汁 の中でつぶす。
【3】鍋に【2】、かぶ、れんこん、ベーコンを入れて火にかけ、火が通ったらかぶ の葉を加えてサッと煮、塩麹を混ぜる。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。親子で楽しむクッキングも人気。男の子のママ。
『ベビーブック』2016年1月号
【13】えび団子のお吸い物
えびの色がキレイなえび団子。はんぺんをつなぎに簡単にできるんです。普段の食卓や季節ごとのイベントに、お吸い物は幅広く使える一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
むきえび 80g
はんぺん 1/4枚(25g)
【A】
長ねぎのみじん切り 3cm分
酒 大さじ1
塩 少々
絹さや 適量
【B】
だし汁 2と1/2カップ
酒 大さじ1
薄口しょうゆ 小さじ1
◆作り方
【1】えびは背ワタを除き、包丁で叩いて細かくする。ボウルに入れ、はんぺんをつぶしながら加え、【A】も加えてよく練り混ぜる。
【2】鍋に【B】を煮立たせ、【1】を8等分の団子状に落としていき、火を通す。
【3】薄口しょうゆで調味して器に盛り、ゆでて斜め切りにした絹さやを飾る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号