【調査概要:調査期間2025/10/7~2025/10/28 調査対象/HugKumメルマガ会員 0歳~12歳のお子さんがいる334人】
目次
令和の子どもたちも大好き! 近年の「ごっこ遊び」の実態とは?
9割の子どもが“ごっこ遊びをよくしている”
まず、どのくらいの子どもたちが「ごっこ遊び」をしているのでしょうか。
アンケートで「お子さんはごっこ遊びをよくしますか?」と質問してみると、「はい」(237人)、「たまに」(47人)という結果となりました。8割以上の子どもたちが日常的にごっこ遊びを楽しんでいることがわかります。
スマホやゲームなど、遊びの選択肢が増えた現代でも、想像の世界で自由に遊ぶ「ごっこ遊び」が子どもたちから根強い人気を集めています。

人気No.1は「お店屋さん」ごっこ
次に、ごっこ遊びの内容をみてみましょう。どのようなごっこ遊びをするか聞いてみると、もっとも多かったのは「お店屋さん」(104人)。続いて「キッチン」(47人)、「戦い」(36人)となりました。
身近な生活の場面を再現する遊びが上位に挙がり、子どもたちは日常の中で見た大人の姿や会話を、自分の遊びに取り入れているようです。ごっこ遊びを通して、社会のルールや人とのやりとりの楽しさを、自然に学んでいる様子が伝わってきます。

みんなどんなおもちゃで遊んでる? 人気・買い方・選び方を大調査!
人気おもちゃTOP3は「ぬいぐるみ」「シルバニアファミリー」「アンパンマン」
では、子どもたちの使うおもちゃにはどのようなものが選ばれているのでしょうか。
お子さんが好きなごっこ遊び系のおもちゃを聞いてみると、1位「ぬいぐるみ」(172人)、2位「シルバニアファミリー」(96人)、3位「アンパンマン」(68人)がそれぞれ票を集めました。
そのほか自由回答欄では「トミカ」や「ポケモン」「電車」など、キャラクターや乗りもの系のアイテムも人気でした。どれも子どもたちが自由に想像の世界を広げ、物語を生み出せるものばかり。まさに、ごっこ遊びの相棒といえる存在なのかもしれません。

おもちゃの入手ルートは? “買う派”が多数!
ごっこ遊び用のおもちゃはどのように手に入れているご家庭が多いのでしょうか。もっとも多かったのは「購入」(60%)している家庭で、続いて「プレゼント」(18%)、「おさがり」(7%)が票を集める結果となりました。
家庭での購入がもっとも多く、ごっこ遊びに使うアイテムを必要に応じてそろえている姿が見えてきます。また、プレゼントやおさがりなど、日常の流れの中で手に入るケースも一定数ありました。

選ぶポイントは「長く遊べる・価格・安全性」
実際に親御さんがおもちゃ選ぶときに重視しているポイントを聞いてみると、「長く遊べるか」(165人)、「価格」(148人)、「安全性」(144人)が上位に挙がりました。子どもが飽きずに遊べて、価格も手ごろ、さらに親も安心して見守れること——。つまり、“長く・おトクに・安全に”が、多くの家庭のおもちゃ選びのキーワードのようです。
また、「世界観やキャラクター性」「収納のしやすさ」を選ぶ方も多く、子どもが夢中になれること、また家庭で扱いやすいことが重視されていることがうかがえます。

ごっこ遊びによって育まれる“子どもの成長”
では、多くのご家庭において、ごっこ遊びを通してどのような力を育んでほしいと考えているのでしょうか。アンケートで聞いてみると、1位は「創造力」(241人)、2位は「コミュニケーション能力」(205人)、3位は「言葉」(137人)と続きました。

ごっこ遊びを、たんなる遊びの時間としてではなく、子どもの成長につながる学びの機会として捉えていることがうかがえます。
実際にアンケートで集まったコメントやエピソードからは、子どもたちの成長に驚く声も多数寄せられました。
・私が子どもの熱を測るときに、脇を両サイドから挟むようにしているので、娘が2歳のときに、おままごとでもお人形にそうしていて、日々の細かな動作も感じ取っているんだなぁと思いました。(神奈川県/女性)
・旅行に行ったらホテルのフロントの方をじーっと観察して、すぐに姉妹でホテルごっこ。美容院へ行くとその再現を自宅でやります。子どもの観察眼には感心します。(千葉県/女性)
・シルバニアで家具の配置がどんどん上手になってきたなと感じます。(熊本県/男性)
・言葉がかなり遅れている娘で、人形で遊んでるときに、こんな言葉いつのまに覚えてたんだろうということが多々あります。(神奈川県/女性)
子どもたちが自由に登場人物になりきったり物語をつくったりすることで、自然と創造力やコミュニケーション能力を伸ばしていくことができるのかもしれません。
動画配信や、キャッシュレスも! 令和っ子の“リアル再現力”がすごい

令和っ子たちのごっこ遊びには、現代の文化が色濃く反映されています。YouTubeやキャッシュレス決済など、令和の社会そのものを「遊び」の中で再現しています。
ここでは、親御さんから寄せられた印象的なエピソードをご紹介します。
まるでユーチューバー! “チャンネル登録よろしくね”
動画が身近な今、子どもたちの遊びにも自然とその世界が入り込んでいます。お気に入りの動画のセリフや、テンションの高さを真似して、小さなユーチューバーのように楽しむ姿が見られました。
・3歳の頃、ごっこ遊びをしていて急に「チャンネル登録よーろしくーねー!」と言ったときは驚きましたが、可愛かったので印象に残っています。(埼玉県/女性)
・YouTubeでガチャピンが救急救命する様子を何度も繰り返しみて、「左脇腹にパットを装着します」「離れてください!」と印象的なセリフを多用しながら、ごっこ遊びを繰り広げていました。(東京都/女性)
現実さながら! リアルなお買いもの風景や、キャッシュレス決済も
キャッシュレス決済が日常に浸透した今、その光景は子どもたちの遊びにも自然と反映されています。レジでのやりとりや支払い方法の選択など、大人の動きを細かく観察して再現する姿も見られました。まるで本物のお店のように、リアルなお買いものごっこが繰り広げられています。
・「お支払いはお金(現金)ですか? PayPayですか?」と聞いたり、お客さんになりきって「エコバッグ持ってます~」と答えたりする姿に驚きました。(大阪府/女性)
・お店屋さんごっこをしているときに、子どもが「お支払いはPayPayで」と言ったことが印象的でした。普段の親の言動をよく見てるなぁと感じました。(三重県/女性)
・激安だったり、ぼったくり価格だったりするので、こちらはびっくりしつつも面白いなあと見守っています。(東京都/女性)
・現実的な電子決済をしていて驚いた。(奈良県/男性)
思わずクスッと笑える場面も多く、驚くほどリアルに遊ぶ姿からは、子どもたちが日々周囲を観察して学んでいる様子がうかがえます。ごっこ遊びを通じて、社会性も自然に育っているようです。
遊びの中で広がる、子どもたちの世界

ごっこ遊びには、観察力や想像力、そして心の成長がぎゅっと詰まっています。 使うおもちゃやセリフにあらわれるのは、令和の子どもたちの今の世界。 遊びの中で子どもたちは、日常のできごとや大人の言動をしっかり見て、自分なりに再現しているようです。
次にお子さんが「いらっしゃいませ!」と声を上げたときは、どのような社会を再現しているのか――ぜひ、耳を傾けてみてくださいね。 子どもたちの小さな世界の広がりや成長の面白さに、気付くチャンスかもしれません。
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構成・文/牧野 未衣菜
