だしを使ったレシピ62選|お料理の味わいに深みをプラス。白だし、おでん、うどんなど簡単なだしを使った人気レシピをご紹介

しっかりとだしを効かせたお料理は味わいがUPし、薄味を心がけたい子供の料理にもうってつけ。あっさりとした白だしや、だしの欠かせないおでん・鍋やうどん。茶碗蒸しなどのおかず、ごはんもののレシピを幼児誌『ベビーブック」『めばえ』(小学舘)に掲載された中からピックアップしました。簡単なだしの作り方もあります。

あっさりした味付けの白だしで|だしを使ったレシピ

【1】かぶの小柱風あんかけ

えのきだけの軸を荒くほぐすと貝柱の食感に。エビと一緒にシーフードあんかけが完成!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
かぶ 3個
えび 3尾
えのきの軸の部分 1cm長

【A】
だし汁 2カップ
薄口しょうゆ 小さじ2
みりん 大さじ1

【B】
水 1カップ
白だし 大さじ2
酒 大さじ1

水溶き片栗粉 適量

◆作り方

【1】かぶは葉を切り落とし、皮をむいて食べやすい大きさに切る。葉の一部は塩(分量外)を加えた湯で1分ほどゆでて刻む。
【2】鍋に【A】とかぶを入れて、やわらかくなるまで煮る。
【3】別の鍋に【B】を入れて煮立たせ、小さく刻んだえび、手でほぐしたえのきの軸を加える。アクが出たら除き、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
【4】器に【2】を盛り、【3】のあんをかけ、かぶの葉を添える。

◆ポイント

粗くほぐしたほうが小柱っぽい食感に。うまみに使ったえびは、かにかまでも代用できます。

教えてくれたのは


マイティさん

節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。「レシピブログ」でも連載中。

『ベビーブック』2012年12月号

【2】白菜と豚肉のお花畑鍋

子どもも好きな豚肉と白菜の定番鍋を、マーガレットとバラに見立てて。年末年始の集まりなどにも、いいですね!

◆材料

(大人3〜4人分)
白菜 1/4個
豚バラ肉 400〜500g
にんじん 縦1/2本
大根 20cm
ウインナー 5〜6本
パスタ 適量
ルッコラ 適量

【A】
白だし 120ml※
水 5カップ
※白だしの塩分によって変わるので味をみて調節する。

◆作り方

【1】 白菜の葉に豚肉を適量挟み、7〜8cm幅に切る。鍋の側面からきっちり詰めていき、中央をあける。
【2】 にんじんと大根はピーラーで薄切りにし、1枚ずつ重ね、その上に残りの豚肉をのせて巻き、パスタで留める。ウインナーはマーガレットの飾り切りにして、パスタで留める。
【3】 【1】の中央に巻いた豚肉を詰め、【A】を注ぎ、蓋をして煮る。くたっとしたらウインナーをのせ、蓋をして火を通し、最後にルッコラを葉のように散らす。

◆ポイント

子どもは「スープ春雨」で。

お玉に春雨を入れて鍋端でゆでて器に盛り、具を取り分ける。

■マーガレットの飾り切り

.

【1】ウインナーを縦2 等分し、切り込みを入れる。別のウインナーを1cm幅に切り、切り込みを入れる。
【2】 1cm幅のウインナーのまわりに縦切りにしたウインナーを巻き、パスタで留める。加熱すると花のように開く。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

だし汁レシピ19選|和風の味付けに♪だし汁を使った主食やスープ、昆布だしを使った鍋メニューなどのレシピ集
昆布・かつお節といった素材や、市販の顆粒だしで手軽に作れるだし汁。鍋やスープなどだし汁を使った人気レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』...

だしが決め手の粉もの|だしを使ったレシピ

【1】春キャベツともやしのふんわりお好み焼き

山いも入りでふんわり関西風。柔らか春キャベツもたっぷり!

