【沖縄銘菓15選】ぜんぶ知ってる? 紅芋タルトやちんすこう、塩スイーツ…沖縄は人気土産の宝庫!

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首里城や沖縄美ら海水族館など、数々の観光名所がある沖縄県。そんな沖縄県には、おいしい銘菓がたくさんあります。この記事では、「ちんすこう」などの定番から、地元の人々に愛されるお菓子、沖縄の塩を使ったお菓子までをご紹介していきます。

沖縄銘菓とは

沖縄銘菓には、ちんすこうなど琉球王国時代に王家でふるまわれていた琉球菓子や、サーターアンダギーといった庶民の間で親しまれてきたお菓子などがあります。また、ローカル駄菓子が多く存在するのも特徴的です。

琉球王国時代の貴重なお菓子から、縁起のいいお菓子まで│沖縄銘菓【定番編】

「ちんすこう」や「くんぺん」といった琉球菓子や、サーターアンダーギーなど、沖縄銘菓の定番をご紹介します。

ちんすこう

「ちんすこう」は、小麦粉、砂糖、ラードを原料とした焼いたもので、琉球王朝時代から作られている伝統的な琉球菓子です。

銘菓ポイント

「ちんすこう」の名前の由来には2つあるといわれています。ひとつは「ちん」は「珍」、「すこう」は「お菓子」という意味であることから 「珍しい貴重なお菓子」。もう1つは、「ちん」は「金」、「すこう」は「お菓子」という意味から、「とても高価なお菓子」という意味があるそうです。

「新垣ちんすこう」

プレーン、黒糖、海塩、ごま塩、チョコ、紅芋の6種類の味が楽しめるちんすこうです。さっくりした食感と、上品な甘さが楽しめます。通常のちんすこうとは異なり、六角形の形が特徴です。

沖縄石垣島銘菓 くんぺん

「くんぺん」は、ピーナツやごま、砂糖を練った餡を、小麦粉と卵で作った皮で包んで焼いたお菓子です。

銘菓ポイント

「くんぺん」は、琉球王国時代から伝わる代表的な琉球菓子のひとつといわれています。法事用のお供え物として用いられるお菓子です。

「沖縄石垣島銘菓 くんぺん」

ピーナツ本来の味を生かしたほのかな甘みと、香ばしいごまの香りがそそられるお菓子です。

元祖 紅いもタルト

タルトに、沖縄県産紅いもを100%と使ったペーストをのせた洋菓子です。

銘菓ポイント

読谷村の村おこし事業から始まった紅芋のお菓子作りが、「元祖 紅いもタルト」を生んだきっかけです。昭和61年の発売から人気が全国的に広がり、沖縄の銘菓へと成長しました。

「元祖 紅いもタルト」

バター香るタルト生地はしっとり、紅いもペーストは芋本来の味わい。両方のおいしさを堪能できるお菓子です。

こんがりパイン

「こんがりパイン」は、南国パインをパイナップル形のクッキー生地に包み、その名のとおりこんがりと焼き上げたお菓子です。

銘菓ポイント

パイナップル果肉だけでなく、沖縄の青パパイヤも入っているのが特徴的。パパイヤのシャキシャキとした食感を楽しめます。

「こんがりパイン」

南国のお菓子らしいパインの形と、フルーティーなテイストを味わってみてはいかが。

サーターアンダギー

「サーターアンダギー」は、小麦粉を卵、砂糖と合わせてこねて油で揚げたドーナツです。

銘菓ポイント

生地を揚げたときに、割れた様子が、「花が咲いたよう」「笑った顔のよう」に見えることから、福を呼ぶ「縁起の良いお菓子」とされています。

「琉宮のサーターアンダギー」

プレーンと黒糖味の2種類。プレーン味は卵の風味を楽しめる一品。黒糖味はコクのある、ほんのりとした甘さが味わえます。

ローカル駄菓子からサンゴ入りのお菓子まで│沖縄銘菓【地元の人が愛する銘菓編】

沖縄県民だからこそ知る、愛すべき沖縄銘菓をご紹介します。

塩せんべい

「塩せんべい」は、小麦粉を主原料にしたおせんべい。丸い形とほどよい塩気が特徴の沖縄の伝統的な駄菓子です。

銘菓ポイント

せんべいの原料は多くの場合お米ですが、沖縄の「塩せんべい」は、小麦粉を原料にして作られているのが特徴です。これは、沖縄は戦後アメリカの統治下にあったため米よりも小麦粉が入ってきやすい環境だったことによります。

「昔ながらの沖縄の味 塩せんべい」

サクサクとした食感とほどよい塩味がたまらないおせんべいです。

沖縄サンゴ ちょっちゅね

「ちょっちゅね」は、沖縄で育つさとうきびとサンゴを使った加工黒糖菓子です。

銘菓ポイント

サンゴは、古くから島民に食されてきた伝統食品。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルはもちろん、食物繊維なども摂取できます。

