小二男児ママ、こんにゃくでおいしくダイエット
小学二年生男子の母、46歳の〝ゆうママ〟です! 今日は、いま私がハマっている、こんにゃくのおかずを紹介します。とくに好きでも嫌いでもなかったこんにゃくにハマったきっかけは、〝大人女子ダイエットの女神〟柳澤英子(やなぎさわえいこ)さんの料理本でした。
私、ずっとヤセ体型だったのに、40才を過ぎてから順調に太りだしたんです。焦っていたところ、久しぶりに会った姉の姿にびっくり。おデブだった姉が、なんと7キロも瘦せてた!! ワケを聞くと、「50代、1年で26キロ減、リバウンドなし」を成功させた柳澤英子さんの著書『やせるおかず 作りおき』(小学館刊)シリーズのレシピを3か月しっかり食べていた、と。すぐに私もまねて始めたところ、するすると体重が落ち、2か月半後には元の40キロ台に。それ以来、すっかり柳澤ファンになってしまいました。
そんな柳澤さんが、リバウンド防止のためにいまも気をつけているのが食材選びだそうです。なかでも、低糖質低カロリー、食物繊維が豊富なこんにゃくこそ、ダイエット食材の王様、だと。でも根っからの食いしん坊の彼女は、フツウのこんにゃくおかず(煮物とかおでんとか)には満足できない笑。そこで工夫を重ね、試食を繰り返し、「これなら何度でもおいしく食べられる」と自信をもって提案できるレシピだけをまとめた本『映(ば)える!おいしい!こんにゃく食堂』(小学館刊)を発売。この本が、私のこんにゃくブームのきっかけになりました。
何度もリピ決定!おすすめこんにゃくレシピを紹介
とりわけ、これから何度もリピートするんだろうな~と思う絶対オススメのおかず3つを紹介します。拙いですが、私が作った料理の写真も見てやってください。
豆腐とこんにゃくと枝豆がベストマッチの《フムス風豆腐こん》
フムスとは、ひよこ豆やゴマ、にんにくなどをペースト状にした中近東や地中海沿いの地域で食べられている家庭料理。柳澤さんはこれを、板こんにゃくと絹豆腐、枝豆、白みそ、オリーブオイルで再現しました。ちなみにうちには白みそがなかったので、合わせみそで代用。
<材料(2人分)>
板こんにゃく(1センチ角に切る)・・・・2分の1枚、絹豆腐・・・・1丁、塩ゆで枝豆・・・・正味50グラム、白みそ・・・・小さじ1~2、オリーブオイル・・・・適量
<作り方>
1.絹豆腐をボウルに入れ、小さな泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。そこに板こんにゃくを加え混ぜる。
2.塩ゆで枝豆、白みそを加え混ぜて器に盛り、オリーブオイルをかける。
実際に作ってみた!
わが家のワガママ息子のおやつにもぴったりな《こんチーズ焼き》
じつはこれ、好き嫌いの激しいうちの息子が「また作って!」とリクエストしてきた一品。ちゃちゃっと切って、さくっとオーブントースターで焼くだけでほんとにおいしくできあがるんです!
<材料(2人分)>
板こんにゃく(長さ、厚さ、どちらも半分に切る)・・・・1枚、油揚げ(中が開くタイプ)・・・・2枚、スライスチーズ(半分に切る)・・・・2枚、しょうゆ・・・・適量
<作り方>
1.油揚げを半分に切り、中に、板こんにゃくとスライスチーズを詰める。
2.オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、1を並べ入れ、8分加熱する。器に盛り、しょうゆをつけて食べる。
実際に作ってみた!
まるで丁寧に作った茶碗蒸し!?な《とろとろエッグこん》
太る食材は使っていないのに、満足感たっぷりなのは、卵とこんにゃくのおかげ? 見た目も卵の黄色とトマトの赤が効いていて華やか。料理下手な私も作れる、数少ない〝映(ば)える〟おかずです。
<材料(2人分)>
粒こんにゃく(なければ、糸こんにゃくやしらたきを細かく切ったものでOK)・・・・1袋、トマト(ざく切り)・・・・1個、グリーンアスパラガス(根元を切り落として斜め切り)・・・・3本、溶き卵・・・・3個、水・・・・2分の1カップ、白だし・・・・大さじ1と2分の1、A・・・・・水大さじ1+片栗粉小さじ2
<作り方>
1.フライパンに水、白だし、粒こんにゃくを入れて中火にかけ、煮立ったらグリーンアスパラガスを加える。
2.再度煮立ったら、トマト、混ぜ合わせたAの順に入れて混ぜる。
3.混ぜながら火を通し、とろみがついたら溶き卵を加え混ぜ、半熟状になったら火を止める。
実際に作ってみた!
柳澤流ダイエットのキモは、ゆるーい糖質制限。だから、食材選びと味つけが大事。といっても、食材は一年中スーパーで買えるものばかりだし、調味料もどの家にも必ずあるものだけ。そしてなんといっても感激なのは、わが家のちっちゃな(しょぼいともいう)台所でさくさくっと作れるシンプル調理なこと!
最近は、1袋200円クラスのセレブこんにゃくも売られているそうです。生でも加熱しても使える便利な食材のこんにゃくを使いこなして、もっと料理のレパートリーを増やしてゆきたいです~。
本書では、従来のこんにゃくレシピといって思い浮かぶ、おでんや煮物など“和”の世界から飛びだした意外性たっぷりの料理を50以上紹介します。作り方は写真3点で見せる3ステップ。
お腹いっぱいとお腹スッキリの両方をかなえるレシピ本です。