◆材料

(2枚分)
豚バラ薄切り肉 100g
塩 少々
【生地】
小麦粉 100g
だし汁 150ml
塩、しょうゆ 各小さじ1/2
山いものすりおろし 100g

キャベツの粗いみじん切り 100g
もやし 50g
天かす、桜えび 各大さじ2
卵 2個
サラダ油 大さじ1+適量
お好み焼きソース、かつお節、青のり、マヨネーズ 各適量

◆作り方

【1】豚肉は塩をふる。
【2】生地を作る。ボウルに小麦粉を入れ、だし汁で少しずつ溶き、しっかり混ぜる。塩、しょうゆ、山いもを入れてスプーンでふんわりと泡立てる。
【3】【2】を2つに分けてそれぞれ小さめのボウルに入れ、キャベツ、もやし、桜えび、天かすの半量ずつ、卵を1個ずつ入れてスプーンで混ぜる。
【4】フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、【3】の1枚分を流し入れ、表面の豚肉を半量にして並べる。縁がこんがりとしてきたら裏返し、フタをして弱火で7~8分蒸し焼きにする。フタを取って裏返し、サラダ油を周囲に回しかけてこんがりと焼く。表面にソースを塗ってマヨネーズをかけ、かつお節と青のりをちらす。もう1枚も同様に。

◆ポイント

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2019年3月号

【2】たこ焼き

だしベースのシンプルな生地にいろんな具材をくるくる丸め込んで!

◆材料

(作りやすい分量:約40個分)
【生地】
小麦粉 200グラム
卵 1個
マヨネーズ 大さじ1
だし汁 700㏄
※水に和風顆粒だし大さじ1を溶いたものでも可

【基本の具材】
天かす、細ねぎ(小口切り) 各適量

【お好みの具材】
食べやすく切ったチーズ、ゆでたうずら卵、コーン、ソーセージ(小口切り)、ゆでだこ(粗みじん切り)、たらこなど…各適量

【トッピング】
青のり、かつお節、中濃ソース…各適量

◆作り方

【1】ボウルに卵を割り入れ、マヨネーズを加えて溶く。だし汁を入れて溶きのばし、小麦粉を加え混ぜる。
【2】たこ焼き機に【1】を流し入れ、基本の具材を入れてから、中心にお好みの具材を入れる。
【3】固まってきたら竹串などで返しながら、丸くなるように焼く。器に盛りソースをかけて青のり、かつお節を振る。

教えてくれたのは


みないきぬこさんさん

料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみ氏のアシスタントを経て独立。味、見た目、栄養バランス抜群のオリジナルメニューに定評があり、雑誌やテレビ、広告などで活躍中。一男一女の母でもある。

だしが決め手のおでん・鍋|だしを使ったレシピ

【1】くるくる豚入り和風カレー鍋

だしを利かせたカレー味は、子どもにも大人にも大好評♪鉄板のおいしさ!

◆材料

(2~3人分)
豚バラ薄切り(長いもの) 約250g
れんこん 80g
大根 10cm分
にんじん 1/2本
里いも 3個
だし 800ml
カレールウ(市販) 3かけ(約60g)

◆作り方

【1】れんこんは7~8mm厚さの半月切り(大きいれんこんはいちょう切り)にし、酢少々(分量外)を加えた水にい2~3分さらす。大根とにんじんはピーラーで薄切りにする。里いもは皮をむいて横に3等分し、塩少々(分量外)でもんで2回水洗いする。
【2】パックから出した豚肉をまな板に広げ、手前からくるくる、しっかりと巻いていく。1.5~2cm幅に切ったら、手でぎゅっと握って丸くする(ここでしっかり握らないと、煮ているときにほぐれてくる)。
【3】鍋にだしを入れ、【1】と【2】を加えて中火3~4分煮たら、カレールウを入れてさらに煮る。

◆ポイント

豚肉をそのままパックから出してまな板に広げ、くるくる!

食べやすい大きさにカットした豚肉を手でギュッと固める。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が作りやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2019年2月号

【2】鮭のちゃんちゃん焼き風煮込み鍋

北海道の名物づくしで栄養満点、体もぽかぽか!

