小学生の「ニキビ」と「肌荒れ」をダブル予防! “スキンケア空白地帯”に小学生と考えた新製品をファンケルが発表【プレ思春期ケア】

子どもが赤ちゃんの時は一生懸命スキンケアしていても、小学生になるとあまり気にかけていない親御さんも多いのでは? 実は子どもの肌は想像以上にダメージを受けているそう。小学生向けスキンケア商品がほとんど市場にはなく、スキンケア空白地帯となっていることにファンケルが注目。プレ思春期ケアの大切さをお伝えします!

小学生向けスキンケアが見つからない!?

筆者も思い返せば、2人の子どもが赤ちゃんの時は、ベビー用の低刺激のものを探したり、必死でスキンケアをしていました。ところが、上の子が小学生に上がってからは、見た目はきれいだし、赤ちゃんの頃に比べれば丈夫になって、子どもの肌に余計なことはしないほうがよいという思い込みもあり、特に何もしてきませんでした。

ファンケルの小学生向けのスキンケアライン「クリアアップ 泡洗顔料」(左奥)と「クリアアップ ジェルミルク」(右)。

皮膚科にお世話になる前に日常使いの小学生向けのクリームがあれば…

ただ、外で活発に遊ぶようになったせいか、日焼けやアレルギーでカサついたりと皮膚科にお世話になることが多くなりました。

肌トラブルの予防にも気軽に使える市販の子ども向けスキンケア製品はないかと探しましたが、小学生向けのものがない! ベビー用では物足りない気がしますし、大人の製品を使うのも心配…。

ちょうどそんな時に、「ファンケル」が小学生向けのスキンケアライン「クリアアップシリーズ」を発表。都内で行われた新商品の発表会で、小学生のスキンケアについて聞いてきましたのでレポートします!

意外と気がつかない子どもの「スキンケア空白地帯」問題!

「プレ思春期肌」のスキンケア空白地帯。親子のスキンケア意識は低く、スキンケア利用率は2割という低さ。

実は、小学生の肌は幼児と同じぐらいバリア機能が弱いにも関わらず、本人や親のスキンケアに対する意識が弱く、また、小学生専用の商品がほとんどないという現状です。

ファンケルの調査でも、赤ちゃんから未就学児期まではしっかりスキンケアの意識があるのに、小学生に上がる頃から思春期まで、急激に意識や利用率が下がってしまっていると判明。

思春期に入る前の「プレ思春期」対策が大事!

というのも、保護者のスキンケア意識は、未就学児期以降になると炎症系の肌トラブルが減ることで意識が低下し、必要最低限の対処のみになっていくのだそう。

そして、小学生高学年になると、今度は子ども本人がニキビの初期症状を気にしたり、保護者の方もスキンケアの意識が再び生まれるとのことです。

まさに、筆者の低学年の娘がこの空白地帯の時期に差し掛かっており、子どもへのスキンケアの大切さを実感。子ども達が思春期になり、ニキビなどの本格的な肌トラブルに見舞われる前に今から対策をしていきたいと思いました。

子どもの肌は一見きれいに見えてもダメージに弱い!

スキンケア空白地帯の小学生から思春期の間に肌のダメージを受けるという結果(右)を解説するファンケル総合研究所研究員の山田さん。

また、ファンケルでは、独自の肌測定方法「角層バイオマーカー」を用いて幼児期から思春期にかけて肌の調査を実施。

その結果、プレ思春期と言われる9歳から12歳までの思春期前の小学生の肌は、外見上はきれいに見えても、バリア機能が低下しており乾燥しやすく、水分と油分のバランスが悪くてトラブルが起きやすいことが分かりました。しかも、その期間がスキンケアの空白地帯と重なり、子どものスキンケアが十分にできてないという事実が判明。

ファンケルが小学生と考えたスキンケアライン「クリアアップ」が誕生!

「クリアアップ」シリーズの開発に参加した私立桐蔭学園小学校の児童の皆さん。

そこで、ファンケルが開発したのが小学生向けの「クリアアップ」シリーズ。発表会では、ファンケルのスキンケアを学ぶ講座を通して、「クリアアップ」の容器やデザインの開発に携わった私立桐蔭学園小学校の児童の皆さんが登壇して、トークディスカッションも行われました。

小学生で気になる肌の悩みは?

