目次
小学校の入学準備はいつから始める?
学校説明会の後から始めよう
1月下旬〜2月上旬頃に行われるのが、小学校の学校説明会。4月の入学式には時間がありそうですが、3月の下旬は幼稚園や保育園の卒園式・謝恩会などで忙しくなりがち。また、仕事でも慌ただしい場合も多いですよね。そこで、この時期よりも前に入学準備をするのがおすすめ。でも、早すぎるタイミングで準備し始めると、必要のないものを用意してしまったなんてこともおきがち。学校説明会の直後から少しずつ準備を始めましょう。
小学校一年生の入学式は4月10日前後
入学式は、公立小学校でも、私立小学校でも、一般的に4月10日前後がほとんど。そこでこの日までには必要な準備は終わらせておきたいもの。
入学準備の進め方スケジュール
では、入学準備の進め方のスケジュールをざっくりとご紹介。中には説明会前に用意すべきものがあるので要注意。

前年5月~10月 ランドセルの購入
入学準備を焦る必要はないのですが、唯一気をつけなければいけないのがランドセル。人気のランドセルは、前年の春頃に新作を発表し、購入が5月からスタートするなんていう場合も。欲しいランドセルがある場合には、WEBサイトなどをこまめにチェックして。
10月中旬~11下旬 就学前健診
秋頃に就学前健診が行われます。学校保健安全法に基づいて内科・眼科・耳鼻咽喉科・歯科等について、健康上の課題が見つかった場合に、あらかじめ必要な治療や生活規則を整え、学校での集団生活に備えておくことが主な目的。また、就学にあたって心配なことや、障害のある子の就学については相談窓口などを教えてもらえます。健診で引っかかったからといって、入学でいないわけではないので安心して。また、私立小学校への入学予定の子も、この学区内での就学前健診の結果を持っていくことも多いです。
10月〜12月ごろ 学童申し込み
多くの自治体では、学童保育の申し込みが10月〜12月ごろに行われます。募集期間は地域によって異なるため、自治体の広報や学校から配布される案内をこまめに確認しておくと安心です。申し込みには、就労証明書などの書類が必要になる場合が多く、保護者の勤務先に依頼して準備する時間も考慮しておくとスムーズです。
また可能であれば事前に学童の見学をしておくと、施設の雰囲気や過ごし方、スタッフの様子がわかり、子どもに合った環境かどうか判断しやすくなります。申し込み開始直前は問い合わせが集中しやすいため、余裕を持って準備を進めておくと安心です。
1月下旬~2月上旬 入学説明会
入学説明会は特に大切なので、できるかぎり日程を調整して参加するようにしましょう。ここで、入学式で必要なもの、入学後すぐに使うものが書かれた資料などをもらいます。大事な資料なのでなくさないように携帯で写真を撮っておくのもおすすめ。
入学準備に必要なものリスト
具体的にどんなものが必要になるのか気になりますよね。そこで大体どの学校でも必要になりそうなものをご紹介します。

入学式当日に必要なもの
ランドセル
まずは必要なのはランドセル。購入する際に色の指定などがないかわからない場合には、登下校時の子どもたちのランドセルをチェックしたり、兄弟姉妹がいるママ友に聞いたりするのもおすすめ。もちろん、学校への問い合わせもOKです。名前は、迷子になったときなどの連絡先にもなるので、子どもだけでなく、保護者の名前や連絡先も記入しておきましょう。キーホルダーなど、余計なものは付けていかないのがおすすめです。
上履き
学校説明会で、学校指定の上履きなどを教えてもらうはずなので、入学式までに購入して持っていきましょう。
大きめのサブバッグ
ママ・パパが用意すべきものとしてはサブバッグ。資料やお道具箱など、たくさんのものを持ち帰ることになるので、大きめのサブバッグを持っていきましょう。
セレモニー服
子どもが主役の入学式ですが、親はセレモニーにふさわしい服装を心掛けることが大切です。華美な服装は避け、控え目でありながらもフォーマル感があると好印象です。和装の人もいますが、スーツやワンピースを着用する人のほうが多いようです。
スリッパ
保護者も体育館などに整列するので、スリッパは必須。ストッキングや靴下などの裸足に近い状態で参加することのないように注意して。
学校生活で必要となるもの
体操服
学校指定のものがあることがほとんどなので、上履きの購入時に一緒に買っておくと安心です。
文房具
こちらも必須アイテム。キャラクターものは避けるように、鉛筆は2Bで、など指定があることが多いので、子どもが困らないようにきちんと用意してあげましょう。
防災頭巾
防災頭巾も学校指定のものがあるはず。上履きなどと一緒に購入を。カバーについては、そこで一緒に購入しても、手作りをしてもOKなど指示があるはずなので、それに従って。手作りする場合には、子どもの使いやすさを考えてあげましょう。
通学用グッズ
防犯ブザー
安心材料としての防災ブザーはぜひつけたいもの。学校やPTAから配布されることも多いので確認しましょう。指定のものがない場合には、市販のものを購入してもよいか、一度確認するのがおすすめ。携帯電話にもブザーがありますが持ち込みを禁止ている学校がほとんどなので、ブザー単体を探しましょう。
黄色い帽子
目立つように1年生は黄色い帽子をかぶる学校は多いですよね。周囲の人がまだ小さな1年生を見守ってくれるものなので、しっかりかぶりましょう。
防犯ワッペン
また、帽子や袖につける防犯ワッペンも支給されることが多いのでしっかり着用して。実は交通事故の傷害保険付きなので、忘れずに身につけておくようにしましょう。