「沖縄サンゴ ちょっちゅね」

甘さ控えめで、とってもヘルシー! 黒糖菓子なので、コーヒーや紅茶のお砂糖代わりに使うこともできます。

琉球酥(りゅうきゅうすー)

「琉球酥」は、沖縄の特産品であるパインアップルと冬瓜をジャム状に練り上げ、バターをたっぷり使ったクッキー生地で包んだ焼菓子です。

銘菓ポイント

琉球酥の「酥(スゥ)」とは、中華菓子の中でもパイやクッキーに使われている言葉です。また、沖縄の方言で「す」とは、「主(わがあるじ)」の総称であることから、最も高品位なお菓子を求める人々の篤い気持ちが「琉球酥」の名に込められています。

「琉球酥」

自家製果実あんと極上生地のサックリ感が楽しめる逸品です。

闘牛まんじゅう

闘牛をモチーフにしたおまんじゅうです。中にはいった黄金芋餡には、うるま市産の黄金芋を使っています。

銘菓ポイント

うるま市は県内屈指の闘牛の盛んな地域。そのことから闘牛を模った型でまんじゅうを作ったのだそうです。

「闘牛まんじゅう」

ほっこり甘い黄金芋餡が美味。まんじゅうの表面に焼き付けられた闘牛もかわいらしいです。

はちゃぐみ

「はちゃぐみ」は、煎って弾けさせたお米を、水飴でくっつけたポン菓子です。一般的には丸い形なのですが、最近では棒状のものもあります。

銘菓ポイント

沖縄に古くからあるお菓子「はちゃぐみ」。名前の「はちゃ」には「景気づけ」という意味が、「ぐみ」には「お米」の意味があります。

「丸眞製菓 はちゃぐみ棒」

食べやすい棒状にしたはちゃぐみ。サクサクとした軽い食感で何個も食べたくなる味わいです。

甘じょっぱさ最高!北谷・宮古島・石垣島の塩を使ったスイーツ│沖縄銘菓【塩スイーツ編】

沖縄の美しい海からとれた塩も名産品のひとつ。そんな沖縄の塩を使ったスイーツをご紹介します。

沖縄北谷の塩サブレ

沖縄北谷の塩が生地に練り込まれたサブレです。

銘菓ポイント

サブレには、首里城やシーサー、守礼の門などのイラストがプリントされているのが特徴です。沖縄をぐっと近くに感じられます。

「沖縄北谷の塩サブレ」

サクッと食感と、塩の旨味、ほどよい甘さがおいしいサブレです。

雪塩さんど

宮古島の雪塩を使ったお菓子「雪塩さんど」、コンフレークを練り込んだミルク風味のエアチョコをクッキーではさんでいます。

銘菓ポイント

宮古島の雪塩は、粉雪のようなさらさら感が特徴。乳製品との相性がよく、素材の風味を引き立てます。

「雪塩さんど」

噛むたびに「宮古島の雪塩」が顔を出す、表情豊かな味わいが堪能できます。

ROYCE’ ロイズ石垣島 ポテトチップチョコレート

希少な「石垣の塩」を使ったポテトチップの片面に、口どけの良いチョコレートをコーティングしたお菓子です。

銘菓ポイント

「石垣の塩」は、珊瑚礁が広がる石垣島の海水を原料とし、太陽でゆっくりと乾燥させて作り上げています。旨味のあるまろやかな味わいが特徴です。

「ROYCE’ ロイズ石垣島 ポテトチップチョコレート」

沖縄の塩と、北海道のチョコレートが織りなすおいしさ。塩味と甘さがとけ合うクセになる味わいが楽しめます。

雪塩ふわわ

「雪塩ふわわ」は、宮古島の塩を使った、ふわっと優しい口どけのメレンゲ菓子です。

銘菓ポイント

乳製品と相性のいい宮古島の塩を使っているのが特徴。また。3粒でたったの1gの重さであることから、お土産や手土産としても人気があります。

「【選べる6個セット】 雪塩ふわわ 」

ココナッツ、紅芋、いちご、マンゴー、チョコレート、黒糖のフレーバーから選べます。

沖縄 塩キャラメルナッツサブレ

宮古島の雪塩を使用した塩キャラメルを、サクサクのナッツサブレにコーティングしたお菓子が「沖縄 塩キャラメルナッツサブレ」です。

銘菓ポイント

「沖縄 塩キャラメルナッツサブレ」は、ミネラルたっぷり、まろやかなしょっぱみとコクのある宮古島のブランド塩「雪塩」を使っているのが特徴です。雪塩のほどよい塩加減がサブレのおいしさを引き立てます。

「沖縄 塩キャラメルナッツサブレ」

ナッツの香りと雪塩の絶妙な甘じょっぱさがおいしいサブレです。

食べれば沖縄気分になること間違いなし!

沖縄銘菓には、琉球菓子から伝統菓子、ローカル駄菓子までさまざまあります。気になったお菓子があればお取り寄せして、沖縄気分を味わってみてはいかがでしょうか。

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文・構成/HugKum編集部

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