◆材料

(2~3人分)
生鮭 2~3切れ(各3つに切る)
じゃがいも 2個(各1cm幅に切る)
もやし 1袋(あればひげ根を取る)
コーン 50g(冷凍や缶詰でも可)
バター 大さじ1
だし 500ml
【A】
みそ、酒 各大さじ3
みりん 大さじ2・1/2
砂糖 大さじ1

◆作り方

【1】【A】を混ぜ合わせておく。
【2】鍋にだしを入れ、鮭、じゃがいも、もやしを交互に入れていき、フタをして弱めの中火で5~6分煮る。コーン、【1】を加えて少し似て、最後にバターを入れて溶けたら混ぜる。

◆ポイント

合わせ調味料を作っておけば、鍋の味が一発で決まる

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が作りやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2019年2月号

【3】デコおでん鍋

寒くなってきたら食べたくなるおでん!でも、おでんの具は子供にはなかなか食べれない場合も。そこで子供がだいすきなものばかりを集めたデコおでん鍋!ウインナーやジャガイモにアスパラガスを入れて、デコ鍋会をしましょう!

◆材料

(大人3〜4人分)

【A】
白だし 1/2カップ
水 5カップ
薄口しょうゆ 大さじ1〜2
※白だしの塩分によって変わるので味をみて調整する。

じゃがいも 3個
ちくわ 4本
ウインナー 8本
アスパラガス 4〜5本
はんぺん 1枚
黒ごま 適量
焼きのり 適量
うずらの卵の水煮 6〜8個

◆作り方

【1】 鍋に【A】と、皮をむいて一口大に切ったじゃがいもを入れて煮る。
【2】ちくわは長さを半分に切り、穴にウインナーを詰める。はんぺんは三角に切り、のりを巻き、目の位置に楊枝で穴をあけ、黒ごまを入れる。
【3】じゃがいもに8割がた火が通ったら、【2】と、ハカマを除いて食べやすく切ったアスパラガスを入れて煮る。
【4】うずらの卵に横に切り込みを入れ、その下の白身をV字にカットし、黒ごまを目の位置に刺して鍋に入れる。

◆ポイント

子どもは「チーズ焼きおにぎり」で。

ご飯を小さいおにぎりにし、ピザ用チーズをのせてトースターで焼いておく。器に入れて、おでんの汁をかける。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

【4】にんじん・小松菜入りつくね鍋

体を温める鍋料理で肉や野菜をたっぷりと。つくねにも野菜が入っているので栄養満点です!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)

【A】
鶏ひき肉(胸・もも半量ずつ) 200g
片栗粉 大さじ1/2
溶き卵 1/3個分
しょうゆ 小さじ2/3
酒 小さじ2/3
しょうがのすりおろし 小さじ1/2

長ねぎ 5cm
にんじん 1/4本
小松菜 1株
塩 少々

【B】
昆布だし汁 3カップ
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/3

【C】
白菜・もやし・小松菜・にんじん 各適量

◆作り方

【1】長ねぎはみじん切りに、にんじんはせん切りにし、塩でもんでよく絞る。小松菜はサッとゆでて絞って刻む。
【2】【A】と【1】を混ぜ合わせてよく練り、一口サイズの団子状に丸める。
【3】【C】の白菜と小松菜はざく切りにし、にんじんはピーラーで薄く切る。
【4】鍋に【B】を熱し、【2】を加えて火を通し、【3】ともやしを加えて煮る。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。

『ベビーブック』2013年11月号

【5】寄せ鍋

ウィンナーやチーズ入りはんぺんなど子供の好きな具をたくさん入れたら、この一品で心もお腹も満たされます!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
たら(または鮭) 2切れ
ウィンナー 3本
チーズ入りはんぺん 3〜4個
白菜 1/4個
水菜 1/2袋
にんじん 1/2本

