SNSでもよく見かける「サニーマット」。数年前から「かわいい!」と、ママの間で話題になっていて、手作りするママもたくさんいるのだそう。そこで、サニーマットの作り方や手作りアイデア、人気ブランドのおすすめサニーマットをご紹介していきます。
目次
赤ちゃんがよりかわいく写真に収まる!? 話題の「サニーマット」とは?
サニーマットとは、ラウンド型のプレイマットで、花びらや太陽のようなデザインが縁に施されているものです。プレイマットとしてはもちろん、月齢写真の背景としても使え、SNSでは、サニーマットの上でごろんとしている赤ちゃんがかわいい!と話題を呼んでいます。市販もされていますが、手作りしているママもたくさんいます。
サニーマットの作り方
ここでは、基本的な作り方をレクチャーしましょう。複雑な工程はないので、「お裁縫が苦手…」という方でも作れますよ。
主な材料
中央部分のできあがりサイズ:直径100cmの場合です。
キルティング生地(110×110cm) 2枚
お好みの生地(花びら用・20×20cm) 24枚
接着キルト芯(100×100cm) 2枚
綿 適量
作り方
1 花びら部分の型紙を作る。厚紙に、縦長の山型を書き、ハサミで切り取って型紙にする。
2 花びらの部分の布に、1を当てて型を取り、縫い代1cmを残して布を裁断する。
3 2を中表にし、底面以外を型に沿って縫い合わせる。
4 3を表に返し、手芸用の綿を詰める。
5 キルティング生地は、直径100cmの型を取り、縫い代3cmを残して裁断する。キルト芯は、直径100cmの型を取り、切るそれぞれを2枚用意する。
6 キルティング生地の裏側に接着キルト芯をアイロンで接着する。もう1枚同士も同様に。
7 6のキルティング生地の表側の縁に4を内側に向けて並べ、もう1枚の6で中表になるように挟み、花びら3個分あけてぐるりと周囲を縫う。
8 開けておいた花びら3個分から表に返し、あけておいた部分を閉じる。
フリルをつける場合
フリルのサニーマットにする場合は、花びら部分をフリルに変えるだけです。
材料は、花びらの部分の布の代わりに、フリルとなる布を用意します。お好きな幅で、長さ8m分+縫い代分の布を用意してください(たとえば、23×110cmを8枚など)。
作り方は、花びらを作る工程を、フリルを作ることに変え、そのほかの作り方は同じです。
フリルの作り方
1 フリル部分の布を1枚の大きな輪っかになるように縫い合わせ、半分に折る。
2 1の切り口のほうを10cm程度糸を残して直線縫いし、縫い終えたら、糸を引っ張ってギャザーを寄せる。
失敗しがちなポイント
サニーマットを作る上で、失敗しがちなポイントは下記のとおりです。注意して作ってくださいね。
・花びらやフリルが足りなくならないように気をつけてください。
・あらかじめ、片方のキルティング生地に、花びらを仮縫いしておくと、花びらが抜けてしまうことがありません。
・花びらの色の配色が、かわいさのポイントになるので、置いて確認するとよいでしょう。
手作りサニーマットのアイデア
SNSには、手作りのサニーマットがたくさん投稿されています。アイデアが光るサニーマットをピックアップしました。
手縫いでカンタン!大きな花びらのサニーマット
@yumikosueさん
yumikosueさんの手作りサニーマットは、花びらを大きくして、枚数を少なくしているのがポイント。その分、制作時間も短縮でき、1枚1枚の花びらがふっくらしていて、キュートです。また、北欧柄の生地を使っているのもポイント。イエロー×グレーの配色も素敵です。
洗濯できて衛生的!洗えるサニーマット
@_ma_ruさん
_ma_ruさんが作られたサニーマットは、中のスポンジが取り出し可能。これなら、外側の部分を取り外して洗えます。しかも、このサニーマット、リバーシブルなんです。片方はパステルカラー、もう片方はブルー系で作っているのがポイントです。
花びら部分に動物がひょっこり!アニマルサニーマット
@nico_no_heya
色合いや生地選びで雰囲気が全然変わるので、生地選びすごく悩んだのだというnico_no_heyaさん。リバティ柄やドットミニヨン柄の上手な使い方がお手本になります。
特徴は、花びら部分にうさぎや犬などの動物が入っていること!お子さんが少し大きくなって動物がわかるようになってきたら、もっと楽しめますね。
チュチュのようなエアリー感!チュールフリルマット
@a_sakiiさん
フリルにチュール生地を使用し、ふわふわとしたエアリー感がかわいいフリルマット。a_sakiiさんは出産準備にこちらのフリルマット、ベビー枕、スタイ、クッションなどを作ったのだそう。いずれのアイテムからもセンスの良さを感じます。
人気ブランドのサニーマットのおすすめ
市販されているサニーマットにも、かわいいものがたくさん! 厳選してご紹介します。
洗える・洗濯できる「洗える サニーマット 日本製 プレイマット (スカイ)」(babyshower)
リビングに置くだけでかわいいプレイマット。ほどよい厚みがあり、赤ちゃんを遊ばせるのにぴったりです。手洗いで丸洗いできるから、いつでも衛生的に使えます。カラーはブルー系のスカイと、レッド系のベリーの2種類。
タッセルがおしゃれ!「サニーラグマット 【タッセル】」(PUPPAPUPO)
かわいい星の刺繍とおしゃれなタッセルがついたサニーマットです。マットの表面キルティング部分にもさりげなくモロッカン柄が施されています。裏面はボンディング加工をしてあるので、フローリングでも滑りにくく安心して使えるのもポイント。また、もし汚れてしまっても、洗濯機で丸洗いできます。
太陽のような「サニーラグマット SUNNY RUG MAT ピンク」(イマージ)
お子さまの成長に合わせて長く使える、太陽型のサニーラグマット。ふんわり厚みがあるからプレイマットやラグマットとして安心して使えます。裏面には、滑り止め付きでフローリングでの使用も快適です。中綿2層構造で、ふんわりしていならがも、しっかりしています。
フリル&リバーシブルな「アンジェレッテ サニーマット キリンさんの滑り台 サックス」(アカチャンホンポ)
キリンのイラストとフリルが施された、フォトジェニックサニーマット。表はプリント・裏は無地のリバーシブル仕様でアレンジが自由。気分によって使い分けができるのが特徴です。撥水加工で汚れにくく、お手入れも楽にできます。
サニーマット キリンさんの滑り台 サックス-アカチャンホンポ
持ち運びできる「サニートートマット」(buddy buddy)
お昼寝に、授乳クッションに、簡易クーハンに使える「サニートートマット」。名前の通り簡易クーハン使用時はトートバッグのようなデザインになります。表地は柔らかいダブルガーゼのバンダナ柄。ヌードクッションとカバーに分かれるのでお洗濯も簡単です。カラーは、レッドとブルーを展開。
サニーマットで子供のかわいい写真をいっぱい撮ろう!
赤ちゃんを寝させるだけでもとってもかわいくなってしまう魔法のマット「サニーマット」。季節のアイテムなどもアレンジして、寝相アートや成長記録を撮影するのもおすすめです。ご紹介した手作りアイデアを参考に作ってみるもよし、おすすめのサニーマットを購入するもよし。サニーマットでたくさんかわいい写真を撮影してくださいね!
文・構成/HugKum編集部