妊娠中のプレママにとって、「妊娠線」は悩みの種になることもあるのではないでしょうか? 妊娠線の予防ケアは、いつごろから始めればよいのでしょう。
そこで今回は、HugKum編集部で行った先輩ママへのアンケートから、妊娠線の予防対策ケアの開始タイミングや、クリームやオイルなどのケアアイテム、効果的なお手入れ方法、おすすめの妊娠線予防グッズをピックアップ! 先輩ママのアドバイスをチェックしましょう。
目次
妊娠線予防ケアはいつから?
妊娠線の予防ケアは、いつから行えばよいのでしょうか。
妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期・出産後の期間別のケア方法を、先輩ママの声とともにご紹介します。
妊娠初期
妊娠線ケアは、妊娠初期からケアを始めることが理想的です。妊娠線ができてしまった場合、時間が経つと薄くはなりますが、完全には消えません。妊娠線を作らないようにケアすることが重要です。
・友達が「妊娠線が残ってしまったので、ちゃんとケアすればよかった」といってたのでクリームをお腹に塗っていました。1人目の時だけしかやらなかったのですが…
・乾燥肌だったこととと、妊娠線には人一倍危機感を持っていたため、妊娠がわかったときからケアをしてた
妊娠中期
アンケートによると、妊娠中期からケアを始めるママがもっとも多かったようです。
妊娠中期になると基礎代謝がアップし、ホルモンの影響も作用して、皮膚が敏感になりやすくなる場合も。低刺激のクリームなどで妊娠線ケアをするとよいでしょう。
・お腹が少し出てきたくらいから気になってクリームなど使い始めました
・妹の妊娠線を実際見ていたので、自分はなりたくなくて必死にクリームを塗っていた
妊娠後期
妊娠8ヶ月(28~31週)の妊娠後期になると、急激にお腹が大きくなります。妊娠線はもちろん、顔や体の肌にとっても乾燥は防ぎたいところ。クリームやローションで保湿し、できるだけ皮膚にうるおいを与えるようにしましょう。
・お腹が張ってきたうえ、乾燥して痒くなったから
・お腹が大きくなって下が見えなくなってから、気付かないうちに妊娠線ができていた、という話を聞いて、怖くなってケアを始めました
出産後
できてしまった妊娠線は、完全には消えません。出産後、妊娠線はだんだん薄くなってくるので、あまり気にし過ぎないようにしたいですね。
出産後、肌の再生を促進するためには保湿が重要です。クリームやローション、オイルを利用したりなど、お風呂上がりのケアを習慣化しましょう。
・出産後に凄く気になり始めたので、今更ながらお手入れを開始しました
・もう消えないかと思ったけど、案外キレイに目立たなくなった
妊娠線予防のクリーム・オイルの塗り方
妊娠線予防のクリームやオイルの塗り方には、どんな事を注意すればよいのでしょうか。ママたちが実践していた塗り方をご紹介します。
クリームだけ
妊娠線予防クリームは、肌にうるおいを与えることと、保湿の両方を担ってくれるものが多いです。特に乾燥肌の人は、うるおい成分をたっぷり含んだクリームでのケアがおすすめです。
・クリームはのびがよく使いやすい
・クリームとローションの間ぐらいの物。大きくなったお腹は面積が広いので、乳液よりはテクスチャーが堅めのものが垂れたりせずに塗りやすいし、適度に水分と油分もあってうるおうと思う
オイルだけ
妊娠線ケアには、肌の弾力や柔軟性に作用するマタニティオイルのケアもおすすめ。オイルでやさしくマッサージをすることで、血行も促進され、リラックスにもつながりますよ。
・出産祝いに妹からもらったのでそれを塗っています
・無印のアーモンドオイルをベースに、エッセンシャルオイルを混ぜたものをお風呂上がりに使用しました
クリームとオイル
肌が乾燥して皮膚が固くなってしまうと、妊娠線が心配です。
オイルだけでは水分を十分に補うことが難しいため、特に乾燥肌の人は、ローションやクリームと併用するなどの工夫が必要です。
まずは水分をたっぷり含んだローションやクリームを塗ったうえに、オイルを塗ってダブルケアをしてあげると、よりいいでしょう。
・普通はお風呂上がりにクリームでマッサージ。突っ張る感じの時には傷跡用のオイルを足してマッサージしていました
・季節によって使い分けていました。冬はオイルで、春と夏はクリームで。お風呂上がりと朝起きて着替える時に塗っていました
