日本にも美味しいスイーツはたくさんあるけど、ハワイに来たらやっぱり地元名物を試してみたいもの。そこで今回は、ハワイ在住歴22年の筆者が、現地で絶対に試したいハワイ特産の有名スイーツ3つをご紹介します!
目次
(1)「レナーズ・ベーカリー(Leonard’s Bakaery)」のマラサダ
ハワイのおやつの定番「マラサダ」の名店
ハワイのおやつといえば真っ先にマラサダを思い浮かべる人も多いはず。元々はハワイのポルトガル移民が自国のおやつに似たものをハワイで作ったのが始まりですが、砂糖をまぶしたふっかふか、アツアツの揚げパンは小腹が空いたときに最高!
ハワイでは多くの店でマラサダが買えますが、やっぱりオススメはカパフルにあるマラサダの元祖『レナーズ・ベーカリー(Leonard’s Bakaery)』。店に入るとマラサダは店頭に置いておらず、注文後にキッチンからできたてほかほかのものを持ってきてくれます。マラサダは中に何も入っていないプレーンが1個$1.15(約150円)ですが、筆者のオススメはココナッツクリームが入った“ハウピア”($1.50)。家族全員で食べられる良心的な値段も嬉しいですね。
Leonard’s Bakery
933Kapahulu Ave., Honolulu
www.leonardshawaii.com
(2)「リリハ・ベーカリー(Liliha Bakery)」のココパフ
パフに詰まったチョコクリームとシャンテクリームのバランスが絶妙!ローカルに人気No.1!
マラサダよりもちょっとマイナーかもしれませんが、ローカル人気NO.1は何と言っても『ココパフ』。そして、どこのココパフでもいいというわけではなく、地元の住民が「絶対ここじゃなきゃダメ」というのが『リリハ・ベーカリー(Liliha Bakery)』のココパフ(右)、1個$1.55(約175円)。なお、チョコクリームパフも同じ値段、グリーンティーパフは1個$1.89(約210円) 。ちょっと固めに焼いたサクッとした歯応えのパフに詰まったチョコクリームと、トップにのった甘さとちょっとだけの塩味がたまらないシャンテリークリームのバランスが絶妙で、筆者のお気に入りスイーツNO.1! ホノルルの山側、ワイキキからは車で20分程度の距離にありますが、ワイキキを出てちょっと冒険してみたい人はぜひ!
Liliha Bakery
515 North Kuakini St.
Honolulu,HI
www.lilihabakery.com
(3)「ワイオラ・シェイブアイス(Waiola Shave Ice)」のシェイブアイス
日本のかき氷から生まれた、日本でも人気のシェイブアイス
最近は日本でも流行しているという“シェイブアイス”。日本のカキ氷がハワイではシェイブアイスとなったわけですが、それが逆輸入という形で日本で流行するというのも面白いですね。
ハワイには有名シェイブアイス店が多くありますが、オススメは筆者がハワイに来た当時から通っている『ワイオラ・シェイブアイス(Waiola Shave Ice)』。本店がワイオラ・ストリートにあるためこの名前が付いたようです。店はワイキキからも割と近い市内のモイリイリ地区にあります。
ここの氷はパウダースノーのように細かく、ふんわりしているのが特徴。トッピングとサイズは様々で、まずは好きなサイズを指定し、その上でトッピングを選んでお金を先払いします。筆者のお気に入りはあずき練乳シェイブアイスの中にアイスクリームを入れたものですが、一番人気はやっぱりレインボーシェイブアイスです! 写真はレインボーにトッピングとして練乳をかけたもので、値段は$4.50(約510円)。かなり大きいので娘と2人で食べました。
Waiola Shave Ice
2135 Waiola St.
Honolulu, HI
リーズナブルに楽しめるハワイの定番スイーツ3つをご紹介しました。今まで試したことがないという方も、次回のハワイではぜひトライしてみてくださいね。
相馬佳(そうま・けい)
1990年より米国在住。米本土各地に居住後95年にハワイ州ホノルルに移住し、ハワイ大学卒業後に現地でライター職に就く。以来コピーライターや翻訳者を務め、現在はニュース通信社で英日ニュース翻訳や、航空会社機内誌、各種ウェブサイトで執筆を担当。1児の母。