6月11日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」がスタートしたことを記念し、6月14日に一夜限定のオンラインイベント「バースデー・ウォッチ・パーティー」が開催され、延べ10万人が参加し、大盛況となりました。
ディズニーファンのファミリーは、もしかしてリアルタイムで参加されたかもしれません。でも、見逃したという方も、6月30日(火)24時までなら、ディズニー作品で日本語吹替えを務めた豪華キャスト総勢19名による「フレンズ・オブ・ディズニー スペシャルトーク」の動画やイチオシ作品の予告編を、公式サイトで観ることができます。
現在公開待機中の最新作『2分の1の魔法』(8月21日公開)で声優を務める志尊淳や城田優から、「アラジン」シリーズなどのベテラン声優、山寺宏一まで、人気スターたち19人が、今だからこそ話してくれた制作秘話や裏話とは? それぞれが和気あいあいと、大好きなディズニー映画への思い入れをたっぷりとクロストークをしています。
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城田優に山寺宏一がドナルドダックの声を指南
「フレンズ・オブ・ディズニー スペシャルトーク」は、4つのグループに分かれて開催されました。
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最初に登場したのは、今やディズニー作品のレジェンドとなった山寺宏一、「ファインディング・ニモ」シリーズのドリー役の室井滋、『2分の1の魔法』で主人公の陽気な兄、バーリー役や実写版『シンデレラ』(15)の王子役で知られる城田優、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのマンティス役の秋元才加、『リメンバー・ミー』で美声を聴かせてくれた石橋陽彩の5名です。
まず、城田さんが、石橋くんにディズニープラスの魅力を聞くと、その手軽さや便利さを端的に説明してくれました。変声期を経てすっかり大人になった石橋くんは「いつかディズニーヴィラン(悪役)を演じてみたい」とのこと。彼の頼もしい成長ぶりには、きっとママたちもビックリですね。
この動画でのハイライトは、数多くのディズニー作品で活躍してきた山寺さんが、ドナルドダックの声を生披露してくれたシーンでしょうか。城田さんが、本家に迫る勢いで上手だった点にもびっくりしました。
麻生かほ里と木下晴香、新旧ジャスミン役の2人が夢の顔合わせ
続いて、アニメーション版「アラジン」シリーズなどのジャスミン役などで知られる麻生かほ里、『トイ・ストーリー3』のアンディ役の小野賢章、「塔の上のラプンツェル」シリーズのラプンツェル役の中川翔子、『インクレディブル・ファミリー』のヴォイド役の小島瑠璃子、実写版『アラジン』でのジャスミン役の木下晴香が登場しました。
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麻生さんは、好きなディズニーのキャラクターについて「『アラジン』のジーニーは考え方がポジティブで、いるだけで元気をくれる。また、『ノートルダムの鐘』(96)がすごく好きで、アラン・メンケンさんの曲も最高だし、(主人公の)カジモドを応援したくなります」とコメント。
木下さんは、「思い入れが強いのはジャスミン。小さいころからファンなので、麻生さんとお話できたことに感動です」と新旧ジャスミンの対面に感激していました。
小野さんは演じたアンディ役への思い入れの強さを口にしたあとで「『ライオン・キング』が大好きです。ミュージカルに出た経験もあるので」と笑顔で語りました。
戸田恵子、19年ぶりに演じたボー・ピープの変貌にびっくり!
スペシャルトークの第3弾では、「トイ・ストーリー」シリーズでボー・ピープ役を演じた戸田恵子、『マレフィセント』の日本語吹替え版主題歌を歌った大竹しのぶ、『2分の1の魔法』で主人公のイアン役の志尊淳、『ズートピア』でチーター、クロウハウザー役のサバンナ高橋が登場。
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「アンパンマン」でも知られるベテラン声優の戸田さんですが、『トイ・ストーリー4』でボー・ピープ役を演じたのは、『トイ・ストーリー2』を演じてから19年ぶりだったので、かなり苦戦したようです。「4のボー・ピープは、人が変わったみたいにすごくたくましくなっていました」と告白。
「1と2は楽しみながらやったところはあったけど、4はアクションもあり、そこに合わせないといけないから、合わせる声の圧を撮っていかなきゃいけなかったのでやっぱり大変でした」
また、志尊さんは「ディズニー作品に自分が携われたってことが夢のような経験でした」と喜びつつも「イアンは内気な役柄だったので、弱気なキャラクターがどんどん成長していく。感情の流れがどんどん変わっていくので難しかったです」と苦労を明かしました。
ミッキーマウス好きの黒木瞳が、意外なプライベートを告白
最後のチームは、「モンスターズ・インク」シリーズでサリー役を演じた石塚英彦、「Mr.インクレディブル」シリーズで、イラスティガールこと母のヘレン役を演じた黒木瞳、「アナと雪の女王」シリーズのクリストフ役などの原慎一郎、「アントマン」シリーズでルイス役を演じたブラックマヨネーズの小杉竜一、実写版『ライオン・キング』でティモン役を演じたミキの亜生の5名です。
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黒木さんは、演じたイラスティガールのTシャツを着て気合十分に登場。この回では、それぞれが魅力的だと思うヒーローについての話題で盛り上がりました。
石塚さんは、「ハルクです。バイト時代にミネラルウォーターが入ったケースを3つ持ち上げた時、あだ名がハルクになりました」と言うと、全員が大爆笑。
「ヒーローだと、ミッキーマウスかな。品があってきれい!誕生日の日にはディズニーランドへ行って、ミッキーさんにお祝いをしてもらったりします」と言う黒木さん。すてきな大人女子のかわいらしい一面が垣間見られました。
また、この回で一番笑いを取ったのは、小杉さん。うれしかったエピソードについて「早口で小太りのルイス役ですが、声を聞いて『小杉ってわからんへんかった』と言われた時はうれしかったです。唯一の違いは、ルイスの髪の毛がボーボーな点」と自虐ネタをお見舞い。
亜生さんから「そこは寄せられなかったんですか?」とツッコまれると、小杉さんは「寄せてるよ、俺なりに」と反論。さらに亜生さんから「髪の毛が、ジャックジャック」と「Mr.インクレディブル」シリーズの赤ちゃんのようだといじられ、全員で大爆笑となりました。
4つのスペシャルトークの映像では、他にもレアなエピソードが満載。公式サイトには、他にも実写版『わんわん物語』や、ディズニープラスオリジナル作品『イマジニアリング~夢を形にする人々』の予告編も期間限定でアップされているので、早めにチェックしてみてください。
とにかく魅力的なコンテンツが満載のディズニープラスは月額700円(税抜)で、すべての作品が見放題ですが、初月は無料です。しばらくはウィズコロナな生活が続くと思いますので、週末に気になる作品があったら、ぜひ家族で試聴してみてください。
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取材・文/山崎伸子