【子どものスポーツ習い事】人気トップ3は水泳・体操・サッカー! 運動を通して感じた成長&“苦手な子”の親が実践する工夫とは《HugKum総研》

子どもの健やかな成長に欠かせない「運動」。外遊びやスポーツなどで体を動かすことは、体力や運動能力を育むだけでなく、協調性や挑戦する力を養う大切な機会にもなります。

そこでHugKumでは、子どもの運動習慣やスポーツの習い事についてアンケートを実施しました。子どもたちは普段どのくらい体を動かしているのでしょうか。人気のスポーツや習い事を通じて感じた成長、運動が苦手な子どもへの工夫など、保護者のリアルな声とともにご紹介します。

【調査概要】調査期間:2026年4月9日~4月23日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者 476人

子どもたちの運動頻度は「週2~3回」が最多に

調査対象:388人(無回答を除く)

まず、体育の授業以外で子どもたちがどのくらい体を動かしているのかを聞いてみると、もっとも多かったのは「週に2~3回」117人のママ・パパに選ばれる結果となりました。次いで運動は「していない」が103人「週に1回」82人となっています。

習慣的に体を動かしている子どもがいる一方で、「運動はしていない」という回答も多くみられ、家庭ごとの運動習慣の違いがうかがえます。

子どもたちはどんな運動をしている? 「習い事」「公園遊び」が二大定番

では「体を動かしている」と答えた人は、どのような運動をしているのでしょうか。

調査対象:288人(無回答を除く)

アンケートで内容を聞いてみると、もっとも多かったのは「スポーツの習い事」184人。次いで「公園遊び(鬼ごっこ、道具遊びなど)」150人「自主的なトレーニング(ランニングや球技の練習など)」46人となりました。

習い事がトップとなった一方で、公園遊びも多くの票を集めています。鬼ごっこや遊具遊び、ボール遊びなど、日常の遊びそのものが、子どもたちにとって大切な運動の機会になっているようです。友達と遊ぶ、何気ない時間の中にも、体を動かす機会がたくさんあることがうかがえました。

習い事は「水泳」がトップ! 子どもたちに人気のスポーツとは?

どのようなスポーツを習い事として選んでいる家庭が多いのでしょうか。

調査対象:320人(無回答を除く)

習ったことのあるスポーツを聞いてみると、第1位「水泳」で186人第2位「体操教室」で117人第3位「サッカー」で72人となり、水泳は2位以下を大きく引き離してトップとなっています。スポーツの習い事の中でも、水泳が多くの家庭に選ばれていることが分かりました。

さらに、選択肢以外の自由回答では、新体操やラグビー、ハンドボールなどの声も寄せられています。定番の習い事が人気を集める一方で、子どもの興味や個性に合わせて、さまざまなスポーツの選択肢が広がっていることもうかがえます。

それぞれのスポーツで感じた子どもの成長とは?

各スポーツの習い事を選んでよかった理由についても聞いてみると、運動能力技術の向上だけでなく、自信協調性など、子どもたちのさまざまな成長を実感する声が数多く寄せられました。

水泳

水泳では、「できた!」という喜びや達成感を実感している声が多く寄せられました。顔を水につけるところから始まり、浮く、泳ぐと少しずつできることが増えていくため、成功体験を積み重ねやすく、自信につながっているようです。
また、学校のプール授業への苦手意識が和らいだり、体力がついたりと、運動面での成長を感じる声も目立ちました。

・運動があまり得意そうではないわが子でも、自分のペースで頑張れば、ちゃんと進級できることが、実感できている。(東京都/女性)
・背が小さいけど、誇れるスポーツがあるから体育も頑張っている。(静岡県/女性)
水への恐怖心がなくなった。(山梨県/女性)
・ぜんそく持ちだったが、やり始めてから風邪を引いても肺が強くなったのか、ひどくならない。(千葉県/女性)

体操教室

体操教室では、運動能力の向上はもちろん、「できることが増えた」「自信がついた」といった声が寄せられました。幼児期から体の使い方を楽しく学べるため、その後の学校の体育などにも役立っているようです。

・幼児期に遊びを通して、楽しく体の使い方を学ぶことができ、運動能力の向上運動への積極性を得られたと思います。(東京都/女性)
体の基本的な動かし方基礎体力が向上した。( 神奈川県/女性)
・マット体操、跳び箱、縄跳びを事前にやることができたので、授業で大活躍できた。(埼玉県/女性)
・メキメキと上達していって走り方のフォームも変わって、サッカーにも活かされ、本人の自信につながりました!(東京都/女性)

