小学校で友達、できるかな?子供のドキドキに先輩ママはこう答えた!【小学一年生ママ1000人アンケート】

小学一年生ママ1000人のリアルな声ランキング!

 

ドキドキの小学校、どうやって友だちを作ればいい?

4月号で入学を控える子どもたちへの調査を実施したところ、右のような結果に。1位の「勉強が始まること」はうれしいことだけど、親として気になるのは2位の「友だちができること」。大事なわが子に友だちができるか…親としてはとても心配だと思います。子どもの友だち作りのために親ができることはあるのでしょうか?

お子さんが小学校入学でいちばん楽しみにしていることは何ですか?

ということで、先輩ママに聞きました!子どもたちはどうやって友だちを作った!?

自然体でいることが、友だちを作るコツ

小川幹子さん

(36歳・主婦・長女11歳、長男8歳、次女6歳)

 

 

 

長男の場合、まずは隣の席の子と話すようになって、班ができたらその中で気が合う友だちを作り…というように自然と友だちが増えていったようです。新しい友だちができると、話し方や遊び方にも変化が。外でアクティブに遊ぶ友だちもいれば、家で何をするわけでもなくゆっくりする友だちもいたり。どちらも長男には必要なお友だちのようです

 

親からのひと言が背中を押した

原田直美さん

(会社員・長男7歳)

 

 

 

息子は恥ずかしがり屋の内気ボーイなので、1学期は友だちができなくて大変でした。あるとき、息子のことを気にかけてくれている友だちがいると又聞きしたので、それを息子に伝えたところ、いつのまにかその子と親友に。あの言葉が息子の背中を押したのだと思います。女の子は仲良しが固定されると聞くけれど、男の子はやりたい遊び別に分かれて、そのときに集まった子で遊ぶ傾向があるように思います。なので男の子は自分が好きな遊びや得意な遊びがあって、そこで自分を発揮できるのが大事かなと思います

 

親同士が仲良くなることで、子どもたちの友だち関係もスムーズに

吉田可奈さん

(37歳・ライター・長女10歳、長男7歳)

 

 

 

子ども同士は、勝手に仲良くなるもの。そこに親が介入するものではないと思いますが、低学年のうちは、親同士が知り合うことが大事だと思います。なので、保護者会や運動会、学芸会などで名前が出てくる子の親と顔見知りになり、世間話をするだけでも、相手の雰囲気がわかり、柔軟に付き合えると思います

 

友だち作りは子どもに任せています

中石みきさん

(35歳・自営業・長男8歳、次男6歳、三男4歳)

 

 

 

保育園からの友だちがまったくいなかったので最初はとても心配でしたが、自分でしっかりと友だちを作っていました。友だち作りは本人に任せていますが、どんなことをして遊んだのか、誰の家に行ったか、挨拶はしたかなどは確認しています

 

わが子に友だちができない!どうしたらいい?

親としてはわが子に友だちをたくさん作ってほしいと思うものです。だからといって「友だちを作りなさい」と子どもにプレッシャーを与えるのはあまりよくありません。個性は多様、アクティブな子も控えめな子もそれぞれに魅力があります。ひとりでいる力も大事。ひとりでいることが惨めだと思うことのほうが危険です。この時期の友だちは作るものではなく、できるものと認識しておいてください。

 

 

大日向 雅美さん

心理学者/恵泉女学園大学学長。NPO法人あい・ぽーとステーション代表理事。子育てひろば「あい・ぽーと」施設長。専門分野は発達心理学(親子関係・家族問題・少子化対策・子育て支援)

 

 

イラスト/黒猫まな子 構成/皆川彩乃 出展/小学一年生

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