おかず、デザート、スープなどに冷蔵庫にあるいつもの牛乳を賢く活用!簡単にできる人気レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたものの中から厳選してまとめました!
子どもに人気の牛乳を使ったレシピ
【1】チーズシチュー鍋
子どもが大好きな味つけで野菜をたっぷりと!あったかシチューにとろ〜りチーズがおいしい洋風鍋は、食卓も華やぎます。
◆材料
(大人2~3人分)
ソーセージ 8本(170g)
にんじん 1本
じゃがいも 2個
ブロッコリー 1株
ミニトマト 10個
玉ねぎ 1/2個
バター 40g
小麦粉 大さじ4
水 1カップ
牛乳 3カップ
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
ピザ用チーズ 80g
フランスパン 200g
◆作り方
【1】にんじんは1cm幅の輪切りに、じゃ がいもは1cm幅の半月切りにする。ブ ロッコリーは小房に分ける。玉ねぎはみじん切りにする。
【2】耐熱皿ににんじんとじゃがいもをのせてラップをかけ、電子レンジ600W で6分加熱する。取り出してブロッコリーをのせ、ラップをかけ、1分加熱して蒸しておく。
【3】鍋にバターを溶かし、玉ねぎを入れ てしんなりするまで炒め、弱火にし、小麦粉を入れて炒め、粉っぽさがなくなったら水を少しずつ加える。牛乳も加え、トロリとするまで混ぜながら煮る。
【4】塩、こしょうをふり、【2】、ソーセー ジ、ミニトマトを加えて2~3分煮、チーズをふって溶けるまでひと煮する。
*大人用にはお好みで粗挽き白こしょ うをふり、パンを添える。
◆ポイント
子ども用には具を取り出して細かく切り、パンを添える。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【2】白菜とマカロニのとろとろグラタン
子どもの大好きなグラタンに旬の白菜を入れて。とろっとした少しゆるめのソースに、白菜の甘みが引き立ちます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
白菜 大4枚(400g)
ベーコン 3枚(60g)
マカロニ 70g
バター 15g
小麦粉 大さじ2弱
牛乳 1カップ
ピザ用チーズ 30g
塩・こしょう 各適量
◆作り方
【1】白菜とベーコンは1cm幅に切る。マカロニは表示時間どおりにゆでる。
【2】鍋にバターを入れて中火にかけ、溶けてきたら白菜を加えてサッと混ぜ、ふたをし、火を弱めて5分ほど蒸し煮にする。
【3】【2】に小麦粉をまんべんなくふり入れて混ぜ、牛乳を加えて中火にし、混ぜながらとろみが出るまで加熱する。マカロニとベーコンを加え、塩、こしょうで調味する。
【4】【3】を耐熱容器に入れ、チーズを散らし、 200℃のオーブンで15分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
【3】ほうれん草入りトマトクリームドリア
トマトを加えていつもの味をちょっぴりイメチェン!こんがり焼けたとろ〜りチーズと一緒にどうぞ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ほうれん草 1袋(200g)
トマト 1個
ハム 4枚
ご飯 茶碗3杯(400g)
バター 15g
小麦粉 大さじ2強
牛乳 1カップ
ピザ用チーズ 30g
塩・こしょう 各適量
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて、細かく刻む。トマトは皮を湯むきして1cmの角切りにする。ハムも同様に切る。
【2】鍋にバターを入れて中火にかけ、溶けてきたら、ほうれん草とハムを加えてサッと炒める。小麦粉をまんべんなくふり入れて軽く混ぜ、牛乳を加え、混ぜながらとろみがつくまで加熱する。トマトを加え、塩、こしょうで調味する。
【3】耐熱容器にご飯を敷き、【2】をかけ、チーズを散らし、200℃のオーブンで10分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2015年1月号
【4】冬野菜と白身魚のミルク煮
白身魚と相性抜群の白菜とほうれん草をたっぷり使ったミルク煮。やさしい味わいで体もポカポカに♪