市販の妊娠線予防クリームのおすすめ
市販の妊娠線予防クリームには、どんなものがあるのでしょうか。おすすめの妊娠線予防クリームをご紹介します。
「ナチュラルマーククリーム」(ママ&キッズ)
助産師とママたちの協力によって生まれた、妊娠中のボディ用クリームです。
無香料・無着色・低刺激処方で、肌にうるおいを与え、しっとり柔らかく保つ成分がバランスよく配合されています。
ママの乾燥ケアはもちろん、低刺激なので赤ちゃんにも使えます。
「ボディセラムスーペリア」(オーガニックマドンナ)
無着色・無香料・パラベンフリーの国産オーガニック成分95%のボディクリームです。
オーガニックレモンマートルの香りがほのかに香ります。顔にも使えます。
「マミィ ボディケアクリーム」(Anges)
天然由来成分99%以上、伸びがよく、ベタつかない高保湿クリームです。
香りに敏感な時期でも使えて、天然で優しいアロマで心と身体もリラックスできます。
「STRETCH LINE」(ピップ ベビー)
皮膚科専門医による皮膚刺激テスト済の、無香料、無着色、弱酸性のクリーム。ホホバオイル入りで、肌のうるおいをキープします。
価格もリーズナブルなので、気軽にたっぷりと使うことができます。
市販の妊娠線予防オイルのおすすめ
市販の妊娠線予防オイルには、どんなものがあるのでしょうか。おすすめの妊娠線予防オイルをご紹介します。
「マタニティオイル」(AMOMA)
妊娠期の特別な肌質を考えた、高い保湿力の妊娠線オイルです。肌のバランスを整えてくれる精油配合。
無添加植物性100%で、安心して使うことができます。産婦人科でのマタニティセラピーにも使われています。
「ヴェレダ マザーズ ボディオイル」(WELEDA)
妊娠線の予防ケアや、肌の乾燥やつっぱり感が気になるときに使えるボディオイルです。
保湿による妊娠線のケアだけでなく、マッサージによる産後のひきしめケアにも使えます。
「キャリネス ボディオイル」(キャリネス)
妊娠中のママの肌をやさしくうるおす、肌になじみのよいボディオイルです。
植物性オイル3種のほか、肌のコンディションを整える美容成分を配合。オーガニック精油10種のオリジナルブレンドのアロマが楽しめます。
「エルバビーバ ストレッチマークオイル」(erbaviva)
サラっとしたつけ心地なのに、しっとりと保湿できるオイルです。
オーガニックローズとキャロットシード配合で、肌をやわらかに保ちます。ママと一緒に繊細な赤ちゃんの肌にも使えます。
プレゼントに贈りたい妊娠線予防クリーム・オイルのおすすめ
プレゼントに贈りたい妊娠線予防クリームやオイルには、どんなものがあるのでしょうか。おすすめの妊娠線予防クリームとオイルをご紹介します。
「クラランス ストレッチマーク ボディクリーム」(CLARINS)
リッチで弾力があり、さらりと肌になじむ、フランス生まれのスキンケアブランド「クラランス」のボディクリームです。無香料で妊娠初期から出産後まで使えます。
「バイオオイル」(小林製薬)
モデルや女優など、芸能人御用達として人気の妊娠線予防オイルです。
ベタつかず、サラッとした感触で、肌角質層の深部まで浸透します。低刺激性テスト、ノンコメドジェニック・テスト済みなので安心して使えます。
「イソップ ブレスレス」(Aesop)
おしゃれなボトルで人気急上昇中のAesop(イソップ)のボディケアオイルです。
肌を柔らかく整えるナッツオイルとビタミンEが豊富に配合されているので、乾燥肌でもしっとり保湿できます。首からつま先まで全身に使えます。
「ストレッチマークオイル」(ニールズヤード)
英国最大の有機認証機関ソイル・アソシエーション認定オーガニック製品。出産後のマッサージや、全身の保湿におすすめのオイルです。
シトラスフローラルな香りで、リラックスしてマッサージが行えます。
クリームやオイルなど自分に合った妊娠線予防を
妊娠中は、お腹が大きくなったり、肌が敏感になったりなど、ただでさえいろいろな体の変化が現れます。そんな中で、妊娠線の予防ケアを行うのは、きっと大変なことでしょう。
しかしだからこそ、楽しみながら、リラックスしながら妊娠線予防ケアを行えるように、クリームやオイルの成分、香り、使用感などをチェックして、自分にぴったりのアイテムを見つけましょう。
文・構成/HugKum編集部