お台場・フジテレビ本社屋で絶賛開催中! 見どころ満載の『オダイバ恐竜博覧会2024-福井から‶ヤツラ″が新幹線でやってくる!-』をリアルレポート!! 

去る3月20日(水)、東京・お台場にあるフジテレビ本社屋にて「オダイバ恐竜博覧会2024」がスタート! オープン初日は入場待ちの行列も出たという、大反響のこのイベントに『HugKum』読者モニターの、みーくん、あーちゃん親子、だいちくん親子とともに遊びに行ってきました!

  大迫力の恐竜たちがお台場・フジテレビを占拠! 最新の恐竜研究も学べる

『オダイバ恐竜博覧会2024』は、フジテレビ本社屋の観覧エリアを縦断する形で、会場を3つに分けて行われています。

会場内には「福井県立恐竜博物館」が全面協力のもと、大人気のトリケラトプスやアクロカントサウルスなど大迫力の全身骨格20体以上が登場。日本最多の恐竜化石発掘量を誇る‶恐竜王国ふくい〟で発掘された化石標本なども含めて70点以上が公開されています。

その上、さらに「福井県立恐竜博物館」の研究員らによる最新の研究成果も紹介されるほか、別途料金がかかりますが、本物の岩石を叩いて恐竜化石発掘体験ができるコーナーなども設置されています。

↑本物の恐竜化石を発掘できる⁈ 福井県立恐竜博物館でも人気のコンテンツを日時限定で体験。
↑プレートに埋められた本物の化石や鉱石を発掘するワークショップ「トレジャーハンター」。

大迫力の全身骨格展示と実物大のティラノサウルスロボットに大興奮! 恐竜とトカゲの違いがわかる!「第1会場 恐竜って何だ?」

取材に訪れたのは開幕から2日目の321日。開場したばかりの時間帯でしたが、すでに多くの観覧者が入場していました。「恐竜博覧会」の第1会場は、ゆりかもめ線の台場駅から徒歩2分。フジテレビ社屋の1階へと続く階段を下りてすぐの場所にあります。

第1会場では、恐竜に似た生物の展示とともに、角竜類のトリケラトプス、獣脚亜目のアクロカントサウルス、鳥脚亜目のチンタオサウルスなど10体以上の全身骨格が会場内にひしめくように展示されていました。

会場に一歩足を踏み入れると、まず目にしたのが翼竜と魚竜の展示でした。

上の写真は翼竜の骨格標本です。恐竜のように見えますが、実は恐竜の一種ではなく、別の種類に判別されているとのこと。

また、上の写真も然り。魚竜の骨格標本ですが、会場内の解説によれば、これも恐竜ではないと解説されていました。

と、言われても、翼竜も魚竜も恐竜にしか見えませんよね?!
では、恐竜とはいったい何なのか?!その答えは会場で確認してみてください。
回答のヒントは‶脚の胴体との付き方〟にあります。

豊かな表情に目が離せない! ティラノサウルスの生体復元ロボット

↑ティラノサウルスロボットに見とれる子どもたち(写真中央から左の3人)。

次の部屋には、迫力満点の恐竜の全身骨格標本がひしめくように展示されていました。その中で異彩を放っていたのは、ティラノサウルスの生体復元ロボットでした。

実物大の大きさで再現されているのですが、口を開けたときの迫力はもちろん、顔の表情や雄叫びは、獲物を得て満足した感じが見事に表されていて、まるで生きているかのよう。子どもたちもママも思わず見入っていました。

エスカレーターとエレベーターを使って第2、第3会場へ

フジテレビ社屋からの景色。絶景です

第2、第3会場へは、第1会場からいったん外へ出て、エスカレーターとエレベーターを使ってフジテレビ社屋の25階を目指すことになっていました。25階には球体展望室があるだけに、窓からの眺めは上の写真のように最高!レインボーブリッジをはじめ、高層ビルが立ち並ぶ大都会・東京の景色が一望できます。

また、会場へ行く途中には、316日に北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸したことを記念して展示されている「鉄道模型ジオラマ」や、「W7系ミニ新幹線かがやき」に乗れる(別途乗車券400円)コーナーが登場。また、動かして遊べる動物フィギュア「アニア」のオリジナルジオラマや、福井の魅力をバスに乗って仮想体験ができる「新感覚XRバス WOW RIDEいこっさ!福井号」の乗車疑似体験ができるコーナーも設置されていて、恐竜の展示以外にも子どもたちが楽しめるコーナーが多数ありました!

