「ママには言えない」相談相手は「生成AI」

女の子の身体の早熟化が進む中、ユニクロが実施したアンケート調査によると、身体の変化について母親の約8割が「子どもは自分に相談する」と信じる一方で、実際に母親に相談したい子どもは約4割にとどまりました。同率で「誰にも言いたくない」子どもが約4割となりました。
悩みがあっても「誰にも言いたくない」子どもが約4割に達する中、情報源として「ChatGPT 等の生成 AI」を利用する子どもが21.0%にのぼることが判明。感情を伴わずに使える「情報源」として、生成AIへ流れている現代女子の新しい情報行動を浮き彫りにしています。
ファーストブラを通じて分かる思春期の変化

そんな親子の不安を解決するため、ファーストブラを通して思春期の子どもとどう関わっていくか、産婦人科医・高尾美穂先生の「思春期の身体の変化と親子間コミュニケーション」についてお話を聞くことができました。
胸のふくらみが思春期の段階の「合図」
思春期の悩みというと、月経が注目されがちですが、実はそれより早く来る胸のふくらみの変化をキャッチすることが、思春期のお子さんとの関わりの大切なカギとなります。
高尾先生いわく、いきなり月経による出血で体の変化にショックを受けるよりも、胸のふくらみから体の変化について親子間でコミュニケーションが取れていれば、その1〜2年後にくる初潮もスムーズに乗り越えられるとのこと。
「見た目の変化や生理など体の内側で進んでいる変化について、『これから何が起こるのか』を娘さん自身が少しずつイメージできることが、この時期はとても大切です」と話してくれました。
母親は“相談される関係性”を信じている
また、高尾先生は、記事冒頭の母親の8割が体の変化について子どもが相談してくれると信じているというデータについても言及。
母親が“関係性ができているから大丈夫”と思いがちな一方で、子どもの側では反抗や拒絶ではなく“自立の始まり”として、相談の距離感が変わることがあると解説しました。具体的には、小学3年生くらいから、日常生活の延長で話題のきっかけをつくることの大切さを提案しました。
特にこちらのデータには、もうすぐ思春期を迎える娘がいる筆者もかなり動揺しました。筆者自身も娘が当然相談してくれると思い込んでいたので、娘自身も自立し、自分の考えを持ち、必ずしも母親に話したい気持ちにならないことがあるのは当然であると、改めて考えさせられました。
このようなデータで第三者に言われれば、冷静に対処できますし、自分の中の思い込みを自覚することの大切さを痛感しました。
生成AIについて
生成AIの利用については、「なぜ、自分に相談しないかとガッカリしないでほしい」と高尾先生は話してくれました。親に話さないからと否定的に捉えず、情報収集の一つの手段として、ポジティブに捉えてほしいとのこと。
このデータについても、多少のショックを感じましたが「生成AI」については、高尾先生がおっしゃる通り、便利なツールとして受け入れ、一緒に考えるきっかけになればよいと感じました。
親子のファーストブラ選び

ユニクロによると、母親は約8割が「子どもの初めてのブラジャーやカップ付きインナーを購入する場合、試着は大事」だと回答しており、購入場所としては「カジュアル衣料品店(49.7%)」、「総合スーパー(28.7%)」、「子ども服専門店(25.7%)」が上位に挙がりました。
子どもについては、「自分に合うものが分からない(28.0%)」、「お母さんと一緒に選びたい(27.0%)」、「みんなは何をつけているのか知りたい(19.0%)」という回答が上位に挙がり、選び方に関する不安がうかがえます。
自然な形でブラに移行できるラインナップ
ユニクロでは、少し胸のふくらみが気になるお子さんには、ほとんど普通の下着と変わらない二重のキャミソール、胸がふくらんできたらカップ付きのキャミソール、そしてキャミソールの延長でつけることができるタンクトップ型のファーストブラと、自然な段階でブラジャーデビューができる形になっています。
高尾先生いわく、高学年からと年齢で割り切らず、3~4年生くらいから、「周りはどう?」などの声かけを始めるとよいと話してくれました。
下着屋さんにいくのはハードルが高いかもしれませんが、ユニクロのようなカジュアルな衣料品店ですと入りやすいですし、お買い物ついでに手に取ってみたり、親子で会話をしたりするきっかけになると思います。ぜひ親子で行ってみてください。
>>>ユニクロのファーストブラについてはこちらから
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取材 Rina Ota
