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人気シリーズ『シャーロック・ホームズ』の３冊が登場！
世界で累計1400万部の児童書シリーズ『シャーロック・ホームズ』は、香港でアニメ映画化され、日本でもDVDとして発売されている人気作。
コナン・ドイルの原作をもとにしたオリジナルストーリー仕立てで、小学生でも楽しく読めるような工夫がたっぷりの本です。
まずは、こちらのシリーズの特徴をご紹介していきます。
特徴① 全ページオールカラーで、挿絵もたくさん。楽しく読み進められる！
名探偵シャーロック・ホームズシリーズといえば、推理小説として有名ですが、小学生には難しいイメージもあるのではないでしょうか？
そんな中、こちらの本には、本が苦手な小学生でもわくわくして読み進めたくなるような仕掛けがたくさんあります。
まずパッと目に入るのが、かわいいキャラクターが描かれた鮮やかな表紙。中を開いてみても、全ページがカラー！そして、楽しいイラストがたっぷり詰まっています。
文字ばかりの本だと読んでいるうちに退屈になってしまうお子さんでも、これならマンガのように遊び感覚で読み進められそうです。
特徴② 難しい言葉はカラフルなデザインで目にとまりやすい仕掛けに。解説を読んで語彙力UP！
本をたくさん読むと語彙力がつくと言いますが、言葉の意味をきちんと理解していなければ意味がないですよね。こちらの本は、欄外に難しい言葉の説明をしてくれているため、語彙の意味を確認しながら読み進めることができます。
小学生には少し難しいような言葉は、面白いデザインで目に入りやすいつくりになっています。そこで目にとまった言葉は、ページの下のほうでわかりやすく解説されています。
さらに、全ての漢字にふりがなが付いているので、まだ習っていない漢字が出てきても大丈夫。楽しみながら読むことで、いつの間にか新しい言葉や漢字を覚えられるのは魅力的ですね。
特徴③ 科学知識を使った謎解きも掲載。理科や算数力も学べる！
事件を解くカギに、理科的要素が含まれているのも特徴。作品内で用いた科学知識は、最後のほうのページで丁寧に解説してくれるので、とても親切です。
謎解きをワクワクしながら解いているうちに、実生活でも役立つ科学の知識も身につくのは嬉しいですね。
こちらは、子どもがワクワクしてたまらない、マジックのコーナー。科学知識でマジックができる方法や手順が書いてあるので、親子でチャレンジしてみても楽しそうです！
中には、写真のように算数力が試される内容も。色んな教科のエッセンスが１冊の本の中に散りばめられているので、飽きずに最後まで読み進めらます。
【体験レポ】本好きだけど、小説は未経験･･･。小学４年生の息子が読んでみました！
我が家の小学４年生の長男は、四六時中本と一緒にいるほどの本好き。児童書や図鑑、マンガなど色んなジャンルを読んでいますが、どちらかというと物語系は少なめです。そして小説らしい小説というものは、まだ読んだことがありません。
そんな長男に、昨年発売した第1巻から今回新作の第3巻までのシャーロック・ホームズシリーズを3巻一気に渡して、読んでもらいました！
手渡してすぐに言われたのが、「面白そうな本だね！」という一言。表紙の雰囲気や、パラっとめくった時に見えたイラストからそのように感じたようです。
「これ、有名なミステリー小説を題材にした謎解き小説なんだって。読んだら、正直な感想を教えてね」と話し、読み終えるまで待っていました。
物語系はあまり読み慣れていないから、時間がかかるかな？と思っていたら、あっという間に３冊読み終え、その後も何回もリピートするほどに気に入った様子！
読み終えた長男の感想は、「面白かった！科学知識とかが載っている最後の部分が特に面白くて、また初めに戻って読みたくなる！」とのこと。また、「絵がいっぱいあるところがいいね」とも話していました。
やはりまだ小学生なので、小説の登場人物の気持ちを読み取るといった楽しみ方ではなく、イラストなどの楽しい仕掛けが響いたようです。色んな知識を得られるのも魅力的なのでしょう。
難しい言葉の解説についてどうだったかと聞くと、「分からない事がすぐ下に書いてあるから、便利だった」と話していました。
子どもが小さいうちは「これってどういうこと？なんで？」と毎日山のように質問が飛んできていましたが、小学生にもなると徐々にその数も減っていき、分からないことをそのままにしておくことも増えていました。こちらの本が、助け舟のような存在になってくれることを期待できそうです！
小学１年生の弟も一緒になって読んでいたところ、科学マジックの部分は特に興味を惹かれていました！ ふりがな付きなので、どんな年代の子でも読みやすいのが、ありがたいですね。
読書が苦手でも大丈夫！『シャーロック・ホームズ 吸血鬼のなぞ』発売中
イラストたっぷりで楽しく、読み進めていくだけで語彙が自然に身に付く、「シャーロック・ホームズ」シリーズ。本を読むのが苦手なお子さんにもオススメです。
第3巻の『シャーロック・ホームズ 吸血鬼のなぞ』は既に10月11日に発売され、全国の書店やオンラインショップで購入できます。ぜひ子どもの言葉を育むきっかけにしてください。
名探偵シャーロック・ホームズの児童書版オリジナルストーリー、第3弾。（原作／コナン・ドイル「サセックスの吸血鬼」）
ホームズの元に持ち込まれた深刻な相談事。なんとファーガソンの妻カティは、吸血鬼かもしれないというのだ！ 村に伝わるドラキュラの伝説、発見された謎の死体、そして空っぽのかんおけ。何も語ろうとしないカティが胸に秘めた真相とは？ 切れ味するどいホームズの推理が一同を驚かせる！
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構成・文／小島有里