ランドセルカバー
こちらも学校によって配布されることがある、黄色のランドセルカバー。シール式のものだったりもしますが、やはり目印になるので、配布された場合にはしっかり着用を。ついせっかく買ったランドセルが隠れちゃうなんて思いがちですが、子どもを守るため、と考えてあげて。
傘
雨の日の登下校には必須の傘は、小さな手でも持ちやすく、操作しやすい傘を選ぶことがポイントです。学校で決まった傘のサイズやデザインがある場合もあるので、確認しておくと安心です。安全性を考慮して、反射材が付いているものや、透明な部分がある傘を選ぶと、中からも周囲からも見えやすくなります。傘の開け閉めがスムーズにできるかも重要なポイントですから、購入前に一度試してみましょう。
入学準備にかかる費用
入学準備にかかる費用はどのくらいなのかは、気になる問題。購入するものによって変動はありますが、平均的な額をまとめましたので、準備金として用意しておくとよいでしょう。

小学校の入学準備にかかる費用は約7万円
文部科学省の調査によると、令和5年度の小学生の年間学習費(学校教育費、学校給食費、学校外活動費)総額は、公立小学校の場合33万6265円、私立小学校の場合182万8112円という調査結果が出ています。
それでは、入学準備にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。公立小学校の場合の主な内訳は、
・ランドセル(約50,000円)
・上靴(約2,000円)
・赤白帽子(約500円)
・体操服(約5,000円)
・防災頭巾・防災頭巾カバー(約4,000円)
・筆箱、鉛筆、下敷き、色鉛筆などの文房具(合計約5,000円)
・手提げバッグ、体操着袋、上履き袋(合計約3,000円)
合計、69,500円程度です。
自治体や学校によって準備物が異なりますが、平均7万円程度必要となります
費用負担をサポートする就学援助制度や入学準備金とは?
小学校での就学費用が大きな負担になる家庭にとってのサポートとして用意されているのが「就学援助制度」。就学援助制度とは、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対し、市町村から学用品や給食費など必要な援助が受けられる制度です。前年より急激に収入が減った場合は適応されることがあるためチェックしてみてください。
小学校入学後の生活への備え
幼稚園・保育園から小学校に入学するまでに、身につけておきたいことや準備しておきたいことはあるのでしょうか。急に慌てないように頭に入れておくと安心です。
あいさつ、お返事のしかた
きちんとしたあいさつは身につけておきたいもの、例えば「おはよ〜」とあいさつできていたり、「うん」と返事ができていた場合にも、きちんと「おはようございます」「はい」と丁寧な言い方ができるようになっておくといいですね。
通学路や交通ルールを覚える

