ブロック同士がくっつくシリコンの積み木
まず、会場で手に取ってびっくりしたのがこのシリコン製の「IQつみき」。ゴムやプラスチックの製造が専門の「榊原工業」が開発したシリコンゴムを素材とした積み木です。木製の積み木と異なり、柔らかく、新感覚の積み木です。
特にユニークなのが、ブロック同士がくっつくということ!ノリや磁石があるわけでもないのに、素材自体の粘着性でピタッとくっついてなんとも不思議なブロックです。直角だけでなく斜め切断されていて、組合せによって平面的にも、立体的な形状を形成することが可能です。柔らかく、小さなお子さんも安全に遊ぶことができ、図形の理解力や空間把握力を高める知育玩具としてもオススメです。
算数が好きになるパズルおもちゃ
外国のおもちゃは、興味があるけれど、どんなものが良いのか分からず購入までのハードルが高いですよね。保育博では、「“PLAY Department Store」が扱う世界中の面白い知育おもちゃやパズルが大集合。商品はオンラインで購入でき、厳選されたおもちゃが目的別に分けて紹介されているので、お子さんの興味に合わせてチョイスすることができます。
その中でも海外の知育玩具のエキスパートの「“PLAY Department Store」がオススメする理数脳が育つイチオシの海外ゲームをピックアップしてみました。
カタミノファミリー
HugKumの記事でも紹介した知育アプリ「シンクシンク」の開発者の川島慶さんもオススメの木製ピースのパズルゲームの「カタミノ」。対戦型にバージョンアップした「カタミノファミリー」が「“PLAY Department Store」でも大人気ということで、実際に子どもたちと体験してみました!
みんなで楽しめる
五つの正方形からなる「ペントミノ」を使い空間を埋めていきます。対戦型の「カタミノ・ファミリー」は、色の異なるレベル別の通常カード(もしくは、レベルの違う問題がペアの親子カード)の指示に従いパズルを完成させます。「ペントミノ」よりも小さい「テトミノ」や「トリオミノ」なども加わり、難易度が調整可能でお子さんも互角に戦える工夫がされています。
カタミノとカタミノファミリーの違いは?
一人でじっくり考察する「カタミノ」よりも、対戦型の「カタミノファミリー」はスピード感があり、よりゲーム感覚で遊べます。対戦相手がいなくても、オリジナルの「カタミノ」と同様、自分のペースで一人でも遊べます。年末年始の集まりなどで、みんなで楽しむことのできる「カタミノファミリー」はクリスマスのギフトにもオススメ。パーティーゲームとして盛り上がること間違いなしです!
車を動かして遊ぶ思考型パズルゲーム「ラッシュアワー」
もう一つは、駐車場から車を脱出させるには、他の車をどう移動するかを考えるアメリカ発の思考型パズルゲーム「ラッシュアワー」です。教育メソッド の「マインド・ラボ」の教材にも採用されているそう。算数の問題を解くために必要な論理的思考をゲーム感覚で育むことができます。
対象年齢が8歳からのオリジナルと5歳からの「Jr.」があるので、今回、我が家は下の子でも楽しめる「Jr.」の方をチョイス。難易度もちょうど良く、兄妹でどハマり!一人で遊んでいる時もあれば、二人で協力しながら楽しんでいることもあるので、レベル別のカードで年齢差のある兄妹でも遊べるのが嬉しいですね。
持ち運びもラクラク♪移動時の救世主
数学的思考だけではなく、どんなに困難なことがあっても、冷静に考えれば解決の糸口はあるという精神的な成長も促すと思います。何より、カリカリせず、冷静になることを教えられ、親も学ぶことが多いゲームです。
また、持ち歩きができるコンパクトサイズなので旅行先などに持っていくのもおすすめ。何時間も没頭できるので、飛行機や新幹線の中などの移動時に役に立ちます。長時間スマホやビデオゲームを見せる必要がなくなり、ストレスも減りますよ。こちらも「“PLAY Department Store」で体験したのをきっかけに、我が家の必需品になりました。
