「ベビーチェアはいつから必要になるのだろう」と悩んではいませんか? ベビーチェアは誤った時期に使用を始めてしまうと、赤ちゃんの成長を妨げてしまうことがあります。ベビーチェアが必要になる時期や選び方を紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
- あらゆるシーンで欠かせないベビーチェア
- ベビーチェアとは
- いつからいつまで使うの?
- レンタルもできる
- ベビーチェアを選ぶポイント
- 狭いスペースで収納できる折り畳みタイプ
- 使い勝手の良いローチェア
- コスパ高くかわいい カリブ ソフトチェア
- キュートなデザインのコアラシート
- ハイチェアでテーブルでの食事を一緒に
- 長く使えるレモチェア
- インテリアに馴染むトリップ トラップ
- ママに人気の西松屋のベビーチェア
- 機能充実の サイレントミニチェアPeppyTime
- ベビーチェアクッションも一緒に揃えよう
- ふかふかで座り心地抜群に
- ベビーチェアに適合するか要確認
- 3段階で使い分けられる汎用クッション
- 赤ちゃんを落下から守るベビーチェアベルト
- 赤ちゃんの成長にあったものを
- 持ち運び楽々のキャリフリー チェアベルト
- ライフスタイルに合わせて選ぼう
あらゆるシーンで欠かせないベビーチェア
生後6カ月ごろの赤ちゃんは腰がすわり、一人で座れるようになってきます。しかし、まだまだ一人で食事をしたり、遊んだりするのは難しいでしょう。こうしたシーンでさまざまなサポートをしてくれるのが、ベビーチェアです。
ベビーチェアが何のために必要なのか、またいつまで使えばいいのかを、赤ちゃんのためにもしっかりと把握しておきましょう。
ベビーチェアとは
ベビーチェアとは、赤ちゃんが安心して座れるように、高さを赤ちゃん用に低く設定していると共に、ベルトなどによって安全面に配慮された赤ちゃん用の椅子のことです。
赤ちゃんが普通の椅子に座っても、落ちてしまったり頭を支えられずに転倒してしまったりということがあります。そのようなリスクを極力排除して、育児を手助けしてくれるのです。
いつからいつまで使うの?
ベビーチェアにはさまざまなタイプがあります。利用時期はタイプによって違いますが、一般的には離乳食を食べ始める生後6カ月から3歳あたりまでが適齢期です。
ベビーチェアには、赤ちゃんの座った姿勢にフィットするカリブ社やバンボ社の「柔らかいポリウレタンタイプ」や外出先で便利な「テーブル固定タイプ」、ダイニングテーブルに合う「ハイチェアタイプ」などがあります。用途や時期に合ったベビーチェアを用意してあげることで、赤ちゃんも過ごしやすくなります。
レンタルもできる
ベビーチェアはそこそこスペースを取るため、置き場所に困ることがあります。時期に合わせて椅子を変えるなら頻繁な買い換えや処分が必要になるため、費用も手間も大変です。
そこで、ベビーチェアをはじめ、赤ちゃん用品のレンタルショップが全国各地にありますので、利用してみてはいかがでしょうか。
ベビーカーやベビーベッドなども借りられますし、破損などがあった場合でも弁償代が発生しないサポートをオプションとして用意しているレンタルショップも少なくありません。
ベビーチェアを選ぶポイント
ベビーチェアにはさまざまな種類があります。その中で赤ちゃんにベストなものを選ぶためのポイントを紹介しますので、選ぶときにはチェックしてみてください。
安全性への配慮
ベビーチェアを選ぶ際に何よりもチェックしなければならないのが安全性です。特に生後半年までの赤ちゃんは、座る姿勢が安定せずに椅子から転ぶことがあるので、ベルトなどできちんと体を固定できるかどうかを見る必要があります。
背もたれに寄りかかってそのまま椅子ごと後ろに倒れてしまうこともあるので、重心が低いものの方が安心です。
食事をする際に使うかどうか
ベビーチェアを食事をする際に使用するかどうかは、選ぶ上で重要なポイント。
まず見るべきはテーブルの有無です。ベビーチェアには、テーブルの脱着ができるものも多くあります。テーブルが付いていると、食事のときにも使えますし、お絵描きなど他のことをするのにも便利です。
また、赤ちゃんの食事は「好き嫌い」や「じっとしていられない」などの理由から非常に苦労します。赤ちゃんが気持ちよく座っていられるように、クッション性や椅子の高さなど、座り心地についても重視して選びましょう。
狭いスペースで収納できる折り畳みタイプ
ベビーチェアは置いておくスペースを取ります。そのため、「折りたたみできるタイプ」だと収納するのに便利。
折りたたみタイプは、レジャーやショッピングなどの外出する際にも重宝するでしょう。外食の機会が多い場合や、収納スペースを取りたくない場合は折りたたみタイプがおすすめです。
使い勝手の良いローチェア
ベビーチェアにはさまざまな種類がありますが、その中でも早い時期から使えるローチェアの特徴やおすすめの商品を紹介します。
ローチェアの特徴
ローチェアは、座面が低く、赤ちゃんが足をつけて座ることができます。そのため落下や転倒によってケガをするリスクが低く、人気のあるベビーチェアです。また、床にしっかりと足をつけて踏ん張れるため、「噛む」ことを促し、離乳食をとるのにも最適です。
