体がポカポカ温まる雑炊は、寒い季節に食べたくなるメニューですね。人気の雑炊とお粥のレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。きのこやブロッコリー、小松菜など具沢山の雑炊は、栄養もしっかり摂れて胃腸にも優しいので、寒い日の朝ごはんや風邪のときなどにもおすすめです!
雑炊の人気レシピ
【1】きのことツナのレンジ雑炊
色々きのことほぐしたツナを入れて。具沢山な雑炊も、レンジでかんたん!
◆材料
(子ども1人分)
しいたけ 1枚
えのき茸 20g
ツナ 10g
【A】
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1/2
ごはん 100g
◆作り方
【1】しいたけは軸を取り、半分に切って薄切りにする。えのき茸は3cm長に切る。
【2】大きめの耐熱ボウルに【1】、【A】、ツナを入れて混ぜる。ラップをかけ、電子レンジで2分30秒ほど(600Wの場合)加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
風邪の回復期におすすめな雑炊
【1】しらすと青菜入り卵粥
しらすを入れた栄養たっぷりのお粥は、ちょっと食欲のないときにもおすすめ。寒い時期に食べたくなるやさしい味わいです。
◆材料
(子ども2人分)
ご飯 茶碗軽く1杯(100g)
水 1カップ強
小松菜(葉の部分) 3本
しらす干し 大さじ1
溶き卵 1/2個分
塩 少々
◆作り方
【1】小松菜はゆでて刻む。
【2】小鍋にご飯を入れてしゃもじなどで粗くつぶし、水を加えてふたをし、弱火で10分ほど煮る(水が蒸発しそうなときは少しずつ足す)。
【3】【2】が粥状になったら、溶き卵を加えて火を通し、【1】としらすも加えて混ぜ、塩で調味する。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【2】ブロッコリー入り卵雑炊
さらりと食べられる雑炊は、風邪で食欲がないときにもオススメ。ブロッコリーでビタミンCも補給。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ブロッコリー 4~5房
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
ご飯 300g(茶碗小盛り3杯)
卵 1個
だし汁 3と1/2カップ
【A】
しょうゆ 小さじ1と1/2
塩 少々
◆作り方
【1】ご飯はざるに入れ、水でサッと洗 ってぬめりをとる。ブロッコリーは穂先を粗く刻む。
【2】鍋にだし汁、ご飯、長ねぎを入れてふたをし、弱火で5分ほど煮る(途中、煮汁が少なくなったら、だし汁か水を足す)。ブロッコリーを加えて2分ほど煮、【A】で味を整える。
【3】仕上げに溶いた卵を加え、煮立ったら火を止め、ふたをして蒸らす。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【3】ほうれん草入り肉みそおかゆ
おかゆにちょこっとアレンジするだけ。風邪の回復期の栄養補給にもピッタリ!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ほうれん草 1/2束
長ねぎ 10cm
しょうが(すりおろし) 小さじ1
鶏ひき肉 100g
【A】
酒 大さじ2
しょうゆ 小さじ1と1/2
みそ 大さじ1強
砂糖 大さじ1
【B】
ご飯 300g(茶碗小盛り3杯)
水 5カップ
塩 少々
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて水にさらし、水けを絞って細かく刻む。長ねぎはみじん切りにする。
【2】フライパンにひき肉、長ねぎ、しょうがを加えて中火で炒め、脂が出たらキッチンペーパーで吸い取る。【A】を加えて炒め、ほうれん草を加えて混ぜる。
【3】鍋に【B】を入れてふたをし、弱火で15分ほど煮る(1~2度、上下を返すようにヘラで底から練らないように混ぜる。水がなくなるようなら少しずつ足す)。塩で味を整える。
【4】器に【3】を取り分け【2】を適量のせる。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号