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
白身魚(たらなど) 3切れ
白菜 3枚
ほうれん草 1/2束
片栗粉 適量
ごま油 適量
【A】
水 2カップ
鶏ガラスープの素 小さじ1
牛乳 150cc
塩 適量
◆作り方
【1】白菜とほうれん草は3cm幅に切る。
【2】白身魚は3cm角に切り、片栗粉をまぶし、ごま油を熱したフライパンで転がしながら焼いて取り出す。
【3】【2】のフライパンに【A】と白菜を入れて火にかけ、やわらかくなったらほうれん草、【2】の魚、牛乳を加えて煮、塩で味を調える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年2月号
【5】お食事パンケーキ
いつものパンケーキに具材をたっぷり入れてボリュームアップ!小食だけど、おやつなら食べる! という子供におすすめのメニューです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
ホットケーキミックス 150g
卵 1個
牛乳 120cc
ウインナー 3本
いんげん 3本
パプリカ 1cm
チーズ 適量
サラダ油 ごく少々
◆作り方
【1】ウインナーとパプリカは粗みじん切りにし、いんげんはゆでて5mm幅に切る。
【2】【A】を混ぜ合わせ、【1】を入れて混ぜる。
【3】フライパンにサラダ油をひき、【2】を大さじ2ずつ流し、両面を2~3分ずつ焼く。型で抜いたチーズを飾る。
教えてくれたのは
阪下 千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年4月号
【6】かぼちゃ入りカレーミルク鍋
溶けたかぼちゃ、にんじん、玉ねぎの甘さに、カレールーのピリ辛がよく合います。仕上げに牛乳を加えて、マイルドに仕上げて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏肉 250g
かぼちゃ 150g
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
水 500cc
【A】
牛乳 1カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2
カレールー 70~80g
ご飯 茶碗1杯
粉チーズ 適量
◆作り方
【1】にんにくはみじん切りにする。にんじん、玉ねぎ、鶏肉は1.5cm角に切る。
【2】かぼちゃはラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱して、1.5cm幅に切る。
【3】鍋にオリーブ油と【1】を入れて炒め、肉の色が変わったら水を加えて10分煮、アクを取る。【A】と【2】を加えて5~6分煮る。
◆ポイント
カレー風味に、かぼちゃやにんじんの甘みがぴったり。
主食のリゾットもカレー味で変化がつきます。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【7】鮭とブロッコリーのグリーンソースグラタン
ソースにも野菜を入れたビタミンたっぷりのグラタンで、風邪に負けない体に!こんがり焼いた鮭がホワイトソースにマッチします。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
鮭の切身 2切れ
ブロッコリー 1/2株
★基本のホワイトソース 全量
しめじ 小1パック
サラダ油 大さじ1
塩 少々
ピザ用チーズ 50g
【基本のホワイトソース】
玉ねぎ 1/2個
牛乳 2カップ
バター 20g
小麦粉 大さじ3
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】鮭は小骨を取って一口大に切り、塩を振る。しめじはほぐす。ブロッコリーは小房に分けて塩少々(分量外)を加えた熱湯で柔らかくゆでる。仕上げ用に少しとっておき、残りはつぶしてホワイトソースに混ぜる。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、中火でしめじ、鮭をこんがりと焼く。耐熱皿に入れてホワイトソースをかけてチーズを散らし、仕上げ用のブロッコリーをのせてオーブントースターで7~8分、表面がこんがりするまで焼く。
