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現実と夢の世界を行き交うストーリー
現実では冴えない普通の青年・万津 莫が、夢の中では「無敵のエージェント」として大活躍! しかし、そんな夢の世界に「悪夢」を現実のものにしようとする怪人・ナイトメアが現れます。
ある日莫は、夢の中で未知の怪人ナイトメアの危機に直面したことをきっかけに、夢の中で指令を送ってきていた組織「CODE」から変身ベルトを手に入れ、人々をナイトメアから守る『仮面ライダーゼッツ』に変身します。現実への侵略を企むナイトメアを阻止できるのか、仮面ライダーゼッツの夢のミッションが始まります。
主役は身長181cmの長身でモデルもこなす俳優、今井竜太郎さん
万津 莫(よろず・ばく)/仮面ライダーゼッツ役 今井竜太郎さん
夢を思い通りに操れる「明晰夢」の力を持つ。現実世界では普通の好青年ですが、超不運の持ち主。でも夢の中では「無敵のエージェント」の姿となって活躍するのが万津 莫。
芯を持っていて、どんな悪にも立ち向かえる強い男です。ちなみに髪がいつもピコッっとはねてるのは「寝ぐせ」だそう。


「小さい頃に『仮面ライダーW』を見て育ち憧れていたので、僕もみなさんにとってそんな存在になれたらなと思います。身近なヒーローは両親。両親のかっこいい姿、温かい姿を見て、そんな大人になれればと思ってます」(今井さん)
制作発表では変身ポーズをレクチャー!
制作発表では万津 莫が「仮面ライダーゼッツ」に変身するポーズを、今井さんが丁寧に指導してくれました。今までのように腰に巻くのではなく、胸に巻くタイプのベルトです。これで予習は完璧!

ゼッツドライバーのシステム音声は、人気声優の山寺宏一さん。2019〜2020年放送『仮面ライダーゼロワン』のナレーションに続き、今回の変身ベルトであるゼッツドライバーから流れる音声を担当します。ぜひ注目してください。
現実、そして夢の中で、万津 莫を取りまく個性豊かなキャストたち
ねむ役 堀口真帆さん
性格は明るくて気さく、一目見ると必ずその人の夢に出てきてしまうくらい国民的人気の好感度ナンバーワンタレント。決め台詞は「おやすみございます」。
莫が潜入するさまざまな人々の夢で、全力で夢のロールプレイをこなし、夢の主に寄り添おうとします。莫も、ねむに一方的に憧れる大ファンの一人。

「夢の世界観に合わせて、ねむのヘアメイクや衣装が変わるというのが見どころです。普段の自分はスニーカーが多く、撮影では毎回ねむの靴のヒールが高くて、その靴で歩いたり走ったりするのには苦戦しています」(堀口さん)
万津美浪(よろず・みなみ)役 八木美樹さん
莫の妹で芸能マネージャー。二人暮らしで、莫の妹というよりお姉さんのようなしっかりもの。
規則正しい生活を送ることが健康の源だと考えていて、仕事柄朝も早い。莫のエージェントとしての活動を知らないため、朝起きられない兄を目覚まし代わりに叩き起こすという役割も担っています。

「お兄ちゃんとのシーンが多いのですが、兄妹だからこそ言えることとか、ププって笑えるようなシーンも多くあると思うので、そこにはぜひ注目してほしいです」(八木さん)
富士見鉄也(ふじみ・てつや)役 三嶋健太さん
警視庁公安部怪事課所属、課長。階級は警部補。不可解なまま未解決となった、通称「ブラックケース」と呼ばれる事件を追っています。強い責任感を持つ昔気質の刑事ですが、周囲からは何をしてるかよくわからない部署と思われています。

「衣装を見てもわかると思いますが…富士見は昭和の刑事みたいに、何があってもブレずにブラックケースをずっと追い、戦っていく刑事です。最近の人にはないような行動をするなど面白いところがあると思うので、楽しみにしてください」(三嶋さん)
南雲なすか(なぐも・なすか)役 小貫莉奈さん
警視庁公安部怪事課所属。階級は富士見と同じ警部補。国家公務員総合職試験を優秀な成績で合格したキャリア組で、若くして公安に配属されたエリート。富士見課長と行動をともにすることが多い。

「なすかは視聴者に寄り添うようなキャラクター。なすかと同じような気持ちで見られる場面もたくさんあると思うので、そこに注目してほしいです。あとは『蹴り』のシーンがあるので、そこも注目してください」(小貫さん)
ノクス役 古川雄輝さん
怪人ナイトメアの裏で暗躍する謎の男。経歴・年齢等は現在のところ一切不明。現実を悪夢の世界に変えるべく、人々の夢の中に神出鬼没に現れるという気になる存在。

「『革新』と『原点』を併せ持つ、どの世代にも届く作品」(上堀内監督)
脚本の高橋悠也さんコメント
「『仮面ライダーゼッツ』は、仮面ライダー1号を彷彿とさせるようなデザインで、原点に返ったかのような配色。これを見たときに、世界に向けて『仮面ライダーとはこういうものである』ということを改めて定義する作品になるんだろうなと思いました。
それにふさわしい仮面ライダーの世界観やモチーフって何だろうって考えたときに、全世界のどんな人にも共通する『夢』と、スパイ映画に出てくる『エージェント』がふさわしいのではないかと思ったのが始まりです。
子どもの頃最初に怖いなと思ったものの1つとして『悪魔』があると思い、悪夢から守ってくれるヒーローとして仮面ライダーを描いていけないか、というのがゼッツの発想の始まりでした」
上堀内佳寿也監督コメント
「今作のテーマ『夢』に対してどうアプローチするかが勝負だな、と思った部分が大きかったです。今回のライダーデザインを見たときに僕も正直震えたし、みなさんの本気度も伝わってきたので、これは『嘘がつけないな』と思いました。
世界を視野に入れていこうという中で、視聴者のみなさんは映像のクオリティに目が肥えている時代だと思っています。真っ正面からかっこいいと思える、正々堂々としたかっこよさを見せつけたいし、受け入れてもらいたいと思いました」

「『仮面ライダーゼッツ』をみてくださる方に、僕たちの伝えたい思いや楽しさ、幸せを届けられるような作品をこれから作っていこうと思います。ぜひ楽しみにしてください」(今井さん)
コスチュームデザインは仮面ライダー1号を思わせる反面、ベルトは胸に斜めがけという斬新さも、『革新』と『原点』を併せ持つところではないでしょうか。世界中の人がこの新しい仮面ライダーの活躍を同時に見られる今作、親子でニチアサを楽しみに待ちましょう!
仮面ライダーゼッツ

2025年9月7日(日)放送開始
テレビ朝日系 毎週日曜日 午前9時00分〜午前9時30分
原作/石ノ森章太郎
脚本/高橋悠也
監督/ 上堀内佳寿也 ほか
アクション監督/渡辺 淳(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督/佛田 洋(特撮研究所)
制作/テレビ朝日・東映・ADKエモーションズ
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撮影/黒石あみ 構成・文/苗代みほ