コスパ高くかわいい カリブ ソフトチェア
ローチェアの中でもおすすめなのは、世界中にファンが多いベビー用品ブランドカリブ社が販売しているソフトチェアです。ポリウレタンを使用しているため赤ちゃんのお尻にしっかりフィットしますし、負担もかかりにくい作りになっています。
Karibu(カリブ)★トレー付きチェア<パープル>
軽量なので持ち運びもしやすく、専用トイレはつけ外し可能。適応体重4~10㎏、生後3、4カ月頃~14カ月頃まで使用できます。商品カラーは新色グレー、アクア、オレンジ、ブルー、グリーン、レッド、パープル、ピンクと計8色。
キュートなデザインのコアラシート
「コアラシート」は子供服や育児用品がかわいい、と評判の韓国ブランドの中で、デザインの斬新さに定評のある「P-Edition」のローチェアです。
ESSIAN(エシアン)コアラシート P-Edition <メタルグレー×ベージュ>
最大の特徴は、ゆったりとした太もも周り。ムチムチベビーも座りやすい点が魅力です。他にも、高い背もたれによって安定感を得られます。
また、ハンドルを付けて「ムービングカート」として利用することもでき、家の中の移動や赤ちゃんの歩く練習にも使えます。「安全ベルト」「ブースターベルト」「大きめのトレー」も付いていて便利。
さらに、「専用のクッション」と組み合わせると、とてもキュート。女の子にはウサギの耳のような形のクッション、男の子には王冠のようなかっこいいデザインのクッションなどクッションも選べます。
ハイチェアでテーブルでの食事を一緒に
続いて、ハイチェアの特徴や商品を紹介します。中には大人でも使えるハイチェアもあるので、ご家庭にぴったりの商品を選んでみてください。
ハイチェアの特徴
ハイチェアは、床から高い位置に椅子があるのが特徴です。
生後6カ月から4歳頃までが適齢ですが、商品によっては小学生になっても使えるものもあります。赤ちゃんの成長に合わせて高さや足置き場の位置を調整できる商品も多いので、何歳まで使うのかを考えてから購入を検討してみるとよいでしょう。
ただし、高さがあるので赤ちゃんが左右に体を振ったり暴れたりした際に倒れる危険性もつきものです。そのため、しっかりと安定した作りの商品を選ぶことが重要。そんなハイチェアの中でもおすすめの商品を2つ紹介します。
長く使えるレモチェア
「安全性・デザイン・機能性に革新をもたらす」という信条のもとにベビー・子ども用品を作っているドイツのブランド「サイベックス」が、2018年春にリリースしたベビーチェアがこの「レモチェア」です。
CYBEX(サイベックス) レモチェア <ストームグレー>
組み立てが非常に簡単な上に、座面と足のせ板の高さをレバーで簡単に調整できます。オプションが豊富で子供用ハイチェアとしてはもちろん、別売りの専用アタッチメントでベビーチェアやバウンサー、大人用チェアにもなり長く使えます。
インテリアに馴染むトリップ トラップ
ノルウェーの子ども用家具の製造会社として知られる「Stokke」が販売しているハイチェアがこの「トリップ トラップ」。独創的ながらもスマートな北欧らしいデザインと、10種類以上にも及ぶカラーデザインから選ぶことができるので、インテリアにもよく馴染みます。
ストッケ トリップトラップ <ナチュラル>
洗練された北欧デザイン。座板と足のせ板の高さも調節可能で、子どもが大きくなっても使い続けられる商品です。オプションの「ベビーセット」と「ハーネス」によって安全性を高められるほか、7年間の延長登録もできるので、椅子が欠けてしまった場合などでも安心して使えます。
ママに人気の西松屋のベビーチェア
ベビー服などをはじめ、赤ちゃん用品に定評のある『西松屋』は、品質の良さなどで全国のママに人気のある乳幼児用品、小児用雑貨専門店です。
西松屋の人気の理由と、おすすめのベビーチェアを紹介します。
リーズナブルでクオリティが高い
「西松屋」が人気の理由の一つは、商品が比較的リーズナブルでありながらもクオリティが高いこと。特にベビーチェアに関しては、安全面に配慮された商品が多数販売されています。
また、一つ一つの商品のバラエティが豊富。ベビーチェアにはさまざまな種類がありますが、特に人気のものを1つ紹介します。
機能充実の サイレントミニチェアPeppyTime
ママから今も昔も変わらず人気のあるローチェアが、音無しな上、高さの変えられるテーブル付きで、折り畳み可能と高性能バージョン。実際に「西松屋」の店舗に行って、機能性をチェックしながら赤ちゃんを座らせてみるとよいでしょう。
西松屋 SmartAngel ローチェアPeppyTime<ホワイト>
このベビーチェアの最大の魅力は、その名前のとおり座っても音が鳴らないこと。しかも、折りたたみが可能! また、成長に合わせてテーブルの高さを変えられる2ポジションテーブルを採用し、テーブルを後ろに回すことができるなど、機能性が高い商品。6ヶ月以上~36ヶ月未満向け。
次のページではクッション&ベルトのおすすめを紹介します!