【基本のホワイトソース】
【1】玉ねぎは縦に薄切りにして小麦粉をまぶす。
【2】フライパンにバターを弱火で溶かし、玉ねぎを炒める。粉っぽさがなくなってバターがなじんだら、牛乳を少しずつ加えて混ぜながら、とろみがつくまで弱火で煮つめ、塩を混ぜる。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
【8】鮭のクリームパスタ
パパッと作りたいときは、調理時間を短縮できる早ゆでパスタがおすすめ!主役の鮭はそぼろを使えばテクなしで味もきまって簡単です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鮭そぼろ 1/2カップ(50g)
ショートパスタ(早ゆで) 150g
マッシュルーム 1パック
ミニトマト 4~5個
ゆでたほうれん草 1/2カップ(50g)
バター 大さじ1
豆乳(または牛乳) 1カップ
◆作り方
【1】パスタは塩(分量外/湯1リットルに小さじ2が目安)を入れた湯で、袋の表示時間どおりにゆでる。
【2】マッシュルームは薄切りにする。ミニトマトは四つ割りにする。
【3】フライパンにバターを熱して溶かし、マッシュルームを入れて中火で炒め、鮭そぼろ、豆乳を加えて4~5分煮る。【1】とミニトマト、ほうれん草を加えてあえ、塩(分量外)で味を調える。
◆ポイント
ご飯のともにも、おかずにも万能な鮭そぼろの作り方。
■材料
(作りやすい分量)
甘塩鮭 3切れ
しょうが汁 大さじ1/2
白すりごま 大さじ2
■作り方
【1】耐熱皿に鮭を並べ、しょうが汁をかけ、ラップをかけずに電子レンジで3分加熱する。
【2】皮と骨を取り除いてほぐし、ごまを混ぜる。
鮭は太い部分と細い部分を組み合わせて並べ、加熱する。骨をていねいに取ってあげて。
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
牛乳を使ったおかずレシピ
【1】ブロッコリーと鮭のカレーキッシュ
生クリームと卵のキッシュはなめらかな味わいで子供に人気!カレー風味が全体の味をキュッと引き締めてくれます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ブロッコリー 1/2株
鮭(生) 小2切れ
玉ねぎ 1/2個
サラダ油 小さじ1
塩 少々
卵 3個
【A】
牛乳 150cc
生クリーム 150cc
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々
ピザ用チーズ 50g
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分ける。鮭は皮と骨を除き、2cm幅に切って塩をふる。玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油を熱したフライパンでしんなりするまで炒めて、冷ます。
【2】卵をボウルに割りほぐし、【A】を混ぜ合わせる。
【3】耐熱容器に【1】とチーズを入れ、【2】を流し入れ、160℃のオーブンで20分を目安に火が通るまで焼く。
【2】ねぎとたらの和風グラタン
洋風メニューのグラタンを、味付けの変化で和食にチェンジ!みそ味仕立てのサッパリした味わいです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
長ねぎ 2本
たら 2切れ(200g)
バター 20g
小麦粉 大さじ2強
牛乳 1と1/2カップ
みそ 小さじ2
パン粉 大さじ1
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】長ねぎは1cm幅に切る。たらは皮と骨を除いて2cm角に切る。
【2】鍋にバターを入れて中火にかけ、溶けてきたら、ねぎと水大さじ3を加えてふたをし、火を弱めて7分蒸し煮にする(焦がさないよう注意)。小麦粉をふり入れて混ぜ、牛乳を加え、混ぜながらとろみが出るまで加熱する。みそとたらを加えてサッと加熱する。
【3】【2】を耐熱容器に入れ、サラダ油をからめたパン粉を散らし、200℃のオーブンで10分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
【3】小松菜とひき肉のポテトグラタン風
