我が家の【最強１行レシピ】が大豊作！「焼く、茹でる、炒めるだけ50」を一挙紹介！

「焼く、茹でる、炒める」だけの1行レシピ

普段からHugkumを読んでくださるメルマガ会員の皆様に向けて、「焼く、茹でる、炒めるだけの1行レシピ」を募集したところ、数多くの回答がありました。「披露する機会を待っていました！」との、熱い投稿も頂戴しましたよ。シンプルな調理方法で、ここまで食を楽しめるとは⁉  どれも、思わず唸ってしまうものばかり。ぜひ、ご覧になってください。

調査概要
調査対象：HugKumメルマガ会員968人
調査時期：2022年10～11月　

今夜のメインは、チキン料理！

食卓の主役となる、鶏肉の下味に挙げられたのは、「塩麹、にんにく醤油、味噌、塩胡椒ガーリック」。どれもおいしそうです。

加熱方法には、「トースター、グリル」が挙げられました。その他にも、「オーブン、油をひいたフライパン」で焼くのも、よいでしょう。中心部まできちんと熱が伝わり、焦がさずに焼く方法として、「電子レンジでチンしてからトースター焼く」方法を、教えてくださいました。

一方で、ユニークなのは煮汁です。「らっきょう酢」を使う方法は、「ピクルスの漬け汁」などでも応用ができます。もともとは「お酢と砂糖」ですが、すでに味が決まっているものを使うと、大幅に工程が省略できます。

そして「コーラ」は、レモンの酸味、砂糖の甘みに、スパイス（クローブ、カルダモン、シナモンなど）、そして炭酸ガスからできています。つまり、「コーラ煮」とは、スパイシーな甘酢煮ですね。しかも、炭酸にはお肉を柔らかくする効果があります。大根や、ゆで卵をプラスしても、おいしそうですよ。

作ってみた！ 驚くほど 完成度が高い仕上がりに

「らっきょう酢の甘酢煮」を作りました。

【1】手羽元の水気を拭き取り、鍋に入れて、らっきょう酢をひたひたになる程度に注ぎ入れます。

【2】醤油は味を確認しながら、お好みで入れてください。ねぎの青い部分や、生姜などがあれば、入れてもいいですね。香りがプラスされます。

【3】火をつけて、落し蓋をしながら中火で煮込み、沸騰する直前で弱めます。そのまま20分程度煮込んでください。

余った煮汁で、ゆで卵を漬けました。一晩おくと、味が染みます。

明日からはコレがデフォルト！  HugKum賞

ここでは、ご応募いただいた中から、特に目をひいたレシピを取り上げ、さらにヒントになりそうなものをご紹介していきます。

素晴らしい大発見を、ありがとうございます。Hugkum賞の贈呈です！

洗い物、器具、そして手間と時間までも節約できる大発明ですね。「パスタソースでスパゲッティを茹でる」と同様の手法は、他にも応用ができるアイデアになるかもしれません。

お芋の時短術は、他にもお寄せいただきました。

手間がかかる大学芋や、ポテサラは、お子さんが大好きなので役立ちそうです。

作ってみた！ 「じゃがいものコンソメ蒸し」

「じゃがいものコンソメ蒸し」の手順を確認しながら、ご紹介します。せっかくなので、より手軽な電子レンジでの調理を選びました。

【1】じゃがいも小2個を、一口大にカットし、水にさらします。

【2】耐熱容器にクッキングシートをひいて、じゃがいもを入れてください。

【3】じゃがいも1個につき、小さじ1/4程度のコンソメを振りかけます。蒸気の通り道を塞がないよう、フワッとラップをかけ、電子レンジ600wで4分加熱します。

【4】電子レンジで加熱後、しばらくそのまま放置して、予熱で火を通すと加熱ムラがなくなります。それでも固い場合は、追加で加熱をしてください。

【5】柔らかくなったじゃがいもをマッシャーで潰し、粉チーズとマヨネーズで味をつけました。ハーブをのせてポテサラの完成です。カンタン！早い！おいしい〜♪

「ちくわの磯辺焼き」は、「子どもが食べすぎて怖い」との声を耳にすることがあります（笑）。ちくわの特売を見かけた際は、多めに買ってスタンバイしておくと、活躍しそうです。魚の動物性たんぱく質は、血を作り、貧血を予防するので、元気いっぱいに活動できますよ。

