付箋ノートとは
付箋ノートとは、学んだり整理したい情報を付箋に書き込み、ノートやルーズリーフなどに貼り付けて作るノートのことです。
基本的にノートには直接記入しないので、ノートは付箋を貼るための台紙のような役割となります。付箋は貼ったりはがしたりできるため、情報を追加したい場合や訂正したい場合に簡単に対応できます。
付箋ノートのメリット
付箋ノートを使うメリットをご紹介しましょう。
手早く記入でき、情報整理がしやすい
ノートを使う場合、分かりやすくきれいにまとめようとするので時間がかかる傾向にあります。また、途中で訂正したい箇所が見つかった際やスペースが足りなくなった際は、億劫な気持ちになりますよね。
一方、付箋を使えば、後から付箋をはがしたり並べ替えたりすることができるので、メモのような感覚で手軽に手早く記入ができます。付箋を移動させたり新たな付箋を重ねて貼ったりすることもできるので、情報の削除や追加にも可能に対応できます。
見た目がきれい
ノートであれば、重要な項目はペンで字の色を変えたりマーカーを引いたりすることが多いですよね。付箋もさまざまな色のものが販売されているので、内容ごとに付箋を使い分けることができます。字だけではなく項目そのものが色分けされていると、ぱっと目に付きやすく認識しやすくなりますよ。
シンプルな見た目が好きな方は無地の付箋、可愛らしい見た目が好きな方はキャラクターの付箋など、お好みの付箋を使うとモチベーションもアップしそうですね。
上手な付箋ノートの作り方
付箋ノートに決まった作り方はありません。基本的には自分の好きなように作りましょう。ただし、付箋ノート初心者はどのように作ったらよいのか戸惑う方もいるかもしれませんね。そこで、上手な付箋ノートの作り方を解説します。
適切なグッズを使う
上手な付箋ノートを作る上で重要なのはグッズ選びです。自分が使いやすいサイズのノートやルーズリーフ、付箋を使いましょう。付箋をできるだけきれいに整理して貼りたい几帳面な方には、付箋ノート作りがしやすい付箋の添付位置が記載されたノートやルーズリーフがおすすめです。
また、付箋の接着力が弱いものやのり部分が少ないものだとすぐにはがれたりずれたりしてストレスになることも。付箋を選ぶ際はのり部分が付箋全体の4~5割程度あるものを選ぶと良いでしょう。強粘着の付箋も販売されているので、しっかり貼り付けたい方は注目してみてくださいね。
ひとつの付箋に書き過ぎない
ひとつの付箋にはあまりたくさん文字を書き過ぎないことも重要です。学習する際はついあれもこれも書き留めておきたいという気持ちになるかもしれません。しかし、小さい字でぎっしり書かれたものは後から読む気が消失してしまいます。
上手な付箋ノートを作るために、ひとつの付箋には適度な文字の大きさで適度な情報量を書き込むように心がけてくださいね。付箋ノート初心者の方は最初は難しいかもしれませんが、繰り返し作業していく上で自分の見やすいバランスをつかんでいきましょう。
付箋ノートの活用方法
付箋ノートの活用方法をご紹介しましょう。
勉強
付箋ノートの活用方法として最もポピュラーなのが勉強です。教科書やテキストの内容を整理して項目ごとに貼ったり、暗記したい内容をすぐ目に付くように貼ったり、活用法はさまざま。
付箋にまとめていくうちに内容が頭に入りやすく、後から見直した際も重要な箇所が見つけやすいです。理解したところや覚えた部分は取り外していくのも良いですね。
スケジュールやタスク管理
たくさんやることがあると、どれから手を付けたら良いのか分からなくなりますよね。そんなときは、自分の頭だけではなく付箋ノートにアウトプットしてみてはいかがでしょうか。
その際におすすめなのが「TO DO リスト」です。まずは「TO DO(これからやるべきこと)、「DOING(いまやっていること)」、「DONE(やり終わったこと)」の3つの領域に分けます。そしてタスクのステータスの変化に応じて付箋を常時移動させるという方法です。優先順位に応じて付箋の色を変えると分かりやすくなりそうですね。
付箋ノートにおすすめのグッズ7選
ポスト・イット®強粘着ノートマルチカラ―1増量パック – 3M
粘着力が通常の付箋の約2倍の強粘着タイプです。75×75mmの4色混合。上手に色分けして見やすい付箋ノートを作りましょう。
ポスト・イット®全面強粘着ノートF-33Y ビビッドイエロー – 3M
ピタッと貼れる全面粘着タイプの付箋。ノートに貼るのはもちろん、パソコンや冷蔵庫、キャビネットなどにもしっかり貼ることができます。水分散性粘着剤を使用しており、繰り返し貼ったりはがしたりできるのが嬉しいですね。イエロー、ローズ、エレクトリックブルーの3色展開です。
MD付せん紙〈A7〉方眼罫 – ミドリ
書き心地の良いMD用紙を使用した付箋です。ハガキの半分ほどでコンパクトなA7サイズ。主張しすぎない5㎜の方眼罫が印刷されており、裏面上部にのりがついています。たっぷり使える80枚入り。書き心地を重視したい方におすすめの高品質な付箋です。
TO DOふせん ライティア クラフト – サンスター文具
スケジュールやタスク管理にぴったりの付箋です。やるべきことが完了して付箋をはがせば、残りのTODOが明確に分かります。日付記入欄もあるため、期日管理も可能。シンプルな色合いとデザインなので仕事用としてもおすすめ。白やピンクのデザインもありますよ。
MOOMIN ムーミン 付箋 – 学研ステイフル
コミックスのコマ割りのために描かれたアートをフレーム状にあしらった、ムーミンの可愛い付箋。コミックスの世界観を大切にしたシリーズです。2柄×20枚で計40枚入り。ほかにもたくさんの種類があるので、ムーミン好きの方はぜひチェックしてみてくださいね。
11ぴきのねこ 馬場のぼる ブック型付箋(散歩) – 学研ステイフル
絵本の表紙をそのまま落とし込んだブック型の付箋。絵本を開くワクワク感を感じられる仕様になっています。大(W137×H86mm)、中(W60×H80㎜)、小(60×H43㎜)と3種類の付箋が入っているので、シーンに合わせて色々な使い方を楽しめます。かわいらしい付箋ノートが作れそうですね。
リップノ イエロー無地 – 学研ステイフル
ペンケースやポーチ、ポケットなどに入れてコンパクトに携帯できるリップ型のふせん、リップノ。付箋はロールタイプで等間隔にミシン目が入っています。使用する際は用途に応じて付箋の幅を調整することができるので、多目的に使えますよ。ポーチやポケットに収納したときにふせんが汚れないよう保護キャップが付いています。クリア素材なので付箋の色や柄が見えるのも可愛いですね。付箋がなくなったら新しいものを詰め替えることも可能。カラー、デザイン展開も豊富なのでお気に入りのものを探してみてくださいね。
付箋ノートを作ろう!
仕事や勉強の効率化がアップする付箋ノート。アイディア次第で活用方法はどんどん広がりそうですね。お気に入りのグッズを使って、自分だけの分かりやすい付箋ノートを作ってみましょう。
文・構成/HugKum編集部