やわらかいマッシュポテトがソース代わり!お肉や野菜が一緒に摂れる、満腹感のあるグラタン風です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
小松菜 1/2袋(100g)
玉ねぎ 1/2個
合いびき肉 200g
じゃがいも 2個(300g)
牛乳 70cc
小麦粉 小さじ2
粉チーズ 大さじ1/2
サラダ油 小さじ1
塩・こしょう 各適量
◆作り方
【1】じゃがいもは皮をむき、一口大に切ってやわらかくゆでる。湯をきって鍋に戻し、軽く水分をとばして、なめらかにつぶす。牛乳を加えて混ぜ、塩、こしょうで調味する。
【2】玉ねぎはみじん切りに、小松菜は小口切りにする。
【3】フライパンを強めの中火にかけてサラダ油を熱し、ひき肉を加えて火が通るまで炒め、【2】を加えて2分ほど炒め、塩、こしょうをふる。小麦粉をまんべんなくふり入れ、混ぜながら加熱する。
【4】耐熱容器に【3】を入れ、【1】をのせて平らにし、粉チーズをふる。200℃のオーブンで20分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2015年1月号
【4】野菜のかくれんぼグラタン
野菜が苦手…そんな子供には、具材を細かく刻んで目くらまし!表面をソースとチーズで覆えば、ストレスなくパクパク食べてくれるはず!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
マカロニ 60g
ベーコン 3枚
ほうれん草 3株
にんじん 1/4本
玉ねぎ 1/3個
バター 5g
【A】
ホワイトソース(缶詰) 1缶(290g)
牛乳 1カップ
塩・こしょう 各少々
溶けるチーズ 約80g
◆作り方
【1】玉ねぎは粗みじん切りにし、ベーコンは1cm四方に切る。
【2】マカロニは表示時間通りにゆでる。途中でほうれん草とにんじんを加えてざるにとり、粗く刻む。
【3】フライパンにバターを熱し、【1】を炒め、【A】を加えて軽く煮、【2】を混ぜ、塩、こしょうで味を調える。
【4】耐熱容器に薄く油(分量外)を塗り、【3】を入れてチーズをのせ、トースターで約5分焦げ目がつくまで焼く。
教えてくれたのは
阪下 千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年4月号
【5】鮭とブロッコリーのみそグラタン
グラタンは好きだけど、味付けが一辺倒でマンネリ気味…。なんてときは、味噌風味で“ちょい和風”に!ゴロッと野菜&鮭で食べごえも十分です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生鮭 大2切れ
ブロッコリー 小1株
玉ねぎ 1/2個
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1/2
バター 20g
小麦粉 大さじ2
牛乳 2カップ
みそ 大さじ1
シュレッドチーズ 40g
◆作り方
【1】鮭は骨と皮を除いて一口大に切り、塩をふって10分おき、水けを拭いて、こしょうをふる。玉ねぎは2cm角に切る。ブロッコリーは小房に分けて塩ゆでする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して鮭を入れ、中火で両面焼いて取り出す。
【3】フライパンを拭いてバターを溶かし、玉ねぎを炒め、油が回ったら小麦粉を振り入れ、弱火で粉っぽさがなくなるまで炒める。牛乳を少しずつ加え、ときどき混ぜながらとろりとするまで煮る。みそを溶き入れてひと煮する。
【4】耐熱皿に【3】を少し敷き、【2】とブロッコリーを入れて、残りの【3】をかけ、チーズを散らし、220℃のオーブン(またはオーブントースター)で10~15分焼く。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【6】栗きんとんで チキンのマロン煮込み
味付けのポイントは栗きんとん。コロッとした栗もちょうどいいアクセントになって、コクと甘みのある洋風煮ものに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
栗きんとん 80~100g
鶏もも肉 300g
玉ねぎ 1/2個
しめじ 1パック
サラダ油 小さじ1
水 1カップ
牛乳 1/3カップ