【A】
昆布だし 3〜4カップ
みりん 小さじ2

ゆでうどん 3玉

◆作り方

【1】白菜はざく切りにし、水菜は5cm長さに切る。にんじんは5mmの輪切りにする(一部を型で抜いても)。鶏肉とたらは食べやすい大きさに切り、ウィンナーは半分に切る。
【2】鍋に【A】を煮立て、白菜とにんじんを入れて煮、しんなりしたら、鶏肉、たら、ウィンナー、はんぺんを入れて煮、最後に水菜を入れる。
【3】大人はポン酢やごまだれなどをつけて食べ、最後にうどんを入れて煮る。

◆ポイント

■シチュー味

子ども茶碗に汁をお玉1〜1と1/2杯取り、シチュールウ1/2かけを混ぜる(溶けにくい場合は、軽く電子レンジで温める)。具やうどんをのせる。

■みそバター味

子ども茶碗に汁をお玉1〜1と1/2杯取り、みそ小さじ1/2とバター1gを溶き、具やうどんをのせる。

 

『ベビーブック』2014年12月号

【6】鶏ひき団子の豆乳鍋

ごま+ みそ+ 豆乳でしっかりコクのある味つけに。鶏ひき肉は癖がなくスープのうま味をたっぷり吸って煮込むほどおいしくなります。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 200g
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/3
パン粉 1/4カップ
塩 小さじ1/4強

白菜 1/4個
小松菜 2株
大根 1/4本
にんじん 1/3本
油揚げ 1枚
コーン(缶詰) 1/2カップ
マロニー 50g
豆乳 1カップ

【B】
みそ 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
練りごま 大さじ1
砂糖 大さじ1
だし汁(昆布+かつお) 2カップ

◆作り方

【1】【A】はよく混ぜ合わせてこね、10等分にして一口大に丸める。
【2】白菜は4cm幅のざく切りに、小松菜は5cm長さに切る。大根、にんじんはピーラーを使って縦に薄切りにする。油揚げはサッと湯通しして、1cm幅に切る。
【3】【B】に少しずつ豆乳を加えてのばし、だし汁と一緒に鍋に入れて火にかける。沸騰したら、【2】、【1】、コーン、マロニーを入れて煮る。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

【7】豆腐つくねの豆乳鍋

豆腐とひき肉を合わせたつくねは、加熱してもふんわり柔らかい。しょうがやねぎなどの薬味が風味よく食欲をそそります。

◆材料

(大人2〜3人分)
木綿豆腐 1丁
鶏ひき肉 150g

【A】
しょうがのすりおろし 1/2かけ
長ねぎのみじん切り 10cm分
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ2

【B】
だし汁 2カップ
豆乳 2カップ
塩 小さじ1
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ1

えのきだけ 1袋
水菜 150g
冷凍うどん 2玉

◆作り方

【1】豆腐はふきんに包んで重石をしっかりし、20分おいて水けをきる。ひき肉と合わせてよく混ぜ、【A】を加えてさらに練り混ぜる。
【2】えのきだけはほぐして半分に切り、 水菜は5〜6cm長さに切る。
【3】鍋に【B】を入れて煮立て、【1】を一口大に丸めて入れ、3〜4分たって煮えてきたら、【2】を入れる。

*大方食べ終わったら、大人用の締め にうどんを加える。

◆ポイント

子ども用には、煮立ったら、鍋の端にうど んを加えて柔らかめに煮て、取り分けるのがおすすめ。う どんは短く切っても。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

【8】ごまみそもやし鍋

シンプル具材でパパッと作れる超お手軽鍋。子供用には鍋端に麺を入れれば、簡単みそラーメンの完成! もちろん、大人も締めまで存分に楽しめる鍋料理です。

◆材料

(大人2〜3人分)
豚肩ロース薄切り肉 200g
もやし 2袋

【A】
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
にんにくのすりおろし 少々
すり白ごま 大さじ4
酢 小さじ1

ラーメン 2玉
コーン 1/2カップ
バター 10g

◆作り方

【1】鍋に【A】を入れて混ぜ、煮立ったら豚 肉ともやしを加えて煮る。

*大方食べ終わったら、大人用の締めに、ラーメンを加えて煮、コーンとバターを加える(つゆが煮詰まって濃いときは水を適宜加える)

◆ポイント

子供用には、煮立ったら、鍋の端にラー メンを加えて煮、細かく切 った具や汁とともに取り分 け、バターとコーンをのせるのがおすすめ。

教えてくれたのは


藤井恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2016年12月号

うどんなど麺のレシピ|だしを使ったレシピ

【1】冷汁風うどん

みそとごまの香ばしいだしを好きなだけかけて!

