メルカリで本を高く売る方法やコツをチェック! 梱包から発送までをスムーズに

フリマアプリ「メルカリ」では、本を出品することもできます。従来の古本の買取にくらべると若干手間はかかりますが、高く売れるのがポイントです。この記事では、メルカリで本を出品する流れ、高く売る方法・コツをご紹介します。

メルカリで本を出品する方法・売れるコツ

メルカリで本を出品する流れを、売れるコツとともに解説していきます。

通常の出品の方法

メルカリアプリの出品のマークをタップし、次の登録・設定・入力を行います。

【1】商品写真の登録
商品写真の登録の方法には2種類あります。1つはアプリ内で撮影する方法。もう1つは使っている端末(スマホやパソコンなど)のアルバムから選択する方法です。

商品写真は売れ行きを左右しますので、きれいに明るい写真をアップロードするのがポイントです。

【2】商品の説明を入力
「写真を撮る」「アルバムから選ぶ」を選択した場合は商品説明の内容を入力します。

・本のタイトル
・購入日
・読んだ回数
・保管状況
・本の状態
を入力しましょう。そのあと「カテゴリー」と「商品の状態」を選択します。

【3】配送を設定する
配送の設定は、配送料の負担、配送方法、発送元の地域、発送日の目安を設定します。

●配送料の負担
配送料の負担は出品者なのか、購入者なのかを選択します。出品者の場合は送料込み、購入者の場合は着払いとなります。

●配送の方法
商品のサイズ、形状や性質に応じて、配送方法を選択します。発送方法には、メルカリ便や、らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便などがあります。

●発送元の地域
発送元の地域は、登録している住所から自動で反映されます。なお、登録している住所とは異なる都道府県から商品を発送する場合は、手動で変更可能です。

●発送までの日数
商品が購入されてから、出品者が発送手続きを行うまでの「発送までの日数の目安」を設定します。「1~2日で発送」「2~3日で発送」「4~7日で発送」のいずれかを選択しましょう。

【4】販売価格を設定する
販売価格は、300円〜9,999,999円の間で設定できます。配送料の負担と、商品の相場価格を足した値段で設定するとよいでしょう。価格設定のポイントはメルカリで相場をチェックすることです。検索ページから、自分が売りたい本のタイトルを検索すると同タイトルの出品一覧を見ることができます。

【5】「出品する」をタップ
最後に「出品する」をタップすれば出品完了です。

バーコードで出品する

メルカリで本を売るのであれば、「バーコード」で出品するのが断然便利です。流れを見ていきましょう。

【1】出品方法で「バーコード」を選ぶ
出品方法で「バーコード」を選びます。

【2】バーコードリーダーでバーコードを読み取る
バーコードリーダーで本の背表紙のバーコードを読み取ります。そうすると、相場価格、商品説明を自動入力してくれます。

【3】商品写真を撮影する
出品する商品写真を撮影してください。

【4】出品する
必要内容を入力し、「出品する」をタップすれば出品完了です。

メルカリで本を梱包する方法・コツ

メルカリで本を梱包する方法とコツを解説していきます。

梱包材を用意する

本をきれいに送るためには梱包材が必要となります。以下の梱包材を用意しましょう。

・ビニール袋(OPPシートでも可)
・緩衝材(エアキャップ、新聞紙など)
・クラフト封筒などの袋、またはダンボール
・ガムテープまたは養生テープ

本をビニール、緩衝材で包む

本が水に濡れないよう、ビニールで包みます。このときビニールは本のサイズに合わせてぴっちり折り込み、テープで止めてください。

ビニールで包んだら、緩衝材で本全体を包みます。厚さができるだけ薄くなるように包むようにしましょう。薄くすることで送料を抑えることができます。

袋またはダンボールに入れる

クラフト封筒に本を入れて、本のサイズに合わせてテープで留めます。クラフト封筒は軽いので、冊数が少なければクラフト封筒を使うと送料を抑えられます。

本の量が多い場合には、ダンボールに入れてください。ダンボールに入れる際には隙間に緩衝材を丸めて入れるようにして、本が動かないようにするのがポイントです。

梱包は「軽く」「コンパクト」に

梱包を「軽く」「コンパクト」にすることで、送料を抑えることができます。軽い素材の袋や薄い緩衝材などをうまく活用して梱包するようにしましょう。

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メルカリで本を発送する方法・コツ

発送方法はいくつかありますが、本の量やサイズにあわせて選びましょう。

ゆうゆうメルカリ便

送料:175円
サイズ:A4サイズ、厚さ3cm以内
発送方法:ローソン、郵便局から発送可能
保証:保証あり

ゆうゆうメルカリ便は、メルカリと日本郵便が連携してはじめたサービスです。宛名書き不要、近くの郵便ポストから発送できます。

らくらくメルカリ便

送料:195円
サイズ:※ネコポス A4サイズ、厚さ2.5cm以内
発送方法:クロネコヤマト、セブンイレブン、ファミリーマートから発送可能
保証:保証あり

らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸の提供する配送を利用できるサービス。配送の際、宛名を書く必要がなくのがメリットで、レジでの会計も不要です。

スマートレター

送料:180円
サイズ:A5サイズまで、厚さ2cm以内、重さ1kgまで
発送方法:ポスト投函 ※郵便局、コンビニで専用封筒を購入
保証:保証なし

日本郵便が提供する、郵便局で集配できるサービス。発送には専用資材が必要ですが、ポスト投函ができるのが魅力です。

クリックポスト

送料:165円
サイズ:長さ34×幅25×厚さ3cm以内、重さ1kgまで
発送方法:ポスト投函 ※利用登録が必要
保証:保証あり

クリックポストは専用の箱や封筒などがいらず、ラベルの印字や決済を自宅で完了できるのがメリットです。

メルカリで本を売るメリット・デメリット

メルカリで本を売るとメリットがたくさんあります。その一方、デメリットもあることを知っておきましょう。

メリット

メルカリの最大のメリットは利用者が多いことです。テレビやWebでもCMが流れていることもあり、フリマアプリのなかではダントツの知名度。2022年10月時点で、月間利用者数はなんと2,075万人とユーザー数が多いことから、高額で売れる可能性があります。

また、ユーザーの年齢層や幅も広いので、人気本だけでなく、ニッチな本でも売れることがあります。

メルカリでは、相場価格がわかるのもメリットです。前述したバーコード機能を使えば、相場の価格が自動で表示されるので適正な価格をつけることができます。適正な価格をつければより売れやすくなります。

デメリット

メルカリで本を売るときのデメリットは、出品するのに多少手間がかかることでしょう。また、売れれば梱包して発送しなければならないため、この作業も手間ではあります。

もし出品した本が売れなければ、その本を管理し続けなければならないのもネックです。

ただし、メルカリで出品する本の数が少なければ、さほど手間に感じることはないでしょう。また、本をまとめて出品するという方法もあります。

メルカリで不要な本を手放して、すっきりしよう!

メルカリで本を出品すると、高く売れる可能性があります。メルカリで不要な本を手放してお小遣い稼ぎをしてみてはいかがでしょうか。

もし、メルカリで本を出品する場合にわからないことがあったり、困ったことがあったら、参加無料の「メルカリ教室」を活用しましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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