塩・こしょう 適量
◆作り方
【1】鶏肉は一口大に切り、塩・こしょう各少々で下味をつける。玉ねぎは薄切りにし、しめじは石づきを除いてほぐす。
【2】フライパンにサラダ油を熱して、鶏肉と玉ねぎをサッと炒め、しめじを加えて軽く炒める。水を加えてふたをし、5分ほど煮る。
【3】鶏肉にほぼ火が通ったら栗きんとんを加えてよく混ぜ、軽く煮詰め、仕上げに牛乳を加え、塩で味を調える。
*きんとんによって甘くなりすぎるときは、分量を調整しながら加えてください。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2014年1月号
牛乳を使ったデザートレシピ
【1】カスタードプリン
子供が大好きなプリンも、蒸し器を使えば簡単&プロの味に!甘すぎず、素朴でやさしい味わい。
◆材料
【キャラメルソース】
【A】
砂糖 80g
水 大さじ1.5
熱湯 40cc
【プリン】
【B】
牛乳 420cc
砂糖 80g
さやから出したバニラビーンズ 1/2本(バニラエッセンス2~3滴でも可)
卵 4個
【トッピング】
ホイップクリーム 適量
チェリー(缶詰でも可) 6個
◆作り方
【キャラメルソース】
【1】小鍋に【A】を入れ、よくなじませて火にかける。
【2】【1】がシロップ状になって焦げ始めたら、鍋をゆすって全体に均一に色をつける。
【3】好みのキャラメル色になったら火を止めて熱湯を注ぎ入れ、ヘラでムラなく混ぜ合わせる。
【4】プリンカップの底に均等に注ぎ、常温で固めておく。
【プリン】
【1】鍋に【B】を入れて火にかけ、砂糖が完全に溶けるまで温める。
【2】別のボウルに卵を入れ、泡立て器でコシを切るように混ぜ合わせる。
【3】【2】に【1】を加え混ぜ、こし器でこす。ペーパータオルで表面の細かい泡を取り除き、30分以上おく。
【4】キャラメルソースを入れた型に【3】を流し入れ、蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で30秒、そのあと弱火で10分蒸す。
【5】粗熱を取り、冷蔵庫で充分に冷やす。
【6】器に移して型から外し、生クリームとチェリーを飾る。
【2】パリパリチョコのミルクアイスキャンディー
パリッとしたチョコの食感が楽しい♪子供と一緒に作れる簡単おやつは、ホームパーティのデザイートにもおすすめです!
◆材料
(5本分)
【A】
コンデンスミルク 90g
牛乳 200cc
生クリーム 100cc
チョコレート 適量
◆作り方
【1】【A】をボウルでよく混ぜ合わせ、アイスキャンディーの型に流し入れてスティックを差し、冷凍庫でしっかり凍らせる。
【2】細かく刻んだチョコレートを湯せんにかけて溶かす。
【3】【1】を型から抜き、【2】②をスプーンですくって波状にかける。再び冷凍庫に数分入れて、チョコがパリッとするまで固める。
【3】ミルクレープ
フライパンで簡単&手軽!大人も子供も大好きなミルクレープは、クリームに忍ばせたバナナがアクセント!
◆材料
(1ホール分/直径20cm)
薄力粉 100g
砂糖 20g
塩 ひとつまみ
卵 3個
牛乳 400cc
無塩バター 45g
生クリーム 約300cc
マーマレード 80~100g
バナナ 1~1.5本(厚さ1~2mmにスライスする)
◆作り方
【1】ボウルに薄力粉をふるい入れて砂糖と塩を加え、泡立て器でさっと合わせる。牛乳を加え、ダマにならないように混ぜ合わせる。
【2】卵を混ぜ合わせ、湯せんで溶かしたバターを加えてこし器を通す。
【3】熱したフライパンにサラダオイル(分量外)を少量引き、余分な油をペーパータオルで拭き取る。【2】をおたまに軽く1杯分すくって流し入れ、弱火で焼く。
【4】表面の生地が乾いて縁がパリッとしてきたら裏返し、裏面もさっと焼く。これを繰り返して全部焼く。
【5】マーマレードをボウルに入れて生クリームを少しずつ加え、マーマレードを溶きのばしながら泡立て器で混ぜる。生クリームを全量加えたら、7~8分立て(泡立て器ですくうと柔らかい角が立つ程度)にする。
【6】平皿に【4】1枚→【5】(少量を均一に広げる)→【4】1枚→【5】と重ね、バナナを一面に並べる。これを繰り返してホールケーキ型に仕上げ、冷蔵庫で約30分冷やす。
【4】冷やし白玉ごま汁粉
濃厚な黒ごま風味の純和風スイーツ。もっちりおいしい白玉は子供も大好きです!
