ベビーカーはいつまで? 3歳でも必要?
自分で何でもやりたがり自我も発達する3歳の時期。足も速くなりママパパも子どもに追いつくのに必死ですよね。お出かけのときは自分で自由に歩きたがるなか、まだお昼寝が必要な子もたくさんいます。外出先で寝てしまいベビーカーがなくて困った経験をしたママパパも多いのではないでしょうか。
一般的に、3歳がベビーカー使用の節目でもあり、この時期になるとそろそろベビーカーを卒業する時期なのかなとママパパたちも考え始めるころのようです。
Q.3歳のお子さんは今もベビーカーを使っていますか?
そこでHugKumは、3歳のお子さんを持つ120人のママパパにベビーカーの使用についてアンケートを実施。3歳のお子さんを持つママたちはどれくらいベビーカーを使っているのでしょうか?
【調査時期:2020年1月 調査対象:3歳のお子さんがいる親120人】

アンケートに答えてくれた方の8割以上のママパパがベビーカーを使っていないと答えました。自由に動き回りたい3歳ぐらいの年頃になると、お子さんによってはベビーカーに乗りたがらない子もでてきます。3歳を過ぎるとだんだんとベビーカーを使わなくなってくるようですね。
では、ベビーカーを使っていると答えてくれたママたちはどのようなときに活用しているのでしょう。ベビーカーをうまく利用して子育てを少しでも楽にするヒントを教えてもらいました。
ベビーカーを使うのはどんなとき?
レジャーなど遠出するとき
いつもより長くお出かけしたとき、歩くのに疲れて「抱っこ~!」と外出先で泣きじゃくることもありますよね。ただでさえ子連れでの外出は荷物がたくさんあって両手が使えないときに抱っこをせがまれてしまい、あたふたしてしまうこともあります。そんなときに備えてベビーカーがあれば安心ですね。
・お出かけするときはいつも(30代・東京都・子ども2人)
・ディズニーランドや動物園など長距離移動があるときのみ(30代・埼玉県・子ども1人)
・帰省のときなど、荷物が多いときのみ使う(30代・東京都・子ども2人)
近場の買い物や電車に乗るとき
乳幼児を連れてのお買い物はとても大変です。スーパーであちこち走り回ってしまったり、商品を手に取ったりしてしまうことも…。子どもがベビーカーに乗っている間に、とりあえず必要最低限の買い物を済ますことができ、牛乳やおむつなど重いものや大きいものはベビーカーの下のかごにいれて移動ができるので便利です。
・買い物、公園など(20代・愛知県・子ども4人)
・自転車を持っていないので買い物や病院に行くときに使ってます(40代・大阪府・子ども3人)
・徒歩10分以上歩くところへ行くときや、電車を利用するとき(30代・大阪府・子ども1人)
疲れて寝てしまうとき
まだゆっくり歩きだったり寄り道をしたがる3歳児は、普段は10分で行けるところが日によっては30分、1時間かかってしまうこともあります。兄弟姉妹のお迎えなど時間が決まっている場所に向かうときや、お昼寝中に外出をしなければいけないときはベビーカーでそのまま寝てくれていたら移動も楽ですね。
・眠くなったときだけ(30代・東京都・子ども3人)
・上の子の幼稚園の送迎時に寝てしまっているとき(30代・茨城県・子ども2人)
・兄のサッカーに行くとき、ずっと付き合わせると帰り疲れてしまうので(40代・東京都・子ども2人)
3歳以降にベビーカーを使うなら買い替えも
一般的に、ベビーカーの使用年齢は36か月(体重15㎏)までとなっているものが多いようです。日本のベビーカーに比べて海外ブランドのベビーカーは耐荷重が大きいものがより多くみられます。安全のためにも制限された重さを超えることがないようにしましょう。使っているベビーカーの使用年齢と体重制限をチェックし、制限を超えているようであったらサイズに合った新しいベビーカーを買い替えて使用することをおすすめします。
ベビーカー代わりに使えるアイテムはある?
好奇心旺盛で自我も発達する3歳になると、ベビーカーに座ってじっとしているのが嫌になってくる子どももいるようです。しかし、3歳児はまだ疲れやすい子も多く、ちょっとしたお出かけの途中で「もう歩きたくない~!」とぐずってしまうことも…。そんなとき、子どもが喜んで乗ってくれてベビーカー代わりとしても使えるアイテムがあればいいのにと多くの親が感じているようです。
ベビーカーに乗るのは嫌がるけど、ストライダーなどのランニングバイクに乗っていてればどこまでも一緒にお出かけできるようになったというママの声もありました。子どもと楽しくお出かけできるように、ベビーカー代わりとなるものをうまく使いこなしていくのもいい方法ですね。
3歳児におすすめのベビーカー3選
まずは、ママパパ人気の高い3歳児におすすめのベビーカーをご紹介します。4歳くらいまで使えるものや、折りたたみ・持ち運び単なベビーカーがおすすめです。
Aprica(アップリカ) B型ベビーカー ヴィット