ベビーチェアクッションも一緒に揃えよう
ベビーチェアを購入する際に一緒に揃えたいのが、ベビーチェアクッションです。ベビーチェアクッションをそろえるときのポイントや魅力と共に、おすすめのクッションを紹介します。
ふかふかで座り心地抜群に
座面が木製のものや、クッションが薄いタイプの場合、座っているとお尻が痛くなってきます。
また座面が滑りやすいと姿勢が悪くなりますし、何より危険です。クッションを敷くことで赤ちゃんが滑らないようにするブレーキの役割を果たしてくれます。
冬場に座面が冷たいと体が冷えてしまい、病気の原因になることもありますが、クッションを敷いておけばその点も防止できます。
ベビーチェアに適合するか要確認
汎用性の高いクッションなら、さまざまなチェアに使えて、デザインや機能を選べます。
メーカー専用のクッションを買う場合はサイズ違いの心配はありませんが、クッションのサイズが合うよう、クッションを買う時にはベビーチェアのサイズとクッションの大きさを確認しましょう。店舗で買うのであれば、同時に購入することをおすすめします。
3段階で使い分けられる汎用クッション
汎用クッションには、さまざまな機能を揃えているものがあります。
ダイヤ ベビーチェアクッション
「ダイヤコーポレーション」のベビーチェアクッションは、2枚の厚みの違うハート型のクッションが組み合わさった形をしていて、子どもの成長にあわせて厚みを変更することができます。そのため比較的長い期間使用することが可能。「固定ベルト」付きなので、ベビーチェアとしっかりとクッションを固定できズレにくく、ベビーチェアとサイズが合えば、とても便利なクッションです。
赤ちゃんを落下から守るベビーチェアベルト
赤ちゃんは、じっとしていることがとても苦手。落下の危険を考えると、目を離すことが出来ません。
そんな赤ちゃんの安全のために役立つのが「ベビーチェアベルト」です。ベビーチェアベルトの用途や、おすすめの商品を紹介します。
外食時にも大活躍
ベビーチェアベルトはレストランなどの外食時にも、大活躍します。
ベビーチェアベルトがあれば、赤ちゃんを固定できるので、赤ちゃんが椅子から落ちる心配もなく大人用の椅子に座らせることもできます。
また、椅子だけではなく、大人の腰や背中に固定できるベルトもあるので活用シーンも増えます。
赤ちゃんの成長にあったものを
ベビーチェアベルトは赤ちゃんが成長して体が大きくなると、重量制限を超えてしまうこともあります。事故につながらないためにも、赤ちゃんの成長にあったベルトかどうかを、定期的にチェックしましょう。
持ち運び楽々のキャリフリー チェアベルト
ベビーチェアベルトの中でおすすめなのが、ベビー製品を取り扱うエイテックスが販売している「キャリアフリー チェアベルト」です。
日本エイテックス キャリアフリー チェアベルト
外出先のレストランなどでベビーチェアがない場合に便利。椅子だけではなく、ママパパなど大人の腰にも装着して赤ちゃんを固定することもできます。汚れにくいはっ水加工&メッシュ素材なので通気性も◎。さまざまなカラーが用意されていて、2015年のキッズデザイン賞にも選ばれた商品です。
ライフスタイルに合わせて選ぼう
ベビーチェアは赤ちゃんが離乳食を食べ始め、自分で座れるようになる頃から用意しておくとよいでしょう。
その際、ベビーチェアの機能や座り心地、安全性にこだわってアイテムを選ぶことが重要。その他にクッションやベルトなど、赤ちゃんに必要なものを年齢・月齢にあわせて用意しましょう。ライフスタイルに合ったベビー用品を活用することで、いっそう快適な育児に繋がります。
文・構成/HugKum編集部