サッカー

サッカーでは、技術の向上だけでなく、チームスポーツならではの学びを実感する声が多く寄せられました。また、友達とのつながりが広がったり、学校生活や体育の授業での自信につながるなど、競技の枠を超えた成長もうかがえました。

協調性が身に付くことと、どうすれば強くなるかを考えるようになったから。(栃木県/女性)
・大会では、ほかの地域の初対面の子とよい雰囲気を作り、コミュニケーションを積極的に取るようになっていたから。(神奈川県/女性)
お友達との交流がよかった!走ることでリレーの選手にも選ばれ、習っていてよかったと思います。(埼玉県/女性)

そのほかのスポーツ

それぞれの競技ならではの魅力や成長を実感する声も寄せられています。柔軟性や礼儀作法、仲間との協力など、スポーツによって得られる学びはさまざま。習い事を通じて、心も体も成長している様子がうかがえました。

礼儀が身に付く。(柔道・空手など/兵庫県・女性)
生涯スポーツになりうる。(テニス/静岡県・男性)
・とにかく体が柔らかくなったことと、チームで動く大切さを理解できるようになった。(チアダンス/東京都・女性)
普段と異なる環境でできるスポーツを体験させたこと。(スキー/神奈川県・女性)
・団体競技で協調性が身についたから。(野球/東京都・女性)

運動がニガテな子でも大丈夫! 保護者たちが実践する“工夫”とは

最後に、運動があまり好きではない子どもに対して、保護者が実践していることについても聞いてみました。寄せられた声の中から、多く見られた3つの取り組みをご紹介します。

「環境づくり」で体を動かすきっかけに

公園やアスレチックなどを活用し、自然と体を動かせる環境づくりを意識する声が多く見られました。また、遊び場を変えたり、友達と遊ぶ機会をつくったりすることで、子どもの興味や意欲を引き出しているようです。

・友達と公園に行くときは、ゲームを持たせない。ゲームを持っていたら遊ばないので。(千葉県/女性)
・遊びの中に運動を取り入れて、知らぬ間に体を動かすよう導く。(東京都/女性)
・ただ遊具のある公園に行くのではなく、アスレチックのある公園に行っている。(東京都/男性)
・好奇心を刺激して、毎週異なる遊び場所に連れて行っている。(東京都/女性)

「遊びやごほうび」で楽しく運動習慣を

運動そのものを目的にするのではなく、遊びやごほうびと組み合わせる工夫も多く寄せられました。ゲームを活用したり、競争やチャレンジ要素を取り入れたりすることで、子どもが楽しみながら体を動かせるようにしている家庭も多いようです。

・ポケモンGOを使い、外に出ようと誘ってます。(神奈川県/女性)
・「よーいどん!」や「競走ね!」と言って、ライバル心を燃やしたり、やる気にさせたりする。(京都府/女性)
・休みの日は屋外へ連れ出し、さまざまな経験をさせるようにする。体を動かすイベントや遊びにいく。(東京都/女性)
「ヒーローになれる」と励ます。(東京都/男性)

親子いっしょに」で運動へのハードルを下げる

ママ・パパが一緒に体を動かしているという声も多く寄せられました。散歩や縄跳び、バドミントンなどを一緒に楽しむことで、運動へのハードルを下げ、自然と体を動かすきっかけをつくっているようです。家族で楽しみながら取り組むことが、子どもの意欲にもつながっていることがうかがえました。

・縄跳びの授業で跳べないことを悔しがるようになったので、一緒に練習をするようになりました。(埼玉県/女性)
・週に一度、近所の公園を1時間ほど娘と散歩をするようにしてます。(女性)
・子ども同士で外遊びしないときは、親と一緒にバドミントンをしたりもします。寝る前にストレッチやスクワットを一緒にします。(神奈川県/女性)
・とにかく親が体を動かすことを楽しむようにしている。(大阪府/女性)

子どもが楽しみながら続けられる運動習慣を

スポーツの習い事を通して自信がついたり、協調性が育ったりと、子どもたちの成長を実感する声が数多く寄せられました。

習い事でも外遊びでも、「またやりたい」「できた!」という気持ちが、次の挑戦への原動力になっているのかもしれません。体を動かすことが好きな子も、少し苦手な子も、それぞれのペースで楽しみながら体を動かせる時間を大切にしていきたいものですね。

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この記事を書いたのは

牧野未衣菜 ライター

子育てや教育分野を中心に取材・執筆。また、認定NPO法人で、不登校やさまざまな困難を抱える子どもたちと関わっています。2児の母としての子育ての実感も重ねながら、日々の悩みや、子育てのリアルな声を丁寧にすくい上げ、やさしく伝える記事づくりを心がけています。

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