端午の節句の内飾りとして室内に飾る兜を、紙皿でかっこよく作ってみましょう。えぼし兜はピンと上に高く伸びた形が特徴の兜です。この兜は、ぼうし風の兜なので、頭にかぶればかっこいい武士になれる!好きな色の折り紙を使って自分だけの兜を作ってみましょう。
帽子のようにかぶれるえぼし兜
作り方
1 紙皿2枚に図のように円形に切った青い折り紙を貼り、重ねて前後をホチキスでとめて、ぼうしを作る
2 小さめの円形に切った赤い折り紙を貼って、たて半分に折った紙皿に、図のような切り込みを入れた後、開いて横半分に折る。切り込みを入れた部分は折らずに兜の飾りにする。
3 1に2をかぶせ、ホチキスで固定する。
4 別の紙皿の裏側に黒い折り紙を貼る。紙皿の表側から図の点線で谷折りし、重なった部分をホチキスでとめ、飾りを作る。
5 4を3にかぶせ、ホチキスで固定する。着用するときのために、兜の内側に布粘着テープでリボンを貼る。
教えてくれたのは
水野政雄
画家・造形作家。1938年、郡上市八幡町に生まれる。1961年、多摩美術大学油絵科卒。長年郡上おどりのポスター原画を手がけ、各地で講演活動なども行っている。1990年、郡上八幡に「心の森ミュージアム遊童館」、1996年、郡上市ひるがの高原「牧歌の里」に「木ぼっくりミュージアム」をオープン。主な著書に『しぜんと あそぼう はっぱ』(小学館)、『紙とあそぼう!』(メイト)など多数。
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