◆材料

(3~4人分)
稲庭うどん 300~400g

【A】
ツナ缶(オイル漬け) 小2缶
みそ、白すりごま 各大さじ4
だし汁 2~2・1/2カップ

【トッピング】
きゅうり(小口切り) 1本分
トマト(乱切り) 1個分
木綿豆腐(ひと口大にちぎる) 1丁(300g)
赤・黄パプリカ(型抜き) 各適量

◆作り方

【1】ボウルにツナ、みそ、ごまを合わせて混ぜ、クッキングシートに薄くのばし、トースターの天板にのせて15分ほど焼く。途中こげそうならホイルをかぶせる。
【2】粗熱が取れたらボウルに入れ、だし汁を少しずつ加えて溶きのばす。冷蔵庫で30分ほど冷やす。
【3】うどんは表示に従ってゆで、冷水でしめて器に盛る。トッピング分をのせて、【2】を回しかける。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみ氏のアシスタントを経て独立。雑誌やテレビ、広告などで活動中。一男一女の母でもある。

『めばえ』2019年8月号

【2】具だくさんうどん

具だくさんの栄養満点うどんも、いつもの見慣れたものでなくじゃなく、小さな目玉焼きを上にあしらうだけでこんなにかわいい一品に。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
うどん 3玉
豚薄切り肉 100g
にんじん 1/4本
長ねぎ 1/4本
キャベツ 1枚
なると 1/4本

【A】
だし汁 5と1/2カップ
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1

うずらの卵 4個
サラダ油 少々

◆作り方

【1】にんじんはいちょう切りに、長ねぎは小口切りに、キャベツと豚肉は1cm幅に切る。
【2】フライパンにサラダ油を熱して、うずらの卵の目玉焼きを作る。
【3】鍋に【A】を沸騰させ、【1】を入れて野菜がやわらかくなるまで煮、半分に切ったうどん、5mm幅に切ったなるとを加えて煮る。
【4】器に盛って、【2】をのせる。

教えてくれたのは


阪下 千恵さん

料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年4月号

【3】とろとろ卵あんかけうどん

とろとろとネバネバが癖になる!卵のあんをたくさん絡めていただきましょう!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
鶏ひき肉 150g
オクラ 6本
卵 3個
ゆでうどん 3玉

【A】
だし汁 500cc
塩 小さじ1と1/2
しょうゆ 大さじ1

【B】
片栗粉 大さじ2
水 大さじ4

◆作り方

【1】オクラは薄い小口切りにする。鶏ひき肉は直径1cmに丸める。卵は溶く。
【2】鍋に【A】を入れて中火で煮立たせ、鶏ひき肉を加えて火が通ったら、混ぜ合わせた【B】を加えて混ぜ、とろみをつける。卵を少しずつ加えて混ぜ、オクラを加えてサッと火を通す。
【3】うどんは半分の長さに切ってサッとゆで、流水で洗って、水けをきる。器に盛って、【2】をかける。

教えてくれたのは


鈴木 薫さん

シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『ベビーブック』2013年7月号

【4】みそしょうゆ味の煮込みうどん

しょうゆだけでなく味噌のコクもプラス。ことこと煮込んだやわらかい具がたっぷりの主食は風邪の回復期にも◎です!

