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おやつ事情を大調査!ジュースの人気の味から、おやつに関するお悩みまで
子どもにとっては1日の大きな楽しみである、おやつ。しかしながら、市販のお菓子を与える場合は特に、含まれている成分やカロリー等々、親としては気になることも多いのではないでしょうか。よそのご家庭のお子さんが、どんなジュースが好きなのか…といった些細なことも気になるところ!
そこで今回は、お子さんのおやつ事情をリサーチ♪ 以下では、804人のママパパからアンケートに寄せられた回答をお伝えしていきます。
(※2022年7月集計 HugKumメールマガジン会員に向けたアンケート 母数804人)
お子さんが好きなジュースの味2位は「りんご」、1位は…
おやつの際はジュースを与えている、というご家庭も多いはず。まずはアンケート「お子さんが好きなジュース、清涼飲料水の味はなんですか?」への回答からご紹介していきます!
「りんご」が2位、「ぶどう」が1位に!
アンケートの結果、堂々の1位は「ぶどう」(271票)でした。
2位は、こちらも子ども用ジュースの定番である「りんご」(145票)ですが、100票以上もの差があることから、お子さんからの「ぶどう」人気を実感させられます。
下位は接戦。「ジュースは飲まない」派も
ほか「オレンジ」(99票)や「いちご」(69票)にも票が集まりましたが、下位は票がばらついた印象です。「ヨーグルト」(23票)や「ジュースは飲まない」(21票)といった回答も見受けられ、ジュースを特別には好まない子も中にはいることがわかりましたね。
お子さんのおやつで気になることは?
成分や栄養バランスなど、気になることも少なくない、子どものおやつ。アンケート「お子さんのおやつで気になることは何ですか?」の結果も見ていきましょう!
「糖分」が圧倒的1位に!
グラフから見てわかるとおり、お子さんのおやつで気になることとしては「糖分」(233票)が圧倒的に多くの票を集め、1位に。
次いで2位は「虫歯」(151票)、3位は「人工甘味料」(103票)で、多くのママパパがおやつの「甘み」に関する不安を抱いていることがわかりますね。
「食事とのバランス」や「カロリー」が気になる方も
また、「食事とのバランス」(81票)や「カロリー」(50票)、「栄養」(27票)など、おやつに含まれる成分や栄養バランスの偏りを懸念する回答も見られました。その他としては、「添加物」を気にする声も散見されます。
おやつに関する悩みは? 「ごはんを食べてくれない」「タイミングや量がわからない…」
そんな、ママパパが抱える「おやつに関する不安」について、もう少し詳しく見ていきましょう。
以下では、設問「お子さんのおやつに関して、悩んでいることや知りたいことがあれば教えてください」に寄せられたコメントをご紹介。回答のなかでも目立ったものを、みなさんからのコメントとともにお伝えしていきます。
ごはんを食べてくれなくなる
おやつをついつい食べすぎてしまい、夕飯を食べなくなってしまう…。このようなお悩みが多数見受けられました。なかには、お昼をあまり食べない代わりに、おやつをたくさん食べようとする…といった困ったケースも。
おやつの適切なタイミングや量
適切なおやつのタイミングや量を見極めるのが難しく、頭を抱えるママパパも多いようです。
おやつのタイミングは、お昼ごはんと晩ごはんの中間が理想的とされています。適量は、その年齢・体型の子どもが1日に必要とするエネルギー量の10%くらいが目安。
袋ごと渡してしまうと一気に食べてしまうおそれがあるため、1食分に分けてから与えてあげましょう。
糖分が多い、カロリーが高い
前章のアンケートでも目立ちましたが、糖分の多さやカロリーの高さを気にする声も多数寄せられています。
活動量が多い子どもは、おやつをたくさん食べたがるもの。ヨーグルトや果物など、できるだけ砂糖の使用量や脂質が少ないヘルシーなものを、量を決めて提供するようにしたいところです。
虫歯が心配
糖分の摂り過ぎへの不安と同時に、虫歯を心配するママパパも。
虫歯になりにくいおやつとしては、砂糖が使われていないものや少ないもの、歯に付着しにくいものなどが挙げられます。虫歯予防の観点では、口内に残留しにくいゼリー&プリン系や、砂糖の少ないおせんべい類は比較的虫歯になりにくいと言われています。
食べもの選びも大切ですが、食事のあとの歯みがき習慣も、同じく重視しておきたいですね。
添加物への不安
また、前章のアンケート同様、こちらにも添加物を気にする声が届きました。
市販のお菓子だと、どうしても人工甘味料や防腐剤、着色料など、添加物が気になりますよね。大きくなって色々なお菓子の味を覚えるとなかなか難しくなりますが、気になる場合は、無添加のお菓子や、果物中心のおやつに切り替えてみるのも良いかもしれません。
ダラダラと食べてしまう
ダラダラと食べ続けると、ついつい食べ過ぎてしまうだけでなく、口内にお菓子が残留する時間も長引くため、肥満や虫歯のリスクが上がります。おやつは量・時間、ともに決めておくのが◎
上手におやつ選びをして、効果的に活用しましょう!
今回は、子どものおやつ事情についてのアンケート結果をお伝えしてきました。子どもにとって、おやつは足りない栄養を補給する補食となるほか、一日の楽しみや、家族とのコミュニケーションの機会にもなり得ます。上手におやつ選びをして、効果的にそのメリットにあやかりたいですね。
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文・構成/羽吹理美