キラキラ輝くクリスタルみたい! カラフルな「宝石せっけん」をつくろう【あそび作家/工作アーティストに教わる】

あそび作家・工作アーティストの吉田麻理子さんが、身近な素材を使った工作や料理など、暮らしの中で気軽に楽しめるものづくりを提案する連載。親子で取り組む体験を通して、子どもの気づきや学び、成長を後押しします。今回は、まるでクリスタルのようなせっけんを手づくり。実用性があるだけでなく、見た目の美しさも楽しめます。

まるでクリスタル! カラフルな宝石せっけん

透明感のあるカラフルなかけらが集まって、本物のクリスタルみたいなせっけんに!


単色の宝石せっけんをつくるところからスタートし、切って重ねてカラフルな宝石せっけんに。最後は立体のクリスタルせっけんに仕上げる、ステップアップしたせっけんづくりを紹介します。

工程ごとに見た目がどんどん変わっていくので、作っている途中も完成後も楽しめるのが魅力。
ナイフでカットするだけで宝石のような形になるので、ものづくりが好きな子はもちろん、大人も思わず夢中になってしまいます。

用意するもの

・水
・食紅
※スーパーなどで手に入る粉状の食紅でOK。2色以上あると色のグラデーションが楽しめます(今回は赤・黄・緑・青の4色を使用)。
・グリセリンソープ(それぞれの色の単色せっけん用 各色40gずつ、カラフル宝石せっけんで加える透明なせっけん用 80g)
※この記事では上記の分量で制作していますが、お好みで量を調整しても大丈夫です。

使うもの

・紙コップ
・ナイフ
※ナイフを使う工程を子どもが行う場合は、大人が見守ってあげてください。
・プラスチック製保存容器
・クッキングシート(ラップでもOK)

単色の宝石せっけんをつくろう

1.  まず、食紅で色水をつくります。色数分の紙コップを用意し、それぞれ小さじ1/2の水を入れ、つまようじの先につけた食紅を、様子を見ながら少しずつ溶いてください。紙コップの底が見えるくらいの、透明感のある色味にするのがおすすめです。

2.  色の数だけ新しい紙コップを用意し、その中に40gずつグリセリンソープを入れます。

3.  ソープを入れた紙コップを、レンジで温めます。加熱しすぎると吹きこぼれるので、600wで20秒温めたあと、溶けるまで10秒ずつ様子を見ながら温めてください。固体のソープが溶け残った場合は、割り箸などで混ぜて溶かしてもOKです。

4.  好みの色になるまで、【3】に【1】を少しずつ加えて混ぜます。底が見えるくらいの色の濃さにすると、透明感のあるせっけんになります。このまま固まるまで30分ほど待ちます。

5.  固まったら紙コップを破いて、中のせっけんを取り出します。

6.  透明感のある、4色のせっけんができました!

7.  ナイフでランダムな形にカットします。せっけんは柔らかいので、大人が見守りながら、子どもに作業してもらうのもおすすめ。小さなナイフや子ども用ナイフなどでも簡単にカットできます。

8. ここで、単色の宝石せっけんをつくってみましょう。大きめのかけらを1つずつ選び、いろいろな角度で角を落としたら、宝石みたいな単色せっけんのできあがり!

9. 次の工程では、残りのカットした単色せっけんから、カラフルな宝石せっけんをつくります。

カラフル宝石せっけんをつくろう

1.  小さめのプラスチック製保存容器にクッキングシートを敷きます。

2.  カットした単色せっけんを敷き詰めます。

3.  グリセリンソープ80gを紙コップに入れ、レンジ(600w20秒)で温めて溶かし、容器の中に注ぎ入れます。そのまま固まるまで1時間待ちます。

4.  1時間たって固まったら、クッキングシートごと容器から外します。

5.  ナイフでカットしたら、断面を見てみましょう。美しいカラフルな断面ができています。

6.  このカラフルなせっけんを、さらに小さくカットします。

7.  角をランダムに落としたら、カラフルで美しい宝石せっけんのできあがり!

8.  思いのままにカットしていくだけで、素敵な宝石がどんどんできていきます。

次の工程では、このカラフル宝石せっけんから、立体的なクリスタルせっけんをつくります。

立体クリスタルせっけんをつくろう

1.  ここからは少し応用編。立体的なクリスタルせっけんをつくってみましょう。先ほどカットしてできた中から、縦長の宝石せっけんを3つほど選びます。

紙コップを底から2cmのところでカットし、カットしたときにできた小さなカケラを敷き詰めます。

2.  紙コップをレンジ(600w10秒)で温め、中身を溶かします。その中に、3つの宝石せっけんを差し込み固定します。隙間に小さな宝石せっけんを差し込んでもよいでしょう。このまま固まるまで30分待ちます。

3.  30分たったら紙コップを外します。立体のクリスタルのような、宝石せっけんができあがりました!

4.  できあがった宝石せっけんを並べてみると、色も形も一つ一つ違っていて、まるで小さな宝石が集まったみたい。
切り方や組み合わせ次第で表情が変わるので、同じ材料でも仕上がりは十人十色です。

「次はどんな形にしよう?」「この色もきれい!」と、つくるたびに新しい発見があるのも、この宝石せっけんづくりの楽しいところ。

ぜひ、お気に入りの色や形を見付けながら、自由に楽しんでくださいね。

制作に使用したアイテムの詳細はこちら!

食紅は、こちらの商品を使用しました。

グリセリンソープは、こちらの商品を使用しました。

【連載:あそび作家/工作アーティストに教わる  素敵クラフト
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記事監修

吉田麻理子 あそび作家・工作アーティスト・内面探究ワークデザイナー

慶應義塾大学総合政策学部卒業。リクルートライフスタイルにて企画職として勤務し、広告制作・講座運営に関わる。その経験を活かし、身近な素材から子どもも大人も夢中になれるあそびや工作を生み出し伝える活動を行っている。「つくる・えがく×内面探究」をテーマに、自分らしさを表現できる体験や、感性に触れる時間を大切にしている。保育・教育系の雑誌やWeb連載・親子向けワークショップなど幅広く活動中。2児の母。

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