アップリカ「ヴィット」は、生後7か月から4歳頃まで使えるB型ベビーカー。自動でたたまれていくため、片手でスッと簡単に操作。大径タイヤで段差も乗り越えやすく、がっちりとしたフレームとサスペンションで安定走行をサポートしてくれます。
コンビ ベビーカー auto N second BQ

オートクローズ機能で片手でサッとたためて、自立収納も可能なコンパクトベビーカー。シングルタイヤで軽快に操作でき、マグネットバックルやワンプッシュロックで乗せ降ろしも簡単。持ち運びもラクラクで、4歳頃まで使えるロングユース設計です。対象月齢は、生後6か月~48か月頃(体重22㎏以下)まで。
ピジョン Bingle BB5

片手で1秒、ワンアクションで折りたためるシングルタイヤのB型ベビーカー。3.9kgと軽量で片手で持てるほどの軽さ。軽い力でスイスイ押せて方向転換もスムーズ。座る位置が高いハイポジションシートも特徴的で、お子さんを地面からの熱やホコリから守ってくれます。対象月齢は生後7か月~48か月(体重18kg以下)まで。
サイベックス リベル

コンパクトに折りたためて自転車のカゴに積めたり、機内持ち込みにも対応しているサイベックスの軽量コンパクトベビーカー。別売りの専用トラベルバックもあり、肩に掛けて持ち運びも楽々。快適な移動を楽しめます。対象月齢は、腰のすわった生後6か月頃〜4歳頃(〜22kg)まで。
ベビーカーの代用におすすめのアイテム
3歳を過ぎるとベビーカーを卒業する子も多いようですね。お出かけに便利でベビーカー卒業のきっかけにもなりそうな代用アイテムを教えてもらいました。
CT-WAGONCT-WAGON PLUS キャリーワゴン

キャンプやピクニック好き必見のベビーカーにもなるキャリーワゴン。耐荷重150㎏までで重い荷物もたくさん積み込むことができます。折りたたみ式で収納時はコンパクトに。サンシェード付きもうれしいポイント。
3歳はベビーカー卒業の節目
アンケート結果からは、3歳のお子さんを持つママパパの多くはベビーカーを使っていないということがわかった一方、遠出するときやお買い物、お昼寝をしているときなどにベビーカーを活用している人もいることがわかりました。
3歳になったばかりの子と4歳に近い3歳の子では体力に大きな差もあり、ベビーカーに乗ることに対して好き嫌いがあるかどうかも個人差があります。ベビーカーの代わりに子どもが好きな乗り物でのお出かけを徐々に増やしてベビーカーを少しずつ使わなくなるというのも3歳を過ぎたころから増えてくる時期なのかもしれませんね。
お出かけのときに子どもが歩きたくないとぐずってしまうのもママやパパの負担になってしまいます。ベビーカーやベビーカーの代用となるものをうまく生活のなかで使いこなして、楽しく子どもと一緒にお出かけできるようにしたいですね。
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文・構成/HugKum編集部