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コレクション収納をキッカケに「整理収納」を身につけよう
今回のテーマは「子どものコレクション収納」です。「子どもが片づけられない!」とお悩みの方は多いですが、どんな子にも好きな物、大事な物があります。
何を持っていて、どんな風に使いたいのか。思い入れがあるアイテムの収納を子どもと一緒に見直すことで、楽しく整理・収納・片づけを身につけてみませんか?
今回は、わが家で使っている100円ショップで買える商品をご紹介します。全てに共通するポイントは「中身が見えること」「子どもが出し入れしやすいこと」「揃えやすいこと」です。ぜひ参考にしてみてくださいね!
① トレーディングカード収納は「ゆとり」があるケース
どんどん増えてしまうカード類は、山田化学の「トレーディングカードボックスS」がオススメ。私は100円ショップのセリアで購入しました。
たっぷり余裕があるサイズ
ケース自体が大きめなので、カードを出し入れしやすいです。トレーディングカードはもちろん、トランプサイズのカードや、写真右側のような大判サイズ(7.4cm×7.4cm)のカルタなど、色々なカードを収納できます。
元々の箱が壊れたり、ピッタリすぎて片づけにくい場合は、思い切ってこのケースに入れ替えても。フタと底の四隅に凸凹がついており、ブロックのように積み重ねられます。ケースを揃えると収納スペースもスッキリしますね。
仕切りでもっと使いやすく!
ケースの中で分類したい場合は仕切りを使ってみましょう。付属の仕切りは2枚で、厚紙素材。インデックス部分に項目を書き込むこともできます。
わが家のトレーディングカードケースは2枚では足りず、子ども自身が画用紙で増やしていました。全部出して整理することで、何を持っているか把握しつつ、不要なカードを洗い出せます。
② ビーズ収納は「混ざらない」がポイント
指先を使い、創造力と集中力を育むビーズ遊び。材料の収納にはダイソーの「ビーズケース」が便利です。
フタが分かれているから、混ざらない
このケースの特徴は、フタが独立していてひとつずつ開閉できること。ビーズの色や種類が混ざる、制作時のストレスを最小限にできます。
また、不意にケースをひっくり返してバラバラに…!というビーズ遊びの“あるある”も、こまめにフタを閉じるクセをつけておけば大惨事を避けられるかもしれません。
仕切りの数が選べる
このケースは4マス、6マス、10マスがあり、中身の量に合わせてピッタリのものを選べます。仕切りの数が違っても、ケース自体は共通の約13.7cm×10.3cm。全体的にコンパクトで、子どもの小さな手でも扱いやすいサイズです。細々したアクセサリー類の収納にも向いているので、ビーズ遊びを卒業しても使えます。
③ ポケモンメザスタのタグは「一覧性」が大事
ゲームセンターで人気のポケモンメザスタ。プラスチックの“タグ”を使って遊びます。ダイソーの「セクションケース 仕切り12枚」200円(税抜)は、タグの収納と運搬にオススメです。
たっぷり約120枚収納可!
ケースの内側に細かいミゾがあり、収納したい物に合わせて仕切りを細かく移動できます。メザスタのタグ収納には、上の写真のように仕切り2枚を中央付近にピッタリ寄せることで使いやすくなります。1マスに約10枚、ケース全体で最大約120枚収納できます。
タグは見えるように揃えて
ポケモンメザスタのタグはゲームセンターへ持ち運んで使います。このケースはゲーム台の上でもギリギリ収まるサイズ。タグのラベルを上にしておけば、サッと識別できて、出し入れしやすいです。
ちなみに、わが家はこのケースからあふれたら不要なタグを見直すルール。コレクションを楽しみながらも、自然な流れで物の優先順位をつけたり、入れ替え作業の機会を設けています。
④ フィギュアのディスプレイは「大きく開く」ケース
カプセルトイでゲットした小さめのフィギュア。お気に入りをキレイに飾りたい!という子には和泉化成株式会社の「横開きディスプレイケース ミニワイド」が便利です。私は100円ショップのセリアで購入しました。
横開きでレイアウトを変えやすい
ホコリを避けつつ、中身がよく見える透明度が高いケースです。フタが大きく横に開くので、中のレイアウト変更もラク。お気に入りアイテムがよく見える角度を考えたり、組み合わせを変えてみたり。アレコレ考えるのも楽しい時間になりますね。
積み重ねOK!サイズ展開も◎
この商品は最大3段まで積み重ね可能なので、必要があれば買い足しもOK。タテに積んだり、ヨコに並べたり、レイアウトは自由自在です。
写真の「ミニワイド」は小さめフィギュアに向いているサイズですが、同じシリーズで色々なサイズがあります。飾りたい物のサイズを調べて、ピッタリのケースを探してみてくださいね。
⑤ カプセルプラレールは「細かすぎない」仕切りが◎
カプセルトイの中でも人気商品「カプセルプラレール」は、通常のプラレールの小型版。車体や情景パーツが数百円で手に入るので、コレクターも多いです。収納にはダイソーの「セクションケース」セクションケース(29.5cm×19cm)」150円(税抜)がオススメ。
ポイポイ片づけても自然に整う仕切り
ケースの購入時は、全てのマスに可動式の仕切りが入って18マスの状態です。カプセルプラレール収納には、可動式の仕切りを全て外して「3列の固定仕切り」のみにします。
この状態が、車体、レール、情景部品などのパーツが収まるベストなサイズ。子どもが細かいパーツを探しやすく、ポイポイ片づけても自然に整う絶妙なケースになります。
ラベルでもうひと手間
ケースを購入したら「何を、どこに収納するか」を決めます。親が勝手に決めてるのではなく、こだわりがある子ども本人に決定権を持たせます。
そして最後の仕上げに、マスキングテープなどでラベルをつけます。ラベルの内容も、子ども主導で考えてみましょう。例えば、わが家のカプセルプラレール収納には“ストラクチャー”という分類があります。親からすると「?」ですが、子どもにとっては識別できています。その子が使い慣れているフレーズを使うと「探しやすく、片づけやすい」収納になります。
いかがでしたか?「子どものコレクション収納」をご紹介しました。使う収納ケースを決めて、必要な数を調べたら、子どもと一緒に買いに行ってみましょう。買い物から、物を収める過程を一緒に行うことで、物の管理が「自分ごと」になりやすいです。この機会に是非やってみてくださいね。
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