山下智久演じる永瀬もタジタジ、恋の急発進&急ブレーキに反響!「男を見る目」とは?【正直不動産2連載第7回】

山下智久主演のNHKドラマ「正直不動産2」第7話では、永瀬(山下智久)に美波(泉里香)がいきなり猛アプローチかと思いきや意外な展開に。第8話では、営業成績ナンバーワンが取れずに焦る黒須(松田悟志)が神木(ディーン・フジオカ)の罠にハメられそう!?

一筋縄ではいかない永瀬と美波の不器用すぎる恋

©NHK

山下智久が絶対に嘘のつけない正直過ぎる不動産営業マン・永瀬財地役を演じるお仕事コメディのシーズン2「正直不動産2」(総合毎週火曜22時~)。永瀬と榎本美波(泉里香)は、お互いにまんざらでもないはずなのに、まったく恋に発展せず、ずっと本筋の“箸休め”的な掛け合いが続いていました。「正直不動産」ファンにとっては、そのじれったさも楽しみの1つでしたが、ここへ来て急展開に!?

とはいえ、むやみにくっつくという安っぽい展開にならないところがいいんです。恋愛において 「押してダメなら引いてみろ」という言葉がありますが、以前の“ライアー永瀬”時代ならともかく、“正直不動産”の看板を掲げてからの永瀬と、意外に真面目な美波に、そんな器用な芸当ができるわけがなく、2人とも恋の急発進&急ブレーキを繰り返してきた感じです。

実は、お互いに恋愛に不器用な似た者同士。だからこそ視聴者は2人の恋に旗振りをしたくなるのではないかと。今回は、恋愛エピソードが本筋の物語に絡んできてそこの見応えがありましたし、ミネルヴァ不動産の花澤涼子(倉科カナ)と神木涼真(ディーン・フジオカ)の“仁義なき戦い”も繰り広げられました。ということで前回を振り返っていきましょう。

「胸を張って仕事をすること」と「男を見る目」の大切さ

(以下、前回のネタバレを含みます)

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第7話で描かれたのは、不動産屋が契約を早急に決めさせようと不正を働く「契約の誘引」についてのエピソードです。永瀬と月下咲良(福原遥)、十影健人(板垣瑞生)は、孫娘のためにタワマンを購入したいという高齢女性の接客をしますが、予算的にタワマンは難しいことを伝えます。

同じ頃、ミネルヴァ不動産では、花澤が婚活アプリを利用し、「ようこ」という偽名を使って、あるシステムエンジニア(前野朋哉)にアプローチ。かなり強引にマンションを売りつけようと動いていました。また、永瀬の宿敵・神木は、永瀬たちが関わった同じ高齢女性客に、欠陥のあるタワマンを売りつけようとします。

©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

「契約の誘引」でやらかしたのは、神木と花澤です。2人はミネルヴァ不動産立川店の店長の座を巡り、営業成績を競い合っていました。いつも神木の悪行を嫌っていた花澤ですが、どうしても彼に勝ちたいばかりに、今回やむを得ず違反行為に走ってしまったようです。でも、その後、神木の裏切りによって花澤が大ピンチに。相変わらず、神木は“ナンバー1”に固執し、同僚にもトラップを仕掛けるという徹底ぶりです。

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一方、今回も永瀬は真っ当な“正直不動産節”を炸裂。ある客から、マンション購入に際して手付金の貸し付けをお願いされるも、言語道断だとバッサリお断りした永瀬が「お客様の顔が福澤諭吉に見えることはしょっちゅうです」と本音を言いつつ、それでも「俺は胸を張って仕事をしたいんです」とキッパリ言い切りました。それでこそ、正直不動産です!

©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

 

©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

 

その後、永瀬や神木が接客した高齢女性が美波の祖母だったことが発覚。ここでは、花澤が神木の毒牙に気づいて永瀬たちに連絡したことで、事なきを得ました。

©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

意外にも今回、一番お株を上げたのは花澤だったかと。一時は不正行為に手を出しましたが、実は彼女にはみんなが働きやすい職場を作りたいという大義名分があったことが明かされたのです。花澤の「店長になれたら、職場に託児所を作るつもりです。キッズルームを設けて、男性のトイレにもオムツの交換台を設置したい。男女ともに育休が取れて、みんなが働きやすい職場に変えていきたいんです」という言葉には、月下たちも大いに賛同しました。

永瀬の言う「胸を張って仕事ができているかどうか」は、花澤への問いかけでもあったかと。いつも子どもの前では、立派な母親でいたいと思っている花澤。だからこそ、彼女が自分のした行為について自問自答する表情が印象的に差し込まれていました。

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同時に、まだ語られていないのが、神木が“ナンバー1”にこだわり続ける理由です。ここは毎回、悪魔のタップダンスとともに意味深映像がチラ出しされてきただけに、それがわかるXデーがいつになるのか、大いに気になります。

また、今回は「男を見る目」についてのプチエピソードも効果的に挿入されていました。美波が確信した神木、永瀬についての評価に加え、祖母が永瀬のコメントを受けて祖父について語った「肉じゃが」のろけトークにもにんまり。最後に、“押しかけ女房”化した美波に乞うご期待。

第8話では黒須が神木の標的になる!?

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第8話のタイトルは、悪い予感がぷんぷん漂う「無限ループ地獄」で、「1R(ワンルーム)マンション投資」と「契約解除」についてのエピソードとなります。なんと神木に紹介されたという客の篠崎(大鶴義丹)が永瀬のもとへやってきます。不動産投資に失敗した篠崎は、新たな投資を神木から勧められていると言うのですが、永瀬は神木の真意を測りかねます。

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永瀬は彼に投資を思いとどまるようにと助言をしますが、娘の進学費用の工面に困っている篠崎はなかなか決断できずにいました。そんな中、営業成績ナンバーワンが取れずに焦っている黒須(松田悟志)、ある客から成約を取りますが、実はそれが、神木の仕掛けた罠だったのです。

予告編では、黒須が階段を転がり落ちていくのを見て、月下が「黒須さん!」と悲痛に叫ぶ映像が!どうやら黒須の大ピンチ回となりそうです。次回8話もお見逃しなく!

文/山崎伸子

「正直不動産2」は毎週火曜日、夜10時からNHK総合にて放送

見逃し配信はNHKプラスで!(放送後、最新話が公開されます)

前回レビュー(第6回)はこちらから

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