大人気YouTuber市岡元気先生のサイエンスライブで大盛り上がり! 科学が好きになるイベント「SusHi Tech Tokyo」会期終了迫る!

東京ベイエリアで開催中の「持続可能な新しい社会」を目指す最新テクノロジーが集合した「スシテック」(SusHi Tech Tokyo 2024)。
大人気の市川元気先生のサイエンスライブや味が変わる食器など自由研究のテーマ探しにピッタリなプログラムが満載です。しかも、入場料無料! ぜひ、家族で遊びにいってみて。

真夏日に雪!元気先生のサイエンス講座

「スシテック」では、なんと!  YouTubeで大人気の市岡元気先生の「エレキテック ~GENKI LABO サイエンスライブ~」が5月18と19日に「海の森エリア」で開催されました!

元気先生は、東京大学客員研究員兼サイエンスアーティスト。楽しい科学実験を通じて、テクノロジーやエネルギーの仕組みを学べるということで親子で楽しみにしていました。

二酸化炭素を使いドライアイスを雪のように降らせる演出で、観客をびっくりさせる元気先生。

オープニングからびっくり!  夏日に雪を降らせてくれました! ドライアイスを使った演出で、まるで雪のようにふんわり、ひんやり。でもすぐに溶けて消えてしまうので濡れることもありません。会場は晴天で暑かったので、子どもたちは大喜び、大人にも嬉しい演出でした。

持続可能なエネルギーについて学ぶ

水に電流を流し、水素と酸素に分ける様子をデモンストレーションする元気先生。

テーマは、持続可能なエネルギーについて。特に、再生可能なエネルギーの一つである水素に注目して、水素を使った様々な実験を見せてくれました。

「再生エネルギーには、どんなエネルギーがある?」などクイズ形式で、正解したお子さんにはプレゼントが当たるなど飽きさせない工夫も。

液体窒素にボールを入れたらどうなるかという実験中の元気先生。

また、液体窒素にボールや風船を入れたらどうなるかという実験では、凍ったボールを落とすと粉々に!

液体窒素入れてしぼんでしまった風船をもとに戻す元気先生。

「風船ではどうなる?」という実験では、ボールと同じように凍るのかと思ったらしぼんでしまいました。そして、液体窒素から出して、触ると元通りに。これには大人もびっくり!

巨大な雲が出現!

最後の「液体窒素にお湯を入れたらどうなる?」という実験で観客を驚かす元気先生。

最後は「液体窒素にお湯を入れたらどうなる?」という実験では巨大な雲が出現! ダイナミックな演出に会場は大盛り上がりで、最後の最後まで楽しめるサイエンスライブでした。

自由研究のヒントも盛りだくさん

元素記号の説明をする元気先生。会場ではすでに元素記号を覚えている小さなお子さんも多く、元気先生の影響力に驚きでした。

今回の「海の森」会場では、火器や大きな音の出る演出も可能で、室内ではできない大掛かりな実験が可能になったそうです。YouTubeやテレビでは不可能な迫力のあるショーを目の前で見ることができました。

夏休みの自由研究のヒントも盛りだくさん。知的好奇心を刺激する親子で大興奮な「エレキテック ~GENKI LABO サイエンスライブ~」でした。

未来の食を考えるワークショップも開催中

持続可能な食について学ぶ講座、オイシックスによる「こども発明教室〜しょく〜 フードロスのない世界を発明しよう!」。

「日本未来科学館」でも小中学生向けのワークショップや教育に関する講座が多数開催されています。1階の展示や体験で学び、7階で開催されるワークショップで講座や製作を通して、参加者が主体的に考え表現する機会を提供しています。

「フードロスのない世界」をみんなで考える

持続可能な食について学ぶ「フードロスのない世界を発明しよう!」に参加しました。

食のプロから、フードロスの問題や未活用だった食材を生まれ変わらせるアップサイクルを学び、フードロスをなくすルールを作ります。実際に、破棄されるワカメを観察したり、そのワカメからアップサイクルによって作られたスナックを試食します。

講座を担当するオイシックスの三輪千晴さん。捨てられる食材に価値を付け、新たな製品に生まれ変わらせるアップサイクルの推進活動をしています。

講座を担当するオイシックスの三輪千晴さんによると、過剰廃棄や直接廃棄、食べ残しなどから、日本では、総人口の1.2億人がお茶碗一杯分の食料を捨てているのだそうです。また、世界では食料の44億トンのうち三分の一に当たる13億トンが捨てられています。それにも関わらず、世界では7.3億人(9人に1人)が飢餓に苦しんでいます。