◆材料

(子ども2人分)
ゆでうどん 1パック(約180g)
豚バラ肉 40g
さつまいも 小1/5本(40g)
長ねぎ 3cm
にんじん 2cm
ほうれん草 1株
だし汁 2カップ弱

【A】
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
みそ 大さじ1/2

◆作り方

【1】豚肉は3cm長さに切る。さつまいもは1cm厚さのいちょう切りにして水にさらす。にんじんは薄い半月切り、長ねぎは薄い小口切りにする。
【2】ほうれん草はサッとゆでて水にさらし、2cm長さに切る。
【3】鍋にだし汁と【1】を入れて、野菜がやわらかくなるまで煮、うどんと【A】を加え、弱火で3分ほど煮る。うどんがやわらかくなったら【2】を加える。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。

『ベビーブック』2013年11月号

【5】ケチャップ焼きうどん

とろみのついたケチャップ+出汁で味付けを。野菜、うどんに絡んでしっかりした味わいに。

◆材料

(大人2人分+子ども1人分)
ツナ(缶詰) 小1缶(80g)
ピーマン 2個(60g)
にんじん 1/5本(40g)
キャベツ 1枚(80g)
ミニトマト 3個
ゆでうどん 2玉(400g)
水 大さじ2
サラダ油 小さじ2
塩 小さじ1/4
こしょう 少々

【A】
だし汁(または水) 1/3カップ
トマトケチャップ 大さじ4
しょうゆ 大さじ1
片栗粉 小さじ1

◆作り方

【1】ピーマンは縦半分に切り、繊維を絶つように横に細切りにする。にんじんは同じ長さの細切りにする。キャベツは4〜5cm長さに切ってから1cm幅の細切りにする。
【2】ミニトマトは輪切りにする。ツナは缶汁をきって粗くほぐす。ゆでうどんは水をふりかけ、手で軽くほぐす。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱して、【1】を3分炒め、【2】を加えてほぐすように3分炒め、塩、こしょうをふる。【A】をよく混ぜながら回し入れ、とろみがついたら火を止める。

教えてくれたのは


青木恭子さん

小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食〜5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。

『ベビーブック』2014年7月号

【6】モロヘイヤと鮭フレークのうどん

だし汁とモロヘイヤのシンプルなつゆが美味。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
モロヘイヤ 1袋
鮭フレーク 大さじ4(50g)
だし汁 1と1/2カップ

【A】
しょうゆ 小さじ1
塩 小さじ1/2

炒り白ごま 少々
ゆでうどん 3玉

◆作り方

【1】モロヘイヤは葉を摘み、ゆでてざるにとり、粗熱がとれたら水けを絞り、細かく叩く。
【2】だし汁に【A】、【1】、鮭フレークを混ぜる。
【3】うどんをサッとゆでて(温でも冷でもOK)、器に盛り、【2】をかけ、ごまをふる。
*モロヘイヤはオクラ10本に替えても。同様にゆでて細かく叩く。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2014年9月号

【7】野菜たっぷりうどん

簡単にとれるだしを使って作ったおつゆは少しの味付けでもしっかりとした味わいに。野菜をたっぷり入れて、栄養たっぷりのうどんを召し上がれ。

◆材料

(大人2人分+子ども1人分)
【1】にんじん1/4本、大根5cm、小松菜1/3把、長ねぎ1/3本は食べやすく切り、和風だし3カップ、薄口しょうゆ大さじ2、みりん大さじ 1、塩 少々で煮る。ゆでうどん2玉を加 えて1?2分煮、かまぼこの薄切り5枚を加えてひと煮する。

◆ポイント

水に浸けておくだけで みそ汁にも何にでも!「和風万能だし」の作り方。

■材料(1リットル分)
昆布 3cm角×2枚(約5g)
煮干し 5?6尾(正味約5g)
かつお節 5g

【1】煮干しは頭と内臓を取り除く。 かつお節は市販のだしパック に入れる。

【2】【1】と昆布を容器に入れ、水1リットルを注ぐ。

※ だしをとった後の出し殻は、水3カップとともに鍋に入れて火にかけ、煮立ってから3分ほど煮出すと二番だしが取れます。

教えてくれたのは


石澤清美さん

料理研究家。国際中医師・国際中医薬 膳師。食養生やハーブなどの専門家でもあり、体にいいものを簡単においしく作れるレシピが人気。

『ベビーブック』2017年6月号

【8】なすみその豚しゃぶそうめん

見た目がシンプルなそうめんは、彩のいい野菜の型抜きを飾ると見た目がぐんとアップします。焼いて皮をむき、出汁をたっぷり吸ったなすは子供もおいしく食べられます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
そうめん(乾) 250g
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
にんじん 1本
赤・黄パプリカ 各1個
三つ葉 1束
なす 3本

