自分たちでつくる「たまり場」
千葉県佐倉市は、田園風景が広がる豊かな自然環境と、江戸時代に発展してきた城下町の風景が色濃く残るのが魅力。
その佐倉市で活躍するキーパーソンたちが、それぞれに理想とする「たまり場」を表現。“老いも若きも女も男も。人生には「たまり場」が必要だ”をコンセプトに、まちを回遊しながら楽しむイベントとして企画されたのが「タマルバ」です。
2日間で延べ120組以上が登場!
中心市街地の城下町エリアに9つのイベントが設けられ、2日間で集まる出展者や出演者の数は、驚きの120組以上‼
各ブースには異なるコンセプトがあり、これだけの出店者数をたった2日間で動員できるイベントは、かなり見モノ。子育て世代に向けたワークショップなども多く、HugKum読者のパパ・ママは要チェックです!
食べて・遊んで・ショッピングも
9つのエリア内では、食のイベントが充実しているのも注目ポイントです。各エリアを紹介します。
エリア1:音楽と食を味わう
エリア1では「躍動!体操と音楽のグルメワールド@佐倉城址公園」と題し、音楽に合わせて体操したり、生バンドを聴きながら千葉県産のフードを存分に味わうことができるスポットが登場。
個性的なキッチンカーが大集結します。
エリア2:世界の食と遊びを体験
エリア2では、「佐倉こそだちフェス@大手門跡広場(17日のみ)」を開催しています。11月のインターナショナル・デーにちなんで、世界中の食や遊びが企画されています。
思い切り遊んで腹ペコになったら、ワールドワイドな食体験をしてみましょう。
民族衣装を着て行くと特典があるそうですよ!
エリア3:イベントやワークショップも開催
エリア3の「子ども食堂が奏でるあそびのひろば@宮小路倉庫(16日のみ)」では、子どもたちが安心して食べられるこだわりフードはもちろん、五感をフル活動して親子で楽しめるワークショップも開催します。
同エリアでは、「Sakura城下町ブックマルシェ(17日)」にあんな本こんな本と出会えるブックマルシェも。本のイベントも開催(主催/サクラdeブックス)。※小雨中止(または規模縮小)
エリア4:本格的な記念撮影も
また、一生モノの思い出として家族写真をお土産にしてみるのはいかがでしょうか。
エリア4の「HERE WE GO!@市立美術館裏庭」で16日限定で出店する写真館は、湿板写真による記念写真を撮影してくれるとか。170年前の古典技法でガラスに写真を撮影するレトロな味わいは宝物になること間違いナシです♪
同エリアの17日イベントは、「再saisay生」妄想商店街 HERE WE GO主催のガレージセールもオープンします。
エリア5:地産地消にこだわった農産物がずらり
佐倉市は、2022年から「オーガニックビレッジ宣言」をし、有機農業が盛ん。その背景から、エリア5では「オーガニック・ビレッジ・マーケット@裏新町倉庫」を開催しています。
佐倉市近郊の生産者が新鮮な有機野菜や農産物を販売。地産地消の具を使ったおにぎりなども並ぶそうですよ。
エリア6:伝統工芸に触れる
エリア6の「おはやし館」では、第8回伝統工芸を繋ぐものたち展」が開催。手描友禅・江戸組紐・柴山象嵌・組子細工に携わる伝統工芸作品5名による展示販売会もあり、ここでしか出会えない逸品に巡り合えそう。
お土産がほしい方はエリア4、6、8をチェック
また、「せっかく佐倉まで足を運んだらお土産もゲットしたい」という方には、エリア4、エリア6、エリア8あたりもオススメ。
エリア8の旧平井家住宅では、まさに「千葉土産は、ここ旧平井家で。」というタイトル通り、千葉ゆかりの調味料や食品、日用品や書籍などを購入できます。
城下町エリア全体ではLIVEやスタンプラリーなどさまざまなイベントが開催中
■「移動BGMライブ」(11/16)音楽家・宮内優里さんのLIVE
■「コスプレWALK in城下町」(11/17)コスプレイヤー集合。佐倉の名所を練り歩く
■「スタンプラリー」会場を巡るスタンプラリーを開催。
■「佐倉散歩by電動モビリティ」電動キックボードで史跡を巡り、大阪/沖縄フードも
■「レンタサイクル」レンタサイクルで秋の城下町をポタリング。
>>気になった「タマルバ」に参加しよう!
※タマルバの各イベントは、出展者ごとに開催日程が異なりますのでお出かけの前には、スケジュールを必ずご確認のうえ、足をお運びください。
随時、公式Instagramでは新しい情報をアップしていますので、登録しておくと便利です。
オトナがつながる豊かな時間
子どものみならず、大人たちも楽しめるのがこのイベントの良いところ。エリア7の「THE GARAGE(of the meseum)@市立美術館ガレージ」では、「おでん×DJ」がテーマの有料イベントを開催(16日のみ)。おでんを食べながら音楽と共にまったりとした時を過ごす選択肢もありますよ!
知的欲求の高い大人たちは、ぜひ哲学のシャワーを浴びてみては。駅前通りのエリア9では、佐倉市出身の哲学者・成田正人先生による哲学まみれな一日を体験できます(主催/まちMarchプロジェクト)。ほか、同エリアでは最終日の17日に「mochiyoru」が開催。
ふらりと立ち寄って、食べたり、飲んだり、話したり…。自由に持ち寄る路上空間を演出するそうです。
今週末は、佐倉へGO!
行きたいスポットの当たりはつきましたか? 今回、出店する城下町エリアは、京成佐倉駅前・新町通り・城址公園のエリア間で徒歩10分圏内。各イベントをぐるっと見ながら歩けば、全体で2~3時間ほどの距離感です。当日はスタンプラリーも開催しているので散歩がてら一気に巡るも良し、エリアを決めてじっくり堪能するも良し。
今週末は、お気に入りの居場所を探しに「タマルバ」へ出掛けてみてはいかが。
社会実験「タマルバ〜城下町HANGOUT2024〜」開催概要
日時:2024年11月16日(土)、17日(日) 10:00〜15:00
※コンテンツによって開催日時が異なります。開催内容の変更などの最新情報は随時公式ホームページまたは公式Instagramよりチェックしてください。
場所:千葉県佐倉市城下町エリア内
コンテンツ内容:体操、音楽、オーガニック、本、子育て、伝統工芸、雑貨、家具、日用品、哲学など
主催/佐倉市
企画・運営/株式会社ちばぎん総合研究所・株式会社オープン・エー(公共R不動産)・一般社団法人フィールズ・フィールズ・合同会社Dropout
協力/佐倉城下町商店会ほか
【本件に関するお問い合わせ】
佐倉市 魅力推進部 佐倉の魅力推進課
佐倉市公式HPは>>こちらから
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文/川越光笑