子どもたちのお小遣いが増える季節
お年玉、どう管理していますか?
ご家庭によってお年玉の行き先は違うと思います。筆者宅は全額貯金していますが、ご家庭によっては「全額や一部金額のみお小遣いとして使ってもいい」というルールかもしれません。
貯金箱に入れるという選択肢
最近の大人はキャッシュレスの生活に慣れてきて、徐々に現金を持たなくなっています。しかし、子どもの場合は各種カードやアプリが使えないため、自ずとお金を持つことになります。だからこそ、お金をどのように管理するかを決めたり覚えたりということが必要です。
そこで、普段は金庫に整理して入れておき、使うときに財布に移すという方法はいかがでしょうか?
本物を作っている会社が作ったミニ金庫
テンションがアガる!!スチール製金庫

様々な事務用品を取り扱っている「カール事務器」が2024年末に発売したのが、「おこづかいばこ」です。
見た目は完全に小規模な店舗やフリーマーケットなどで使われる手提げ金庫ですが、この金庫のサイズに胸キュン!

右がフリーマーケット用に筆者が用意している手提げ金庫ですが、大きさはほぼ1/2です。
最初に感じたのが「小さくてかわいい!親子みたい!」でした。

でもそこは手提げ金庫を作っている会社の商品です。スチール製で、一般的な手提げ金庫と同じように鍵により開閉し、中にはトレイが一つ用意されていて、小銭を3つのスペースに分けてしまえるようになっています。
お子さんに合わせたコンパクトさ
本体サイズがコンパクトなので、お子さんが使いやすく感じます。容量も少ないので重くなりすぎないのも良いと感じたポイントです。
小型の金庫にすることでお子さんが持ち運びやすい重さに抑える効果もありますね。
おこづかいばこでお金の管理を考える
おこづかいばこの貯金箱としての使い方
筆者の娘は、この「おこづかいばこ」を渡した時に目を輝かせていました。本格的なスチール製の金庫を見て、今まで抱いていた金庫への憧れがそうさせたようです。

この「おこづかいばこ」が通常の金庫と異なる部分として、ふたにコイン投入口が付いています。ここからお金を入れると、金庫のトレイの下にお金が入ります。

貯金箱を使ったことがないお子さんは、まずは金額に関わらずコイン投入口からお金を入れて「貯金箱を使う」体験からスタートしてみましょう。

ちなみに、お札などクッションになるものが金庫の底にあれば良いのですが、何もない場合には金属同士がぶつかる結構な大きい音がします。音量対策としては、手芸店などで販売されているフェルトを敷いたり貼ったりするのはいかがでしょうか?
次は金庫として使う
トレイは3つのスペースに仕切られています。貯金箱としてお金を入れたあとは、「おこづかいばこ」の中身を硬貨別に振り分けていきましょう。
あらかじめ何をどこに入れるかが決まっていないので、自分のお金をどのように振り分けると使いやすいかを考えるチャンスになります。それが難しいお子さんは保護者の方と一緒に考えても良いと思います。

ちなみに筆者の娘の場合は小さい部屋に一円玉、大きな部屋2つにそれぞれ5円&10円玉&50円・100円&500円としたようです。底には折った千円札を入れていました。
鍵で管理します
鍵で開閉の簡単操作

金庫にはダイヤル式の鍵や番号入力のものもありますが、「おこづかいばこ」はシンプルに鍵の開閉で管理します。鍵を回して開錠し蓋を持ち上げることで開けることができます。閉めるときはしっかりと蓋を閉じた上で鍵を反対に回します。

鍵は2つ付いているので、あらかじめ1つは保護者が持つようにして、もう一つをお子さんへ渡すのがベストでしょう。
鍵がコイン投入口に入らない工夫

鍵を回す時に持つ部分には厚みがあります。誤ってコイン投入口に鍵を入れてしまっても、中に入ることはありません。簡単だけれども大切な機能です。
終わりに
「おこづかいばこ」はお金を管理・整理するツールですが、例えばおもちゃ類も学校で使う教材も、身の回りには集めて種類に分けて管理するものはたくさんあります。そのきっかけづくりとしても最適な商品ではないでしょうか?
商品詳細
カラーバリエーション:ホワイト・ライトグリーン・ピンクの3色展開
本体重量:430g
本体サイズ:W125×L101×H60mm
価格:2,420円(税込)
おこづかいばこについて
詳しくはこちらのページをご覧ください
文・構成/ふじいなおみ