【調査概要】調査期間:2025年11月14日~12月14日 回答者数:子どもがいる保護者376人
デリケートなお悩み、まずは「子どもに教える」ところから

子どもが成長するにともなって、足や腕、ワキなどに生えてくる「ムダ毛」。実際、子どもの視点で見ると「どうして大人は毛がたくさん生えているんだろう? どうして処理をしているんだろう?」と素朴な疑問に思うことも多いのかもしれませんね。
読者に「子どもがいる前でムダ毛を処理することはありますか?」と尋ねたところ、「よくある」(39人)「たまにある」(89人)「ほぼない」(80人)「全くない」(89人)と答えており、子どもには見せない・意識させすぎない配慮をしている家庭が多いことがわかります。

一方で「子どもにムダ毛や体毛のことを聞かれたときの答え方」について尋ねたところ、そもそも聞かれたことがない人を除くと、「正直に説明する」(141人)「大人の事情だからとかわす」(16人)という回答となっており、ほとんどの人が聞かれればきちんと説明しているようです。
「なんで大人は毛が生えているの?」「なんで毛の処理をしているの?」という子どもの疑問に対して、具体的に「こう答えた!」というエピソードをご紹介します。
「お風呂で足のムダ毛を剃っていたときに『何してるの?』と聞かれたので、きれいにしているんだよと答えました」(女性/大阪)
「身体を守るために毛が生えているんだよと教えました」(女性/北海道)
「大人になったら生えてくるから一緒にやろうねと言ったうえで、処理の仕方による肌の影響や大切さも教えています」(女性/千葉)
「アイドルに憧れる4歳の娘が、自分の足に生えてきた薄いムダ毛をみて『毛が生えてきた…』とイヤそうな顔で報告してきました。私の処理した足をみて『お母さんはツルツルでいいな』と言うので、『みんな毛は生えるけど、ケアしてるんだよ。ちゃんとケアできる年齢になったら、教えてあげるからね』と説明すると安心したようです」(女性/山形)
中にはお友だちやお姉ちゃんがムダ毛を処理している話を聞き、「自分もやってみたい」と興味を持つ子どももいるようです。親としては「まだ早いかも…」と思うことも多いようで、なかなか悩ましいですね。
いつから「ムダ毛処理」を始める? 親が迷いやすい年齢は「13歳~15歳」

子どもがムダ毛処理を始める(または始める予定)の年齢も尋ねました。具体的な年齢で一番多かったのは「13歳~15歳」(62人)、次いで「9歳~12歳」(40人)となっています。中学生や小学校高学年から始めた、始める予定、という意見が多いようです。
なお、最も票を集めた「予定なし」の中には「まだ子どもが小さすぎて予想もつかない」という意見や「子どもに任せたい」という意見が含まれていそうです。

子どもがムダ毛処理をしているという保護者に「処理方法の選び方」を聞きました。「子ども自身が選んでいる」(93人)、「親が管理している」(107人)という結果になり、僅差で「親が管理している」という意見のほうが多い結果となりました。まだまだ子ども自身が選べる年齢ではないという読者も多いため、納得の結果なのではないでしょうか。
実際にアンケートの内訳を見ると、「子ども自身が選んでいる」という回答をした方のお子さんは「第一子が中学生以上」という方が多く、一方「親が管理している」という回答をした方のお子さんは「まだ子どもが小学生である」割合のほうが多くなっています。
小学生は親も一緒に悩んであげて、中学生以降は本人に任せる、という状況が推察できます。
「子どものムダ毛処理」に関する悩み・寄り添い方の工夫

最後に「子どもにムダ毛処理をさせる・させないに関する悩みや、寄り添い方の工夫があれば教えてください」という設問に、多くの自由回答が寄せられました。その一部をご紹介します。
1. 子どものムダ毛処理を始める時期について
「娘はまだムダ毛についてよく知りませんが、何か聞いてきたときのためにいろいろな情報を集めて、正しく伝えていこうと思っています」(女性/福井)
「お友だち同士での情報交換をしているようです。親も一緒に話をしながらお手入れの時期や方法を考えています」(女性/栃木)
「背中の毛が濃いのでムダ毛処理をしたいとは思うのですが、いつから始めるかは考え中です。もう少し年齢が上がって本人が気にするようなら、ムダ毛処理を検討しようと思います」(女性/東京)
ムダ毛処理を始める時期、なかなか難しいですよね。先のアンケートの結果を見るに、小学校高学年や中学生から始める子どもが多いようですが、子どもの意見や想いを尊重してあげるのが、何よりも一番大切かもしれません。
2. 子どものムダ毛処理の方法について
「肌が傷つくのが怖いので子どもにはさせたくないです」(女性/福島)
「カミソリ負けや肌荒れ、適切な道具の使い方をしっかり教えたいと思います」(男性/三重)
「肌への負担の少ない方法がいいと思うので、いろいろと試しながらベストなケアを見つけていきたいです」(女性/北海道)
「安全で高価にならないものがいいなと思いますが、肌への負担を考えたら高くても病院などでお願いするのがいいのかな? と考えてしまいます」(女性/大阪)
「将来的に、ある程度は子ども自身に処理方法を選択させる予定です。刃物は危険なので今はシェーバーにしよう!など年齢に合った提案をしていきたいです」(女性/千葉)
処理の方法は一緒に考えたい、正しい使い方を教えていきたいという意見が多く挙がりました。今は子どもでも使いやすいお手入れに適したカミソリや、シェーバー、肌にやさしい除毛クリーム、子どもでも体験可能な脱毛サロンなど、さまざまな選択肢があります。ぜひ合いそうなものを見つけてみてください。
3. 子どものお悩みへの寄り添い方について
「子どもがしたいと言ったら肌に負担がないように手助けしたいです」(女性/宮崎)
「ムダ毛ひとつでいじめなどに発展してしまう可能性もありますよね。子どもが処理したいというので子ども自身に任せていますが、使う道具やスキンケア用品は一緒に購入しています」(女性/静岡)
「私自身が小さなころから毛深く、悩みが尽きず、大人になってからも脱毛に通ったりして大変でした。私の母は薄かったのでなかなか理解してくれず『異性によく思われるために剃るなんて気持ち悪い』なんて言われてきました。自分の子どもにはそういう想いをしてほしくないため、本人が気にし始めたら、一緒にしっかり悩んであげて、成長期でも大丈夫な方法で対処してあげたいと思います」(女性/東京)
「私自身、自己流でケアして肌荒れしてしまった記憶があるので、親として子どもにきちんとケア方法を教えてあげたいなと思っています。子どもにだって『ムダ毛が嫌だな』と感じる気持ちがあることを尊重して、気持ちを聞いてあげたいです」(女性/山形)
自身の体験を振り返りながら、子どもの気持ちを尊重し、無理のない形で寄り添ってあげたいという保護者の声が寄せられていたのが印象的でした。
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親世代以上に美容への意識が高い、子ども世代。アンケート結果からも、「いつから」「どうやって」という正解を決めるより、子どもの気持ちに耳を傾けながら、一緒に考えていく家庭が多いことが伝わってきました。
まだうちの子には早いかも…と思っても、いつかは気にし始める日がやってきます。そのときに慌てないためにも、日頃から体の変化やケアについて、親子で話せる空気を大切にしていきたいですね。
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文・構成/伊東ししゃも
