冬休み直前スペシャル企画としてスタートした連続コラム、二回目の今日は、現地在住ママならではの、子連れにやさしいビーチをご紹介。子どもがいるママだからこそ、色んな視点でビーチを選ぶことが肝心です。子供連れでの旅を計画中の方にはとっても参考になるはず!
ママ安心!子どもが安全に楽しめるホノルルのビーチ3選
長期休みに、ハワイ旅行を計画しているご家族も多いのではないでしょうか? ハワイといえばもちろんビーチですが、子どもがいると「どこのビーチに行こうか」ということにも悩みますよね。そこで今回は、ハワイ在住歴22年の筆者が、子どもが安心して遊べるビーチをご紹介します!
(1)クヒオ・ビーチ
日本人観光客がハワイで宿泊する場所といえばワイキキ。海沿いの大通りカラカウア・アベニューの海側にはすぐ青い海と砂浜が広がっていますが、ワイキキのビーチにも場所によって異なる名称があります。
中でもお薦めは、ワイキキ動物園(ダイヤモンドヘッド方向)側にあるクヒオ・ビーチ。プリンス・クヒオ像がある周辺のビーチですが、ここにはコンクリートの低い塀があり、浅瀬になっているため、小さな子どもでも足が着いて安全に遊ぶことが可能です。また、塀があることで、サメが来るという心配もご無用。
ワイキキでも他のビーチは遠浅ではありませんので、十分注意してくださいね。
(2)アラモアナ・ビーチ
アラモアナ・センターの海側にあるビーチがアラモアナ・ビーチ。ビーチパーク内にあるため広く、ワイキキと比べて空いているので、主に地元住民に愛されているビーチです。
このビーチは遠浅のため、波打ち際なら子どもでも安全に遊ぶことができます。同じパーク内にあるマジックアイランド(パーク内左側の突き出た先の部分)のビーチはもっと空いていて水も透明ですがもう少し深いので、小さな子どもの場合はアラモアナ・ビーチの方が良いでしょう。マジックアイランドは広い芝生やテーブル、ベンチなどもあって子どもを遊ばせるのに最適な場所です。
ワイキキからはアラモアナ・センター行きのバスに乗り、終点まで行って道の反対側に渡るだけ。車の場合は無料の駐車場がありますが、余裕をみて午前10時頃までに着くようにしましょう!
(3)サン・スーシー・ビーチ(カイマナ・ビーチ)
こちらはワイキキのダイヤモンドヘッド側、ニューオータニカイマナビーチホテルの前にある小さなビーチです。ワイキキの真ん中からは少し歩きますが、水が透明でとても美しく、岩に守られてビーチ周辺は波もないので、比較的泳ぎやすいビーチです。
幼い子どもより、5~6歳以上の子ども向けビーチといえるかもしれません。
周辺にはこれといってお店がないので、ABCストアなどのお店であらかじめ飲み物や食べ物を買ってから行くのをオススメします!
子連れビーチではグッズの準備を抜かりなく!
ビーチには日陰がないので、子連れならさっと広げられる簡易テントを持って行くのがオススメ。そして、子連れの場合、念のためライフガードが常駐するビーチに行くことをオススメ。上記3つのビーチにももちろん常駐していますので、何かあったらすぐに相談してください。
さらに、ビーチに行く前はまずウォルマートなどのディスカウント店でビーチに必要なグッズ(ビーチタオル、敷物、浮き輪、スノーケル等)を揃えるのもお忘れなく!ちょっとした救急グッズもあると安心です。
相馬佳(そうま・けい)
1990年より米国在住。米本土各地に居住後95年にハワイ州ホノルルに移住し、ハワイ大学卒業後に現地でライター職に就く。以来コピーライターや翻訳者を務め、現在はニュース通信社で英日ニュース翻訳や、航空会社機内誌、各種ウェブサイトで執筆を担当。1児の母。