↑「W7系ミニ新幹線かがやき」乗車体験コーナー
↑「アニア」のオリジナルジオラマ・イメージ

興味津々! 第2会場では恐竜研究の最前線がわかる!

↑「第2会場 恐竜最前線!」の様子。

まずは第2会場へ入場。この会場では「福井県立恐竜博物館」の6人の研究員たちの解説により、恐竜研究の始まりから世界・日本の恐竜研究、さらには福井の恐竜研究の最前線が紹介されていました。展示物の見どころは、福井県勝山で発見された6種類の新種の恐竜のうち3種のフクイラプトル、フクイサウルス、フクイべナートルの全身骨格。

さらには、2023年9月に発表されて話題の福井県勝山で発掘されたティラノミムス・フクイエンシスの復元イメージの東京で初めての展示もされていました。

↑ティラノミムスの復元イメージ。模型制作:荒木一成 画像提供:福井県立恐竜博物館

この会場でも、子どもたちに人気だったのは恐竜ロボットでした。

フクイベナートルのロボットは、体は小さいながら声もしぐさも愛らしく、立ち止まる人が多数。

↑福井県勝山で発見された新種恐竜6種のうちのひとつフクイベナートルの生体復元ロボット。

マイアサウラロボットが卵から生まれたての赤ちゃんをやさしく見守る姿には、心が和みました。

↑マイアサウラの子育て風景。このほかマイアサウラが卵を産むシーンやマイアサウラの子どもが成長した姿も観覧できる。

「第3会場 王者の部屋」では、世界初公開のスピノサウルスロボットに大感動!

そして、最後は子どもたちが、この日もっとも楽しみにしていた第3会場へ。

球体展望室を舞台にしたこの会場のテーマは‶王者の部屋〟。場内中央にはこの博覧会のいちばんの目玉である実物大スピノサウルスの新作ロボットが配され、さらにその周りを囲むようにして‶王者〟の名にふさわしい恐竜たちが展示されていました。

みーくん、あーちゃん親子も、だいちくん親子も、場内に入るまで世界初公開となる新作のスピノサウルロボットの観覧をとても楽しみにしていましたが、実際に遭遇すると全長約15メートルという巨大さにビックリ。

迫力がすごい!横顔も勇ましい顔つきです。

その迫力に追い打ちをかけるように、野太い唸り声とともに頭部が上下左右に動きながら、口を開けたり締めたりするのを見て、子どもたちはママたちのカラダの影に隠れるように観ていました。

↑尻尾の下から眺めると、スピノサウルスロボットの大きさをより実感できます。

けれどもしばらくして慣れると、恐竜ロボットの周囲を何度もまわりながら、いろいろな角度から興味深く観察していました。

第三会場は本物の化石もいっぱい!

本物の化石も展示されていて、その大きさに子どもたちもびっくり!

子どもが大好きなスタンプラリーも!

会場には随所にスタンプラリースポットが!大切な記念になりますね。

興奮冷めやらないままに、お土産を購入して帰路へ

恐竜展示を観覧した後は、第1会場前に設けられたミュージアムショップへ。各人が思い思いのグッズを手にして大満足でした。

ミュージアムショップには、この博覧会のオリジナルグッズをはじめ、ガチャピンの進化をイメージした「創世記デザイン」の新商品や人気漫画『ギャルと恐竜』とのコラボ商品など、バラエティーに富んだ多くのアイテムが展示されています。

↑ティラノサウルス2wayリュック(レッド/イエロー)各4180円(税込)
↑ガチャピン創世記 ミニトート 2200円(税込)
↑『ギャルと恐竜』コラボ商品 イニシャルチャームキーホルダー(カプセルトイ) 全40種類 1回500円

ここで紹介したグッズはそのほんの一部です。ぜひ実際に会場に足を運んでお好みの商品を見つけてください。

取材当日は、お目にかかれませんでしたが、4月13日からは「ふかふかティラノ頭骨キャップ」の販売が数量限定で再販売されるそうです。これから博覧会へ行く人はご注目を!

↑ふかふかティラノ頭骨キャップ 4400円(税込)

「オダイバ恐竜博覧会」は5月6日(月休)までの開催!

より詳しい情報はHPでチェックしてくださいね。

オダイバ恐竜博覧会2024 <オフィシャルサイト> (odaiba-dino2024.jp)

取材・文/山津京子 撮影/五十嵐美弥

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