“PLAY Department Storeはこちらから>>
家の中に秘密基地ができるアーキテクチャー・トイ
秘密基地は、子どもの夢ですよね!段ボールの骨組みとプラスチックのジョイントを組み立てて作る「カカポ」は、そんな夢が実現できるアーキテクチャー・トイです。実際に、子どもに小屋の様な空間を与えるのは、自我や自立心を養うのに役立つのだそう。また、STEAM教育でも重視されるアートやアーキテクチャーの領域を、遊びながら身につけることができ、組み立てには、身体感覚や集中力、デザイン力なども必要となり、知育玩具としての機能も十分。
遊びとして使わなくなったら本棚などにリメイクでき、段ボールなので処分も簡単です。「カカポ TypeE」は第15回キッズデザイン賞を受賞しています。
リモート部屋にもなる
段ボールパネルをはめ込む「Type1~3の家型キット」であれば、簡易的な子ども部屋や大人向けのリモートのオフィスなども作ることができます。廊下や家のちょっとした隙間をプライベート空間に生かすことができます。知育玩具としてだけでなく、家具としても役立にたつ一石二鳥の「カカポ」、気になる方はをウェブサイトをチェックしてみてくださいね。
まるでレンガ!SDGsなブロック
お次は、こちらも秘密基地が作れてしまう大きな「レンブロック」です。レンガそっくりなブロックで「レンブロック」という名前の通り、レンガのように積み重ねて、秘密基地や椅子、机、平均台など好きなものが作れます。組み立ても簡単、手で曲げられるほど柔らかく、小さなお子さんにも安全です。
環境にやさしい素材
「レンブロック」のユニークな点は、素材にあります。間伐から出る木材を再利用し、割れにくく、環境にも優しい素材でできています。約60%の木質セルロース素材と45%のバインダー材を混合し、木質原料自体を熱可塑化させ、樹脂に変換しペレット化した射出成形によるレンガです。
野外でも使える
耐荷重は約200kg相当で、座ったり、乗ったり、物を置いたりすることができ、玩具だけでなく遊具や家具にもなります。室内だけではなく野外で使える耐久性もあり、落ち着いた色合いで花壇を作ったりとガーデニングなどの実用性も備えています。おもちゃとしての役割を終えた後も利用できるのが嬉しいですね。通常のおもちゃのブロックサイズの「レンブロック」の5分の1サイズのミニチュア版も発売予定ということでお楽しみに。
おもちゃのサブスク「トイサブ!」
最後は、どんなおもちゃを買って良いか分からない方におもちゃのサブスクのサービス「トイサブ!」をご紹介をしたいと思います。今回、「保育博」で授賞式が行われた「BabyTech(R) Awards 2023」の大賞を受賞した注目のサービスです。
おもちゃの処分や収納に困らない
知育おもちゃをたくさん試してみたいけれど、全てを試すのは、経済的にも物理的にも難しいですよね。さらに、年齢が小さい子ども向けのおもちゃほど、利用する期間も短く、買ってもあまり使わなかったということも。
サブスクサービスなら、おもちゃの収納や処分に悩まされることなく、質の良いおもちゃを選んでもらえるので保護者の負担も大幅に減流でしょう。
総額1万5000円以上のおもちゃが届く
世界中から集められた1,800種類以上の知育おもちゃの中から、知育のプロであるおもちゃプランナーが発達・興味関心に合わせて、完全個別に選定した知育おもちゃをお届けてくれます。3か月から満6歳までのお子さんが対象で、総額1万5000円以上のおもちゃが5〜6点届きます。届いた際に前のおもちゃを返却する同時集荷も可能です。ご興味のある方は、現在8周年キャンペーンで、初月888円(通常3,674円)となっているのでぜひ、試してみてくださいね。
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文・写真/Rina Ota