クレヨン達のおはなし「くれよんのくろくん」絵本シリーズ
累計200万部を突破した人気絵本「くれよんのくろくん」シリーズ。くろくんとクレヨンの仲間たちとのストーリーは、子どもにお友達との協力や思いやりなど、たくさんのことを教えてくれます。
【1】『くれよんのくろくん』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
色とりどりのくれよんたちは、箱を出て、画用紙に絵を描きますが、くろくんだけはせっかくの絵が黒くなってしまうからと、仲間に入れてもらえません。くろくんが悲しそうにしていると、シャープペンのお兄さんが、くろくんにアドバイスをくれます。
子どもにとって身近なクレヨン。仲間はずれになってしまったくろくんの気持ちや、そこを乗り越えていくくろくんの頑張りに共感しながら、読み手も成長ができる一冊です。
◆ママパパの口コミ
【2】『くろくんとちいさいしろくん』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
なかなか出番の少ない白いクレヨンをめぐるストーリーが描かれた「くれよんのくろくん」シリーズの1冊。くろくんのアイディアで、小さなしろくんの活躍できる場を作ったり、みんなでしろくんの居場所を作ってあげます。仲間の良いところを探してあげるやさしいくれよんたちの行動は、絵本を読んだ子どもたちの心にもしっかりと届くでしょう。実際にお絵かきに使える白いクレヨンの活用方法も参考になります。
◆ママパパの口コミ
【3】『くろくんとなぞのおばけ』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
ある朝起きるときいろくんがいない!その後も、次々とくれよんの仲間たちがいなくなり、とうとう残るはくろくんだけに。「絶対にみんなをさがしだす!」と怪しい足跡を追っていくと…。くれよんの仲間たちの思いやりを感じるストーリー。決して怖い話ではないので、小さな子どもにも安心して読んであげてください。
◆ママパパの口コミ
【4】『くろくんたちとおえかきえんそく』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
くれよんの仲間たちが遊園地へ遠足に出かけます。この絵本は、ページを開くと、ところどころ、白い部分があります。そう、この絵本は模様を描いたり、色を塗ったり、線を描いたり、読んだ子どもがお絵かきをして自分だけの一冊を完成させられる絵本なんです。遊園地のアトラクションも盛りだくさんなので、ストーリーもお絵かきも楽しめるおすすめの一冊です!
【5】『くろくんとふしぎなともだち』
なかや みわ/作・絵 童心社
◆こんな本
子どもの大好きなものがテーマ集中力をアップさせたいときにおすすめの1冊。
お散歩に出かけたクレヨンのくろくん。歩いていると、かっこいいバスが。「あのー。ちょっと走ってみてくれませんか?」といったら、バスは……。少し長いお話ですが、クレヨン、乗り物、お絵かきなど、子どもが大好きなものが描かれていますので、集中してよく聞きます。最初と終わりのページを丁寧にゆっくりと読むと、子どもはさらに満足します。(JPIC読書アドバイザー・児玉ひろ美さん)
◆ママパパの口コミ
『edu』2015年5・6月号
贈り物におすすめ「くれよんのくろくん」絵本セット
【1】『くれよんのくろくんシリーズ(既4冊セット)』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
人気シリーズ「くれよんのくろくん」の絵本の4冊セットはプレゼントにもおすすめのケース入りです。それぞれのストーリーは1冊で完結しますが、キャラクターの描かれ方などはシリーズを通して読むとまた面白い!『くろくんとちいさなしろくん』を含む『くれよんのくろくん』『くろくんとふしぎなともだち』『くろくんとなぞのおばけ』の4冊がケースに入っています。
イラストが人気「くれよんのくろくん」グッズ
【1】『くろくんたちとおえかきえんそくくれよんセット』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
先ほど紹介したお絵かきができる絵本「くろくんたちのおえかきえんそく」と、絵本にも登場する「こどもくれよん」(12色/製作・株式会社サクラクレパス)が実際に付いている、絵本+クレヨンの嬉しいセット。幼稚園の子どもへのプレゼントにぴったりです。
【2】『くれよんのくろくんすごろく』
なかやみわ/著 童心社
◆こんな本
累計200万部を突破した人気絵本「くれよんのくろくん」シリーズの世界は、すごろくでも楽しめます。
101.4×71.6cmの大きな盤面は迫力満点です!アナログなゲームは、ご家族やお友だちとわいわい楽しむのにもってこいですね。絵カードを集めながら、ゴールをめざしましょう!裏面にはくれよんあつめゲームもついています。
くれよんくん作者の「なかや みわ」さん
なかや みわ 埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室(現:短期大学部造形学科)卒業。企業のデザイナーを経て、1997年に絵本作家としてデビュー。主な絵本に「そらまめくん」シリーズ(福音館書店・小学館)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「どんぐりむら」シリーズ(学研)、「こぐまのくうぴい」シリーズ(ミキハウス)など多数。
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教えてくれたのは
JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。
文・構成/HugKum編集部