HOTEL meets ART
ただ泊まるだけ。それが作家の応援に繋がる。
国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しているヘラルボニー。異彩作家たちの創造性豊かでユニークなアート作品を、魅力あふれる形で国内外に届けています。
主に知的障害のある作家と独自のライセンス契約を結び、作品の利用料として、作家に正当なロイヤリティを支払うビジネスモデルを構築しているヘラルボニー。この取り組みにFHGが共感したことで今回のコラボレーションが実現しました。障害のある方々への支援ではなく、彼らの作品に対する利用料を支払うことで、作家の活躍の場を広げ、創作活動やその普及に繋げていく取り組みです。
FHGでは、現在全国で展開しているホテル「fav」「FAV LUX」シリーズに、ヘラルボニールームと称した客室を設置。室内には、カーテンやクッション、ベッドスロー、絵画、皿、コップ、椅子など、ヘラルボニーと契約している作家のアートが落とし込まれたアイテムが揃っており、泊まるだけで自然とアートに触れられる環境に。
1泊1室につき、500円をヘラルボニーの契約作家へお支払い
ホテルに泊まること自体は“一般的な体験”です。しかし、泊まる行為の中に、アートと触れ合うこと、そしてそれが作家の応援にも繋がること。ホテル、宿泊者、ヘラルボニー契約作家、三者が皆幸せになるサイクルを構築することで、“価値ある体験”を創出しています。1泊につき、宿泊者から250円、FHGから250円。合計500円がヘラルボニー契約作家にお支払いされます。
障害のある人もウェルカム。ユニバーサルルームで快適な時間を
「fav」「FAV LUX」シリーズには、障害のある方も泊まれるようユニバーサルルーム（バリアフリールーム）があります。現在は、鹿児島、広島、飛騨高山、長崎、熊本の5箇所。段差がないのはもちろん、車椅子でもスムーズに移動できるゆとりあるスペース設定、トイレの手すりや車椅子対応のバスルームの他、車椅子専用停車スペースなど、細かなところまで配慮が行き届いているので、安心して泊まることができます。
そして、今回の共同プロジェクト「fav × HERALBONY」に合わせて、旅に対してハードルが高いと感じている人の目線で綴った宿泊体験記を紹介している特設サイトを公開。ヘラルボニー・海野 優子さん、異彩アーティスト・衣笠 泰介さん、作家・岸田 奈美さんの、旅に対してハードルが高いと感じている人たちが語る、favの魅力が綴られています。
体験談には旅をもっと自由に、いろんな形で楽しむためのヒントがいっぱい。家族と、友人と、ひとりでも。子どもがいるから泊まれない。障害があるから泊まれない。そんな心配を抱えている方にこそ、ぜひ見ていただきたい内容になっています。
「fav×HERALBONY」特設サイトはこちら
宿泊者先着600名様に、アート作品を落とし込んだステッカーのプレゼントも
8月19日より、favに宿泊された方の中から先着600名様（各200枚）に、ヘラルボニー・海野 優子さんさん、異彩アーティスト・衣笠 泰介さん、作家・岸田 奈美さんの3名が選んだ異彩作家のアート作品を落とし込んだステッカーをプレゼント中。
「fav×HERALBONY」は全国に８か所。宿泊体験を通して、異彩作家の作品に触れ、家族で理解を深めるきっかけにしてみてはいかがでしょう。
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文・構成/kidamaiko