ちくわのレシピは、他にもお寄せいただきました。

作ってみた！ これはやみつき！

【1】カットしたちくわを、ビニール袋やボウルに入れます。

【2】最初に、薄く小麦粉をまぶしておくと、衣に厚みがでてカリッと仕上がりますよ。

【3】小麦粉と片栗粉：水の割合は、1：1が目安です。小麦粉（大さじ1）、片栗粉（大さじ1）、水（大さじ2）を入れ、青のり（大さじ1）も入れて、よく混ぜます。

【4】フライパンに油をひいて、カリッとするまで揚げ焼きにします。すぐに火が通るので、注意してください。

【5】最後に、塩をパラリと振りかけて、いただきます。

いつでも冷蔵庫にありそうな材料で作ることができるレシピを教えていただきました。休日のランチに作りたいですね。

その他にも、卵のアレンジをお寄せいただいています。

作ってみた！ 主役になる一品

「千切りキャベツ、豚肉を炒めて、天かすを混ぜたものを、卵で巻く、『オムライス』」を作ってみました。

千切りキャベツを加熱すると、かさが縮んで減るため、多めに入れました。シャキシャキの細切りキャベツが、フワフワの卵と好対照です。具を炒めた際に、しっかりと塩胡椒で味付けをしてください。お箸が進みますよ。

シンプルis ベスト　11連発

「1行でまとまるレシピ」は、シンプルな調理で、素材の味を楽しめるものばかりが並びます。

こちらは、「きのこ三昧」です。

炒めれば「簡単ふりかけ」が完成。ご飯をおいしくいただきます。

煮物は出汁が決め手

「カットした野菜、ベーコン、ウインナー、またはツナ缶」を、「洋風だし」で煮込むと、「ポトフ」になります。和風の場合は、「白だし、麺つゆ」を活用すると味がブレません。

作ってみた！ 上品なおひたしがあっという間に

「小松菜、油揚げのおひたし」です。シンプルなおひたしがあっという間に出来上がりました。

【1】白だしは、商品に記載の分量で水に薄め、鍋に入れます。小松菜１束につき、200cc〜300cc程度です。

【2】火をつけて、沸騰してきたらざく切りにした小松菜を茎から入れてください。

【3】油揚げは、キッチンペーパーで油を吸い取ってから短冊に切り、鍋に入れてください。

【4】全体が柔らかくなり、色が鮮やかになれば出来上がりです。

白だしよりも甘みがある麺つゆも、代用してみてください。かつお節をかけると出汁の風味が強まります。

火を使わなくてもおいしい仕上がり

加熱用機器の、オーブン、トースター、魚焼きグリルは、放置しておくだけで仕上がるうれしい道具。メインの料理を作りながらもう一品、なんて時にも助かります。

んどん活用できるアイデアが盛りだくさんです。人気は「ピザ風焼き物」でした。

生地として使われているのは、「トースト、はんぺん、餃子の皮、油揚げ」です。油揚げは、中に詰めることもできますね。そして、ソースは「ケチャップ、またはピザソース」を、「チーズ、じゃがいも、玉ねぎ、ウインナー」にかけて焼きます。その他にも「マヨネーズ」での味変、「納豆にチーズ、またはキムチ」も寄せられました。

そして、市販の合わせ調味料や、加工食品をベースに使う賢い方法もあります。「メニューを考えるのがツライ… 」なんて日もありますから、大いに活用しましょう。

アヒージョ、なんでもおいしい説の検証

巷で囁かれている「アヒージョにすれば、なんでもおいしい」説、をご存じでしょうか（笑）。にんにくを入れてオイル煮にすると、野菜、ハーブ、魚介、肉、なんでもOKなんです。

そして、記事の最後は、このレシピで締めていただきましょう。これこそ、究極の１行レシピかもしれません（笑）。

暮らしを支える、ささやかな一品

読者の皆さんより、素晴らしいアイデア、食欲を刺激するレシピをたくさんお寄せいただきました。この場を借りて、感謝を申し上げます。「今夜はなにを作ろう」と迷う時は、この記事を開いてヒントを得ることにより、楽に、愉しく、おいしい食卓を用意することができるのではないでしょうか。

ささやかな一品が、私達の健康を守り、日々の暮らしを支えてくれることに想い至るレシピの数々でした。ありがとうございました。

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構成・文・写真（一部を除く）／もぱ（京都メディアライン）