廃棄されるワカメを観察。廃棄の利用や再利用方法をを考えます。

「捨てられる食材についてどう思う?」という質問には、子ども達からは「生き物のことを考えていない」「食べられるのにもったいない」などの意見があがりました。身近な食材に触れながら学ぶことで、とても分かりやすく、親子でフードロスについて考える良いきっかけになる講座でした。

こちらの講座はは5/26まで開催。年齢制限なし(推奨は小学3・4年生)。参加費無料の上、プログラムの参加で東京臨海高速鉄道りんかい線、または東京臨海新交通ゆりかもめの小児1日乗車券も貰えます。

電気味覚で「味が変わるお皿」に衝撃!

減塩のお味噌汁の入った「エレキソルト」。電源を入れるとお椀の線が光ります。「海の森」エリアでは、微弱な電流を流すことで減塩フードも塩味が強く感じられる食器「エレキソルト」の実験機も体験しました。(18歳以上・体験は終了)。

明治大学とキリンが共同開発

「エレキソルト」は、明治大学の宮下芳明研究室とキリンの共同で開発した商品。研究では、「塩分のとり過ぎ」という社会課題の解決に向け、人体に影響しない、ごく微弱な電流を用いて疑似的に食品の味の感じ方を変化させる「電気味覚」の技術開発に取り組んでいます。

電流を流すことで減塩フードも塩味が強く感じられる食器「エレキソルト」のお椀とスプーン。お椀は裏の金属部分を接触することで電流が流れます。

今回の体験では、減塩のお味噌汁と無塩カレーを試食しました。

まずは、減塩のお味噌汁を電源を入れずに試食。その後、電源を入れて食べ比べます。もともと、子どもに合わせて薄味に慣れているので、減塩のお味噌汁もちょうど良いと感じました。一緒に試食した夫は薄味と感じたそうです。

そして、電源を入れて実食。なるほど!確かにシャープになる感じはします。が、私には劇的な変化は感じられませんでした。一方、夫は食べた瞬間に「おおっ!」とした顔をしたので、よりはっきり感じたようです。

スプーン型の「エレキソルト」を使って試食したカレー。

お味噌汁の次は、無塩カレーをスプーン型の「エレキソルト」で電流なしで試食。そして、もう一度、電流を流して食べてみます。イオンに反応するそうで、塩味だけではなく、旨味や酸味にも反応するのだとか。無塩なので、お味噌汁に比べて違いは分かりにくいのですが、よりコクが出るような感じはありました。

次は少しだけ塩を入れて、電流なしで食べ、その後、電流を入れて食べて比べます。こちらのほうがより味の変化を感じました。塩味が少しでもあるほうがより味の変化を感じることのできる興味深い試食体験でした。

いちばん難しいのは、個人差が出る点

「エレキソルト」の開発者キリンホールディングス・ヘルスサイエンス事業本部の佐藤愛さん。

開発者の佐藤さんによると、個人差が出るのが「エレキソルト」の難しい点だそうです。もともと薄味になれた人には、さらに薄味でないとその差が分かりにくいとのこと。そもそも薄味で十分な筆者には必要がないのかもしれませんが、濃い味を好む夫にははっきりと違いが分かったようなので、とても興味深かったです。

なんでもお醤油をかけて塩分を摂りすぎの夫に、私が「醤油かけ過ぎ!」とガミガミ言うこともなくなる日が来るかもと思うと商品化が楽しみです。

五感をフルに使って楽しめる「スシテック」

「有明アリーナ」の巨大ロボ「ARCHAX」に驚く「そらジロー」と気象予報士の木原さん。
プログラムは、4つの会場で、テック・モビリティ・フード・アクティビティの4つのジャンルで東京の未来を体験できます。今回ご紹介した講座やワークショップ以外にも、搭乗操作型ロボット・空飛ぶクルマ・持続可能な食・未来の教育に関する講座などなど、家族で楽しめる内容が盛りだくさんです。
日本科学未来館 4月27日(土)~5月26日(日)
シンボルプロムナード公園 5月12日(日)~5月26日(日)
海の森エリア 5月12日(日)~5月21日(火)
有明アリーナ 5月17日(金)~5月21日(火)

まだまだ、紹介しきれなかったプログラムがたくさんありますので、家族でぜひ遊びに来てくださいね!

Sustainable High City Tech Tokyo 2024

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文・取材/Rina Ota

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