子どもの言い間違いが多いのは何歳まで?直すべき?ママ・パパ・子どものほっこりエピソード

子どものたどたどしい言い間違いを可愛い!と感じるママ・パパは多いですよね。今回はそんな可愛い言い間違いエピソードを、2〜6歳の子をもつママ・パパに聞きながら、なぜ言い間違いが起こるのかを探っていきます。キュンキュンすること間違いなし♡

子どもの言い間違いはなぜ起こる?

では早速、そもそも子どもたちが言い間違えてしまうのは、なぜなんでしょう?

体や脳の未発達によるもの

発音(構音)とは、言葉の音を作り出すこと。構音の発達には、ある程度の順序があります。 体の成長や脳の発達とともに、簡単な構音からより複雑な構音ができるようになるのです。

見たままのイメージで話している

そこにあるものを自分が知っているものに置き換えて言っていたりすることも。まだ知っているものも少ないので、大人からすると思いもかけぬ可愛い言い間違いになるんですね。

子どもの言い間違いが多い年齢は?

言葉が話せるようになる2〜5歳が多く、アンケートからは2、3歳が最も多いよう。おしゃべりしたいという気持ちがあるものの、なかなかうまく話せないというアンバランスな年齢のようですね。

可愛い!子どもの言い間違いエピソード集

何とも癒される子どもの言い間違いを年齢別に教えてもらいました。また、なぜこんな言い間違いが起きるのかもチェック。それが分かるとなるほど!と思うことも多いはず。

1歳編

1歳の子の言い間違いは、素早く言葉を言い換えるのが難しいから起こるもの。同じ音が続いてしまったり、音が抜けてしまったりするのが下の例。可愛い言い間違い多いですよね。

『ままわりー』

「いっぱいをあっぱいーという。ひまわりをままわりーと言う息子に笑ってしまった」(20代・兵庫県・子ども2人)

『ごちさまー!』

「ごちそうさまが言えず、『ごちさまー!』と言っている」(30代・宮城県・子ども1人)

2歳編

2歳になると、パ行、バ行、マ行、ヤヨユワン、母音が使えるようになります。言えるようになった!とうれしくて繰り返しで言っていることもあるかもしれないですね。そしてほっこりエピソードも。

『アメ!アメ!』

「ダメが言えず『アメ』と言っていたイヤイヤ期、児童館から帰りたがらずに『アメ!アメ!』を連呼していたら、近くにいたご婦人から飴をもらった」(40代・岡山県・子ども2人)

『ババナ』

「バナナと言えず『ババナ』と言っていました。今でもバナナを見ると思い出します。」(40代・青森県・子ども1人)

『ポックポーン』

「上の子がポップコーンのことを『ポックポーン』と言っていた。時が過ぎ、正しく言えるようになった頃、今度は下の子が、上の子と同じように『ポックポーン』と言い出した。」(30代・鳥取県・子ども2人)

3歳編

タ行、ダ行、ナ行、ガ行、チャ行とかなえり使える言葉が増えてくるのも。ちょっとした言い間違いが突然出てくるので、何のこと!?と思わず悩んでしまうこともあるかも。

『コンしゃーしゃーしゃ!』

「コンクリートミキサー車を街で見かける度に大声で叫んでいたが、上手に言えなくていつも『コンしゃーしゃーしゃ!』と言っていたのが可愛いかった」(30代・奈良県・子ども3人)

『マクス』

「マスクを『マクス』と言い、何回教えてもマクスだよーと言うのがかわいい」(30代・埼玉県・子ども1人)

『今日餃子(残業)??』

「パパに『今日餃子(残業)??』って聞いていたこと」(30代・福岡県・子ども1人)

『ちとしあめ』

「娘が千歳飴を3歳の時は『ちとしあめ』と言っていたが、7歳になると当然ちゃんと言えていて成長を感じた」(40代・千葉県・子ども2人)

4歳編

1語1語は分かっているし、言葉の意味も分かっているものの、つい、いつものくせで言い間違えてしまったり、ちょっと滑舌が悪くてうまく発音できないことも多い時期ですね。

『先生』

「ママの事を『先生』と呼んでしまい、恥ずかしそうにしていました」(40代・北海道・子ども1人)

『秘密の映画』

「鬼滅の刃を『秘密の映画』と言っている」(30代・愛知県・子ども1人)

『おかいーよ』

「ご飯を食べているときにおかわりと言うところを上手く言えず、『おかいーよ』と言っていたところ」(30代・神奈川県・子ども2人)

『ぼーいん』

病院を今だにぼーいんと言う。 びっくりしたは、ぶっくりしたなど」(40代・滋賀県・子ども1人)

5歳編

5歳にもなると、言葉の発音の問題ではなく、自分が知っているものと間違って言っていたり、自分が知っているものに置き換えて話しているようですね。

『ぞばかす』

「ご飯の時ソボロにしようかなって言った時に子供が『ぞばかす』って言った」(30代・長野県・子ども3人)

『コチョ』

「つくえの事を『クツエ』、チョコを『コチョ』可愛すぎて直らないでほしいと心の中では願っている」(30代・滋賀県・子ども2人)

『エイぴちー』

「最近では 兄ちゃんのゲームでHPを『エイぴちー』という」(30代・愛知県・子ども2人)

『うんちが挟まっちゃった。』

「パンツにうんちをお漏らしした際、『うんちが挟まっちゃった。』と言ったので挟まるのではなくウンチが出たって言うんだよ、そしておトイレでしなさいと言いました(笑)」(30代・神奈川県・子ども1人)
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言い間違いが多い子は直すべき?

子どもの言い間違いについては、「違うでしょ」と正してしまうと、おしゃべりする気力を削いでしまうことも。正すのではなく、「そうだね○○だね〜」と正しい言葉で反復してあげるのがオススメ。

何度言っても直らないのはなぜ?

発音や舌の発達が関係しているので、結果としてできないものはできない、ということになります。成長とともに治っていくので、大きく心配する必要はありません。

子どもの言い間違いはいつまで続く?

言い間違いは滑舌の問題。大体5歳頃までには言い間違いも無くなってくるもの。それ以上続く場合には、構音障害という舌の動かし方に問題があることもあるので、気になる場合には小児科や歯医者で相談してみるのがオススメです。

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可愛い言い間違いは今だけ!

ついクスッと笑ってしまう子どもの言い間違いはちょこちょこあるもの。メモなどしておくと、後から振り返って可愛かったな〜なんて思い起こすことができるはず。いつまでも続くものではないので、楽しい会話を心がけてくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

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