「肌について気になることはありますか?」という質問に殆どの生徒さんが「◯」の札をあげていました。その中でも、「乾燥」が気になる生徒は殆どで、「ニキビ」が気になるの生徒さんは半分ほどいました。

ファンケルのスキンケア講座を受けてみての発見は?

「洗うだけではなく潤すことでトラブルが防げるなど、スキンケアについて学べた」という声がありました。また、「これまでスキンケアを意識したことはなかったけれど、やってみたら楽しかったし、肌がきれいになったから続けたい」とも話してくれました。

生徒さんの意見を反映したキッズフレンドリー設計

多くのお子さんが自ら使いたくなるように、「クリアアップ」シリーズの容器やデザインはスキンケア講座を通して集まった生徒たちの意見から誕生。

  • ・男女問わず使いやすいニュートラルな水色のボトル
  • ・持ちやすく、押しやすいポンプタイプ
  • ・パッケージに泡などのイラストを添えて分かりやすいパッケージ

会場の生徒の皆さんの声を聞いて、子どもにスキンケアを続けさせるには楽しく習慣化することが大切で、そのためには成分の良さはもちろんですが、使いやすさもポイントになると感じました。

「クリアアップ」シリーズを実際に使ってみて使用感は?

「クリアアップ 泡洗顔料」(左)と「クリアアップ ジェルミルク」(右)。

さて、小学生のスキンケアの大切さを理解したところで、小学生向けのスキンケアライン「クリアアップ」シリーズを実際に娘と試してみて、使用感をチェックしてみました!

ふわふわの泡でやさしくすっきり洗い上げる泡洗顔料と、1本で洗顔後の肌をうるおして皮脂バランスを整えるジェルミルクの2品。ニキビと肌荒れをダブルで予防するスキンケアシリーズです。

独自の無添加処方に加え、肌のバリア機能をサポートする成分や、肌荒れ・ニキビ予防の成分など、小学生の肌の健やかな成長をサポートする成分のみを厳選とのこと。

  • ・保湿成分としてダメージから守るポリアミン、肌を潤すグリセリン、バリア機能をサポートするセラミドを配合。
  • ・ニキビ・肌荒れ予防にアプローチする有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合。
  • ・小学生の肌を守り、育てるために肌へ負担のないこだわりの無添加処方設計。

ふわふわ泡の洗顔料

ふわふわの泡ですっきり洗い上げる「クリアアップ 泡洗顔料」。

子ども達が使いたくなるふわふわな泡で、かつ、洗い上がりもすっきり。子どもの洗顔での悩みは洗い残しにあるので、これまで続けるのが難しかったのですが、さっとすすげる簡単すすぎ処方で、洗顔の習慣がきちんとつきそうです。

子どもに使いやすい、倒れにくく、押しやすい容器も嬉しいです。

クリアアップ 泡洗顔料 <医薬部外品>
[販売名:ファンケル クリアアップ 泡洗顔料]
200ml(約120回分)  価格: 1,320円(税込)つ
めかえ用 170ml(約100回分)  価格: 1,078円(税込)

さらっと使いやすいジェルミルク

洗顔後は一本ですむ簡単ケアの「クリアアップ ジェルミルク」。

まず、「クリアアップ ジェルミルク」を試してみて驚いたのが、さらっとしながらしっとりする使い心地のよさ。子どもが保湿クリームが苦手な理由にベタつきがありますが、こちらであれば快適に使い続けることができると感じました。

保湿ケアで肌バリアが整うと、乾燥だけでなく紫外線やアレルゲン、汗などの刺激物質からも肌を守れるとのこと。

ファンケルの研究員の方の話によると、1日2回の使用がオススメとのことです。朝はお着替えのとき、夜はお風呂あがりに保湿ケアを行いましょう!

クリアアップ ジェルミルク <医薬部外品>
[販売名:ファンケル クリアアップ ジェルミルク]
70ml (約120回分)価格: 1,320円(税込)

ちなみに、赤ちゃんから小さなお子さん向けには、「無添加ベビーケアライン」もあります。筆者の5歳の下の子も愛用しています。年齢の違う兄妹でも同じメーカーでスキンケア用品が揃えられるのも助かります。現在、「モンポケ」デザインが数量限定で登場!

詳しくは、こちらで紹介していますので、チェックしてみてくださいね!

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文・写真/Rina Ota

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