【A】
みそ 大さじ3
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
だし汁 1/2カップ

◆作り方

【1】なすは魚焼きグリルで両面を7分ほど中火で焼く。粗熱がとれたら皮をむき、包丁で細かく刻み、【A】と合わせてよく混ぜる。
【2】にんじんとパプリカは好みの型で抜いて、ゆでる。三つ葉もサッとゆでて水にとり、3cm幅に切る。
【3】そうめんは半分に折って表示に従ってゆでる。同じ湯で豚肉もゆで、小さく切る。
【4】器に【3】を盛って【1】をかけ、【2】の野菜を散らし、三つ葉をあしらう。

 

『めばえ』2014年8月号

【9】ふわ玉あんかけ冷やし麺

豆腐と卵のあんは電子レンジで簡単&時短に!あとは麺をゆでるだけの、ママにうれしいラクチンメニューです。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
中華麺 3玉(300g)
木綿豆腐 150g
玉ねぎ 1/2個
枝豆(ゆで) 正味50g
コーン(缶詰) 50g
卵 2個
だし汁 2カップ
片栗粉 小さじ2
塩 小さじ1

◆作り方

【1】豆腐と玉ねぎは1cm角に切る。
【2】ボウルに片栗粉を入れ、だし汁で溶きのばし、卵と塩を加えてよく混ぜる。さらに【1】を加えて混ぜ、ラップをかけて電子レンジで5分加熱する。取り出して全体を混ぜ、さらに2分30秒加熱する。粗熱がとれたら枝豆とコーンを加えて冷蔵庫で30分ほど冷やす。
【3】麺は表示時間どおりにゆでて、冷水にとり、水けをきる。器に盛って【2】をかける。
*お好みで、サニーレタスやトマトを添えても。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2014年8月号

【10】わかめにゅうめん

たっぷりトッピングしたわかめもネギも、めんと一緒ならスルスル食べやすい。

◆材料

(2人分)
乾燥わかめ 5g
そうめん 2束
にんにく 1/2かけ
小ネギの小口切り 適宜
ごま油、酒 各大さじ1
煮干だし 500ml
しょうゆ 小さじ2
塩 少々

◆作り方

【1】わかめは水(分量外)につけて戻す。
【2】鍋にごま油を熱し、すりおろしたにんにく、水を切った【1】を中火で炒める。香りが立ったら酒、煮干だしを加え、煮立ったら弱めの中火で3〜4分煮る。しょうゆを加えて塩で味を調える。
【3】そうめんは袋の表示通りにゆでて流水で洗って水気を切る。器に盛り、【2】をかけてネギをのせる。

教えてくれたのは


コウ ケンテツさん

料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2018年3月号

【11】豆乳そうめん

枝豆やアスパラをのせ冷たい豆乳スープでいただきます。麺つゆと豆乳のやさしくてコクのあるスープが後惹くおいしさ。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
そうめん 6束
ツナ(缶詰) 大さじ6(100g)
アスパラガス 4本
枝豆(皮つき) 100g(35さや)
卵 2個

【A】
煮干しだし 1カップ
豆乳 1カップ
めんつゆ 1/2カップ

◆作り方

【1】ツナは缶汁をきる。アスパラガスはゆでて食べやすく切り、枝豆はゆでてさやから出す。卵はゆでて殻をむき、輪切りにする。
【2】そうめんをゆでて、水で洗い、器に盛る。【1】をのせて、混ぜ合わせた【A】をかける。
*煮干しだしは好みの和風だしでもOK。

教えてくれたのは


祐成二葉さん

祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。

『ベビーブック』2011年8月号

 

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