子どもたちに大人気の「そらまめくん」絵本シリーズ。待望の新刊とHugKum編集部のおすすめを大紹介します! お子さんの読み聞かせにぴったりですよ。
新刊「そらまめくんの まいにちは たからもの」
『そらまめくんの まいにちは たからもの』
なかやみわ/作 小学館
◆おすすめポイント
いつのまにか移り変わる季節のなかで、そらまめくんと仲間のおまめたちは今日も楽しくいっしょに過ごします。季節の風を感じながら、春には咲いている桜をながめ、かおりも楽しみます。夏にはみんなで水遊び。秋にはお月見や落ち葉ひろい。冬にはスキーやそりで遊びます。季節はめぐり、また新しい季節を迎えても、二度と同じ毎日はありません。
◆対象年齢
3歳、4歳、5歳、6歳
そらまめくんのおはなし3さつセット
なかやみわ/作
◆おすすめポイント
「そらまめくんのあたらしいベッド」と「そらまめくんのぼくのいちにち」と「そらまめくんとながいながいまめ」の3冊がセットになっています。かわいいオリジナルケースに入っているので、ギフトにも最適です。
◆対象年齢
3歳、4歳、5歳、6歳
そらまめくんの きって はって つくって まなぼう ドリル
監/なかやみわ
◆おすすめポイント
「そらまめくんのベッドを自分で作ってみたい!」 そんな思いにお応えする工作や実用的なマスクケース、キャンディバッグ、遊んで楽しむ『ゆるゆるあそび』、『えあそびパズル』、そして家庭や園で飾って楽しむ工作など手作りのオリジナルのひとつにチャレンジできるドリルです。作り方は簡単なので、折ったり貼ったり、切ったりと手作業をに取り組むこともできます。また、おうちの方と一緒にお話しながら作るのも楽しい一冊になっています。
◆対象年齢
3歳、4歳、5歳、6歳
HugKum編集部おすすめ!そらまめくんの絵本
【1】『そらまめくんとながいながいまめ』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
なかやみわさんの大人気シリーズ「そらまめくん」は、一度は手に取ったことがある方も多いのでは? いろいろな豆たちが登場するこのシリーズ。中でもこの「そらまめくんとながいながいまめ」はタイトル通り、とっても長い豆のベッドを持った“さんじゃくまめの兄弟”が登場します。さんじゃくまめって?大人も思わずこんな長い豆があるのか、と感心するのですが、子どもはもっと驚くようです。皆から羨望の的の長〜いベッド、それを見てすっかり自信をなくしてしまうそらまめくん。子どもも、自分と友達の違いに気づき、それを少しづつ認めるようになるのが4歳頃。お友達のいいところを見つけたり、自分のいいところを確認したり、そんな親子の会話のきっかけにもなるお話です。
◆対象年齢
3歳、4歳、5歳、6歳
【2】『そらまめくんのベッド』
なかや みわ/作・絵 福音館書店
◆おすすめポイント
「そらまめくん」シリーズの中でも大人気の「そらまめくんのベッド」。こちらは大型絵本にもなっているので、園などで広く読み聞かせにも選ばれています。
そらまめくんの宝物のふかふかベッド。ある日、その自慢のベッドが突然なくなってしまいます。困ったそらまめくんと、何とか力を貸してあげようとする仲間のまめたち。そらまめくんや仲間たちの心の動きに注目して読み聞かせをすると、親子でとても温かい気持ちになれる1冊です。
【3】『そらまめくんのあたらしいベッド』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
こちらは「そらまめくん」シリーズが累計290万部を超えた人気シリーズとして定着した後、9年のときを経て2015年に出た待望の作品です。「そらまめくんのあたらしいベッド」、あれ、そらまめくん、自慢のベッドを新しくするの?もうそれだけで内容が気になりますね。
ふわふわだったベッドが最近ペチャッとして元気がない様子。よし、ふわふわのわたの実が実る「わたのき」を探しに行こう。そらまめくんと仲間たちの冒険が始まります。知らない場所で奮闘したり、周りのみんなを思いやりながら行動するそらまめくんの姿に、子どもも「がんばれ!」と心の中で応援しながら、ドキドキワクワク読み進められるストーリーです。
おまけで、折り紙の「そらめくん」の折り方がついてます。
【4】『そらまめくんからおめでとう』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
大人気絵本『そらまめくん』シリーズのポップアップ式フォトフレームブック。
節目となるお誕生日や入園、入学など、大事な思い出をかわいいそらまめくんたちと一緒に残すことのできる1冊です。お祝いの気持ちを込めたメッセージシールが8枚付き。我が子に向けて、また大切なお友達やお孫さんに向けて、メッセージを書き添えてプレゼントしても喜ばれるででょう。
【5】『そらまめくんと おまめのなかま』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
こちらは大人気「そらまめくん」シリーズ初めての赤ちゃんのための絵本。
声に出して赤ちゃんに語りかけながらページをめくると、そらまめくんと仲良しの仲間の豆たちが、さまざまな擬音語とともに、さやの中から元気に飛び出してきます!シリーズのお話はまだ早いかな、という赤ちゃんに、かわいい豆たちとの初めての出会いを楽しんでもらえる内容です。小さめのサイズ感なので、手軽にお出かけに持って行って、読み聞かせをするのにもぴったりです。
【6】『あそびにおいでよ そらまめくんのおうち』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
こちらは「そらまめくん」初の立体仕掛け絵本(ミニ絵本付き)。そらまめくんシリーズに出てくるストーリーの舞台を完全立体化しているので、開くとあっと驚く世界がたちまち現れます。葉っぱのブランコ、それぞれのキャラクターのおうちやベッドなど、各キャラクターの立体人形も付いていて、仕掛けを使って、小さい子どもも遊べる満足度の高い1冊。お誕生日プレゼントにも喜ばれること間違いなしの作品です。
【7】『そらまめくんの はらっぱあそび 』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
「そらまめくん」の野遊びが描かれたこの絵本は、夏の野原で見つけられる草花を使って、さまざまな遊びを工夫して楽しむアイディアがたくさん盛り込まれています。この本を読んだ子どもたちは、「そらまめくんのやっていたあの遊び、やりたい!」とすぐに外へ飛び出したくなるようです。他にも、親子で楽しめる原っぱでの遊びも紹介されているので、ぜひ本を親子で読んで、遊びにもチャレンジしてみてください。
【8】『そらまめくんのぼくのいちにち』
なかや みわ/作 小学館
◆おすすめポイント
シリーズを通して、色鉛筆で描かれたきれいな自然の風景が魅力の「そらまめくん」の絵本。この愛くるしい絵でファンになりました、という大人が多いのも頷けます。この「そらまめくんのぼくのいちにち」は、1日の中でいろいろなことが起こる展開が子どもたちも楽しいようで、あちこちのお話会で定番として読まれて人気作です。
キャラクターによって書き分けられた「豆たちのお家」の描写に注目する子どもも多く、巻末の地図のようになったイラストもお話の裏付けにもなり、細かい部分までじっくりと楽しめる1冊です。
文・構成/HugKum編集部