◆材料
(2~3人分)
【A】
黒ごまペースト 50g
ハチミツ 25g
塩 ひとつまみ
牛乳 150cc
白玉粉 50g
水 約50cc
白ごま 適宜
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて、なめらかになるまで練り混ぜる。
【2】【1】に牛乳を少しずつ加え、ダマができないようによく混ぜ合わせてから火にかける。ひと煮立ちしたら火を止めて、粗熱を取って冷蔵庫で冷やす。
【3】ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少量ずつ加えて混ぜながら耳たぶ程度の固さにし、食べやすい大きさに丸める。
【4】鍋でたっぷりの水(分量外)を沸騰させて【3】を入れ、浮いてからさらに約1分ゆで、冷水で冷やす。
【5】【2】と【4】を器に盛りつけ、白ごまをふる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
【5】カップミルクプリン
牛乳と砂糖だけ!余計な調味料を入れないシンプルなミルクプリンは、手作りらしいやさしい味です。
◆材料
(約100mlのマグカップ2個分)
【A】
牛乳 120ml
砂糖 大さじ2
【B】
ゼラチン 小さじ1
水 大さじ1
◆作り方
【1】カップに 【B】を等分に入れて3分おき、【A】を等分に加えてひと混ぜし、電子レンジで50秒~1分(600Wの場合)加熱する。
【2】レンジから取り出してスプーンでよく混ぜ、氷水に15分つけて冷やす(急いで固めたいときは氷水につけながら、とろみがつくまで混ぜる)。
【3】ラップをかけ、冷蔵庫で2~3時間冷やす。
*お好みのフルーツを小さく切って飾っても。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号
【6】にんじんバームクーヘン
卵焼きのようにくるっと巻いていくだけ!にんじん入りで栄養価の高いおやつはママも子供もハッピーに♪
◆材料
(2本分)
【A】
ホットケーキミックス 200g
卵 2個
砂糖 70g
牛乳 200cc
バター(溶かしたもの) 大さじ4
にんじんのすりおろし 1/2本分
バター 小さじ2
◆作り方
【1】ボウルに【A】の材料を合わせ混ぜ、にんじんを加え混ぜる。
【2】アルミホイルで直径1cmほどの棒を2本作る。
【3】卵焼き用フライパンにバタ ー半量を熱し、【1】の半量を少しずつ流し入れる。ぷつぷつとして表面が乾いてきたら【2】をのせて端から棒に巻きつけていき、また少量の生地を流し広げて巻く。同様にもう1本作り、温かいうちにラップに包んで形を整える。冷めたらラップをはずして、棒を抜き、1cm幅に切る。
教えてくれたのは
鈴木 薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2015年10月号
【7】さつまいものパンケーキ
甘納豆を添えてちょっぴり和テイストに♪焼く時においもをプラスすれば、いつもとひと味違うパンケーキが完成!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さつまいも 1/2本
【A】
小麦粉 100g
卵 1個
牛乳 120cc
砂糖 大さじ2
ベーキングパウダー 小さじ1
バター(溶かしたもの) 大さじ
バター 大さじ1
ホイップクリーム・甘納豆・黒みつ 各適量
◆作り方
【1】さつまいもは薄い輪切りにし、水に5分ほどさらす。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ合わせる。
【3】フライパンにバターを熱して【1】の3枚を並べ、その上に【2】をお玉半分ほど丸く流し入れる。表面がプツプツしてきたら裏返して両面を焼く。残りも同様に焼く。
【4】器に【3】を盛り、ホイップクリームと甘納豆を添え、黒みつをかける。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2014年4月号
【8】フルーツクレープ|子供と一緒に作ってみよう
休日のゆったり時間に親子でおやつ作りにトライ!具材は季節のフルーツなど、お好みでOK!
