金髪の内藤秀一郎らが登壇！『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏』舞台挨拶レポ

主要キャストが久しぶりに集まって登壇！

この日新宿バルト９で行われた舞台挨拶に登壇したのは、左から飛鳥 凛さん、青木暸さん、内藤秀一郎さん、山口貴也さん、川津明日香さん、上堀内佳寿也監督の６名。

主演の内藤さんは、現在放送中のドラマ「もしもイケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)の役作りのため、これまでとはかなりイメージの違う金髪で登場！  本人も開口一番「今日みんなに『だれ？』って聞かれてますが、正真正銘・神山飛羽真です！」と挨拶していました。

８年後の「大人になった衣装」について聞かれると…

テレビシリーズとはだいぶ雰囲気の違った衣装について、注目が集まりました。

ーーー８年後のそれぞれの「衣装」についてはどうですか？

内藤さん

「ぼく、意外とラフですよね(笑)。

テレビシリーズ本編ではきっちりした(スタイリッシュな)衣装が多かったんですけど、８年後ってことでもうあんなキレイめな格好はしないかなって思考錯誤した結果、監督とも話して、こういうぶかっとした衣装になりました。個人的にもこういった格好が好きなので、気に入ってます」

 

青木さん

「８年後の賢人は『翻訳家』ってことで、こういった聡明な感じになりました。みんなの中でも一人だけジャケットだし、大人っぽくなったかなと思います。(山口さんの方を見ながら)つい倫太郎(の衣装)と比べてしまいますね(笑)」

 

川津さん

「衣装合わせの段階で監督から『ノー足出し』と言われていたので、(テレビシリーズ本編とは違い)長めのスカートやパンツスタイルで、30代に見えるようにしました。私服にも近くて着心地良かったです」

 

山口さん

「ぼく今『ソード・オブ・ロゴス』の長なんで、忙しいんですよ！  だからファッションとかに構うんじゃなくて、剣士としてこの(８年前と変わらない)ユニフォームで世界の均衡を守っているので、これでいいと思います」

 

ーーー飛鳥さんは「仮面ライダーW」以来、久しぶりの特撮の現場はどうでしたか？

飛鳥さん

「撮影入るとやっぱり帰ってきたなーって感じがしました。今回の監督やプロデューサーも「仮面ライダーW」の時にご一緒しているので懐かしく思いました」

主題歌をメインキャスト４人が担当

ーーーなんと今回の主題歌を、内藤さん、山口さん、青木さん、川津さんの４人で歌われたということなんですが。このチャレンジはどうでしたか？

内藤さん

「あんなに大人っぽくてセクシーな歌を歌うっていうのが難しかったですね」

ーーー紅一点の川津さんの歌声は響いてましたね。

川津さん

「４人で歌うっていうのがすごく難しくて。わたしのパートは主旋律だったのでまだいい方だったんですけど、山口くんのパートは音が全然違って大変そうだなって」

山口さん

「ぼくだけみんなと違うメロディーで、みんなの歌にすごく惑わされちゃうんです。ぼくのレコーディングが一番最後で、みんないい顔で戻ってくるのを見てたんですけど、ぼくが苦悩して戻ってきても誰も見てくれなかったのが心残りでした(笑)」

青木さん

「この主題歌『Bittersweet』に誰よりも力を入れていたのは…上堀内監督なんですよ。PVも監督がやってくださって、これ早く見て欲しいです」

プライベートの８年後は？

ーーーみなさんのご自身の８年後はどうなってるか考えたことありますか？

内藤さん

「えー！  でも芝居は続けてますね。もしかして結婚もしてるかも…？  33歳だし、理想は結婚して子どももできてて幸せならいいな(笑)」

青木さん

「いきなりすごいノロケだしましたよ(笑)」

山口さん

「ぼくは８年経っても髪型も衣装も変わらなかったので、内藤くんみたいに金髪の役もやってみたいですし。その頃セイバーが始まってちょうど10年くらいになるので、またみんなで集まれたらいいなって思いますね」

川津さん

「なんか…あ…（ネタバレ的な話をしそうになり言葉に詰まる）。ワ、 ワンちゃんを飼えるくらいの心の余裕を持ってたいな」

青木さん

「都心から離れた場所に一軒家を買って、ワンちゃんを５匹飼い…  かっこいい大人・イケオジになっていたいなっていう…。すいません、もうこれ以上思いつきません(笑)」

飛鳥さん

「『仮面ライダーW』10周年の時にみんなで会ったので、またみんなで集まって思い出話に花を咲かせたりとか…。今と変わらず過ごしていきたいです」

何度も見て欲しい作品になりました

ーーー最後にメッセージをお願いします。

青木さん

「僕たちの思いが込められた大切な作品になりました。それぞれの８年後を見て、８年間の空白を想像して楽しめる作品です。３回４回と何度も楽しんで欲しいです」

山口さん

「ぼく的には倫太郎のシーンで家族をテーマにしているので、そこを注目して欲しいです。あとは倫太郎と芽依さんとの関係も気になるところだと思いますが、倫太郎らしさが出ていると思うので、その辺も気にしてみていただけたらと思います」

内藤さん

「今回の映画は仮面ライダーセイバーとしては、初めての単一作品ということで、とても強い気持ちをこの作品に込めています。回数を重ねて見てもらえると、その都度きっと新たな発見がたくさんあると思います」

ⓒ2022 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映
ⓒ2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

撮影／横田紋子　取材・文／苗代みほ