乳幼児のうっかり日焼け、原因や対処法は?皮膚科医・友利先生に聞いた!

夏の外出でうっかり日焼けをしてしまったら?

海や山などのレジャー遊びが楽しい夏。紫外線対策をしたつもりでも、うっかり日焼けをすることがあります。特に乳幼児は紫外線の影響を受けやすく、肌が赤くなったり、体調を崩してしまったりすることも。うっかり日焼けをしてしまったときはどうしたらいいか、皮膚科医の友利 新先生に聞きました。

うっかり日焼けとは?

日焼けは火傷と同じで、皮膚に炎症が起きている状態のこと。火傷は、表皮や真皮など、皮膚のどのあたりまで炎症が起きているかによって、1~4度とレベルに分けられます。肌の奥まで炎症があるほどレベルが上がり、水膨れができたり、痛みや炎症が続いたりすると、薬による治療が必要に。過度な日焼けで水膨れができていたら、火傷レベル2程度まで進んでいる可能性が高いです。

うっかり日焼けの原因は?

うっかり日焼けの原因はいくつか考えられます。

原因1:紫外線対策の不足

うっかり日焼けしやすい部分はなんと言っても、肌が露出しているところ。汗や摩擦などで日焼け止めは落ちやすいので、こまめに塗り直すことが大事です。また、髪が短かったり結んでいたりすると、耳の後ろや首の後ろが焼けやすいので、後ろにもつばがある帽子をかぶるようにしましょう。

原因2:紫外線を浴びている時間が長い

紫外線を浴びてから肌に炎症が起こるまでの時間をテストするときの目安は20分。テストは日焼け止めを塗っていない状態でしますが、たとえ日焼け止めを塗っていたとしても長時間紫外線を浴びればリスクが高くなります。紫外線量が多い10~14時は外遊びを避けたり、日焼け止め+帽子+重ね着などで何重にも予防しましょう。

原因3:赤みが出ていないからと油断してしまう

大抵の人はうっかり日焼けをすると、肌が赤くなってヒリヒリとしますが、赤みが出るまでに時間がかかったり、赤みが出なかったりする人もいます。どのくらいの時間でダメージを受けるかは肌質によって違うので、紫外線に当たらないようにすることが大事です。

うっかり日焼けをしてしまったときの対処法は?

濡らしたタオルで冷やして、しっかりと保湿を!

軽い日焼け程度で水膨れができておらず、肌が火照っているくらいであれば、濡らしたタオルを当てて冷やしてから保湿ケアをすれば大丈夫です。肌が真っ赤になっていたり、ひりひりとしたり、痛みがあったり、水膨れができているなら必ず皮膚科へ。自己判断で薬を塗るとそれが返って炎症を起こしたり、保湿ケアでなんとかしようとするとそれが刺激になったりするので、自宅で応急処置をするのはやめましょう。手持ちでなんとかするのは危険です。夜間や休日などで病院やっていないときは、とにかく冷やすだけに。冷やす方法は、先にも書いた通り、濡らしたタオルを肌にのせるだけに留めて。氷で冷やすのも刺激になるのでNGです。

蒸らしたタオルでしっかり冷やして、保湿も忘れずに

うっかり日焼け後は、どのくらい肌を休ませるべき?

肌のヒリヒリ感が治まっていれば、日常生活は問題ありません。前日は肌が痛いと言っていても、翌朝になって水膨れになっていなければ大丈夫です。ただ、日焼けは肌を乾燥させてかゆみを引き起こしているので、肌をかいている場合は新たな炎症になってしまうので気をつけて。そうでなければ、いつもの保湿ケアに切り替えてOKです。

日焼けをすると免疫力が落ちるので注意!

紫外線は体をさびつかせるため、日焼けをすると免疫力が下がります。海やプールに行ったあとに子どもが熱を出したり、風邪をひきやすかったりするのは、疲れだけではなく、紫外線も原因なのです。過度な日焼けは、皮膚科的だけではなく、内科的にもおすすめしません。小学生くらいになって免疫がついてきたらいいですが、乳幼児は兄姉と同じように遊ばせないように気をつけてください。また、小学生でも、体調が優れないときは免疫が下がりやすいので、無理をさせないようにしましょう。

◆正しい紫外線対策については、こちらの記事でチェック!

赤ちゃん&乳幼児におすすめの日焼け止めと選び方|日焼けのリスクと正しい紫外線対策を皮膚科医・友利先生が解説!
日差しが強くなってくると気になるのが紫外線。子どもにも紫外線対策は必要と言われていますが、どのようにしたらいいのでしょうか。特に、肌...

うっかり日焼け後にマスト!乳幼児向け保湿ローション5選

うっかり日焼けをしてしまった子どもの肌。濡らしたタオルで冷やした後に、安心して使えるローションのおすすめを紹介します。のびの良いローションでしっかりと保湿をしてあげましょう。

メディスキン「キッズ ナチュラルミルクローション」

幼児・小児期の肌に最も大切な保湿成分の「セラミド」。メディスキンキッズは、セラミドの中でも保湿力が高く安心して使えるよう「天然成分由来のヒト型セラミド」を配合。常に乾燥と戦っている子供達の肌を、安心安全な原料で内側から守ってくれます。メディスキン キッズ ナチュラルミルクローション 300ml ¥3,500

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ナチュラルサイエンス「ママ&キッズ ベビーミルキーローション」

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キュレル 「ジェルローション」

赤ちゃんにも使えるキュレルのローションのジェルタイプ。乾燥を防ぐセラミド機能成分を配合、肌荒れ、あせもを防ぐ消炎剤配合。みずみずしくのびがよいので、日焼け後の顔や体のケアにおすすめです。キュレル ジェルローション 220ml ¥1,404

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花王「メリーズ ベビーローション」

配合のセラミドには、肌の内側で潤いを保って、外側からの刺激から肌を守るバリア機能を助ける働きが。赤ちゃんにとくにおすすめです。花王 メリーズ ベビーローション 300ml ¥1,164(編集部調べ)

ビーバイ・イー「ママバター ベビーローション」

天然由来の保湿成分であるシアバターを5%配合し、みずみずしい潤いをキープ。ビーバイ・イー ママバター ベビーローション 180ml ¥1,800

 

◆教えてくれたのは…

 

友利 新(ともり あらた)先生
医師(内科・皮膚科)
日本内科学会会員
日本糖尿病学会会員
日本皮膚科学会会員

琉球大学医学部 非常勤講師

沖縄県宮古島出身。 東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内のクリニックに勤務の傍ら医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きる為の啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。豊富な知識と分かりやすい解説で、メディアでも大活躍。プライベートでは、女の子と男の子のママで、今夏、第三子を出産予定。医師そして母として、子どもに安心して使えるコスメ「メディスキンベビー」を開発。

 

取材・文/越後有希子

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