◆材料
(直径18cm×6~7枚分)
【A】
小麦粉 50g
砂糖 5g
塩 ひとつまみ
卵 1個
バター(溶かしたもの) 15g
牛乳 125cc
バター 適量
ホイップクリーム 適量
バナナ、カットメロン、ブルーベリー 各適量
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れて泡立て器で混ぜ、卵を加え、粉がダマにならないように手早くグルグル混ぜる。滑らかになったら、人肌に温めた牛乳を加えてさらに混ぜる。
【2】【1】に溶かしたバターを加えて混ぜ、ラップをかけて涼しい場所(約18℃)に30分おく。
【3】直径20~22cmのフライパンを熱してバターを薄く塗り、【2】をお玉1杯弱くらい流し入れて焼く。取り出して次々と重ねて冷ます。
【4】バナナを切り、【3】の生地にホイップクリームを絞り、メロンやブルーベリーなどと一緒に包む。
◆ポイント
切る:★★☆
バナナの皮をむき、テーブルナイフで切ります。できれば5mm~1cm幅に、難しければ厚めでも大丈夫です。
絞る:★☆☆
市販のホイップクリームを絞ります。達成感があるせいか、子どもが喜んでやる作業ですね。
包む:★★☆
好きなフルーツをのせ、半分に折って、さらに半分に折って4つ折りにします。できれば円筒形に包んでも。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
【9】かぼちゃパイ|子供と一緒に作ってみよう
型抜きしたり、子供と一緒に楽しく作れる!野菜たっぷり&甘さ抑えめで、手作りならではのヘルシーおやつです。
◆材料
(5~6cm×5~6個分)
冷凍パイシート(18cm×18cm) 2枚
かぼちゃ 100g
【A】
塩 少々
はちみつ 大さじ1/2~1
【B】
卵黄 1個分
牛乳 小さじ1
◆作り方
【1】かぼちゃは1.5cm角に切り、やわらかくゆでる。熱いうちに皮ごとつぶし、【A】を加えて混ぜ、冷ます。
【2】冷凍パイシートは半解凍にし、2枚一組で好みの型で抜く。
【3】【2】の半量に【1】を丸めてのせ、縁に混ぜ合わせた【B】を塗り、上から生地をかぶせ、縁をフ ォークで押さえてくっつける。上にも【B】を塗る。
【4】210℃に予熱したオーブンで10分焼き、190℃に下げて15~20分焼く。
◆ポイント
抜く:★☆☆
パイシートをお好みの型で抜きます。5cmぐらいの大きさがオススメです。型ではなく、ナイフで切っても。
※余った部分はもう一度のばして冷やし、型で抜くか、別のものに利用しても。
押さえる:★★★
縁をフォークで押さえて、上下のパイ生地をくっつけます。
塗る:★☆☆
刷毛で卵黄と牛乳を合わせたものを塗ります。小さい刷毛があると塗りやすいです。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年7月号
【10】かぼちゃ団子のタピオカ風
かぼちゃと牛乳で中華をマネしたタピオカ風のおやつに。野菜嫌いな子供もこれなら食べられそう!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かぼちゃ 50g
砂糖 大さじ1
小麦粉 大さじ4~
牛乳 2カップ
あん 大さじ3
◆作り方
【1】かぼちゃは皮をむき、一口大に切ってゆで、水けをしっかりきる。
【2】【1】をつぶして砂糖を加え混ぜ、さらに小麦粉を加えて混ぜる(小麦粉の量はまとまるまで調整して加える)。まとまったら細くのばし、8mmほどの球状に丸める。
【3】湯を沸かし、【2】を入れて浮いてきたらすくい取る。
【4】器に【3】を盛り、温めた牛乳を注ぎ、あんをのせる。
※牛乳をココナッツミルクに替えると、タピオカに近い味になります。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年2月号
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