入学が近づいたら、ひとりでもきちんと道を渡れるように、今いちど、信号の見方(点滅していたら渡らない)、横断歩道のないところは渡らないなど確認しましょう。また、通学路がわかったら、その道だけを通ること。友達と一緒にと、別の道から帰ることのないように念押ししておきしょう。
学習への備え ひらがな自分の名前は書けるように
就学前に身につけておく勉強があるのか不安に感じるママ・パパも多いと思いますが、ひらがなも足し算なども1年生で学び始めるので、特に心配する必要はありません。ただ、自分の名前だけは書けるようにしておくといいですね。あとは、ママ・パパの読み聞かせがおすすめ。ひらがなを読むことだけでなく、じっと座って授業を受けること、集中力を養うことにも役立ちます。
起きる時間を登校時間に合わせる
園に通っていたときは大体が8時半〜9時頃だったはず。小学校の登校時間は8時頃〜8時半前と、今までよりもちょっと早い場合が多いもの。また学校の準備も時間割ごとに揃えたものを確認をしたりと、朝の時間の余裕が必要。園生活の最後の1〜2ヶ月は、家族みんなで早寝早起き生活に慣れましょう。
入学準備で失敗しがちなポイント
入学式の準備には、いろいろなものがありますよね。また、どのように使うかも想像しにくいので、つい失敗しちゃったなんてことも。7〜12歳の子を持つママたちに体験談を教えてもらいました。
先延ばしせずに早く準備すればよかった
小学校で使うものはサイズの指定がその学校ごとに細かく決まっているもの。早め早めに動いておけば、ぴったりのものを見つけられますよね。何かあったときのために早めの準備が大切だそう。
「まだ余裕があるから…とさまざまなグッズの購入を先延ばしにしていたら、1度目の緊急事態宣言になってしまいました。全部ネットショッピングで済ませることになり、学校の指定のサイズ等に合ったものを探すのが大変でした。近隣のお店で買えば小学校指定に合うものが集まったコーナーがあったりするので早く買っておけばよかったと後悔しました」(30代・茨城県・子ども3人)
洗い替え用が無駄になってしまった
洗わなければいけないコップ袋や体操着は、週末に持ち帰るので、普通に洗えば洗い替えは必要ないようです。ランチョンマットなど汚れやすいものは予備をキープしておくといいかもしれませんね。
「コップ袋など洗い替えに2個購入したが、結果1個で十分だった。とりあえず1個購入して、足りなかったら後で足す方が経済的だと思った」(40代・埼玉県・子ども1人)
学校指定品があった
学校できっと必要、と思って先に購入してしまうと、授業での使い方によってはみんなで同じものを使った方が便利、と学校で一括購入する場合も多いもの。なるべく使うタイミングを待つのがおすすめのよう。
「長女のとき、先に購入してしまい、学校がまとめて購入するものがあったりして無駄になりました」(40代・熊本県・子ども3人)
文房具はちゃんと選ぶべきだった
どんどん買い足す文房具。つい消耗品だからと安くまとめ買いしたいところですが、やはり品質の良し悪しがあるもの。毎日使うものなので、しっかりしたものを買っておくのがよいようです。
「100円ショップの色鉛筆を買ったら、色の出が悪く、買い直した」(40代・神奈川県・子ども2人)
「100均の文具の良し悪しがわからずに買ってしまい、後々良いブランドに買い替えた」(40代・神奈川県・子ども1人)
準備をもっと楽しんでやっておけばよかった
小学校で使うものは、袋類があったりとさまざま。指定のサイズはあれど、生地の絵柄などの指定はないことがほとんど。子どもと一緒に好きなものを探すのも楽しい時間ですよね。
「小学校の入学式の準備をもっと楽しんでやっておけばよかったとは思います。小学校の品物は何もかもが可愛いので。忙しさで楽しむ余裕がなかった」(40代・東京都・子ども3人)
入学準備に関連する質問
入学準備は「早すぎず、遅すぎず」がポイント。必要な情報が揃うタイミングを見極めつつ、家庭のペースで無理なく進められるようにしましょう。
Q. 入学準備はいつから始めるのがベスト?
入学準備は、就学前健診が行われる秋頃から始めると安心です。学校からの案内が増える時期なので、必要な持ち物や流れを把握しやすく、無駄のない準備ができます。
Q. 学校説明会より前に買っておいていいもの/待ったほうがいいものは?
上履きや文房具など基本的なものは早めに購入してOKです。ただし指定がある体操服・防災頭巾・袋類は学校説明会後の購入が安心です。説明会で細かなルールが明確になりますから確認しましょう。
Q. 文房具はキャラ物でもOKですか?
学校によってルールが異なります。キャラ物禁止の学校もあるため、説明会で確認するのが確実です。特に指定がなければ、派手すぎないデザインを選ぶと安心して使えます。
余裕をもって楽しい入学準備を
入学準備をおおまかにまとめましたが、イメージは湧きましたか? わが子の小学校生活を思い浮かべると楽しいものですよね。ママ・パパも楽しみながら余裕をもった入学準備をしましょうね。
文/松川麗 構成/HugKum編集部