子ども向け色鉛筆のおすすめ12選|深化を遂げる色鉛筆の種類や選び方を紹介

子どものお絵描き道具の一つである色鉛筆は、幼稚園・小学校の必須アイテムです。色鉛筆を懐かしく感じる人もいるでしょう。現在の色鉛筆は進化を遂げており、多様な商品が販売されています。色鉛筆の種類や選び方・おすすめの商品を見ていきましょう。

子ども向け色鉛筆の種類

「色鉛筆」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのが、小学校などで使っていた「クーピーペンシル」でしょう。しかし、ぬり絵が幅広い世代に受けたこともあり、現在はさまざまなバリエーションの色鉛筆が販売されています。

色鉛筆は大きく三つの種類に分けられます。それぞれの特徴やメリットについて紹介します。

発色のよい油性色鉛筆

「油性色鉛筆」は、ワックスと顔料を混ぜて固めた物が芯に使われており、色鉛筆の中でもポピュラーな種類です。

油性色鉛筆を使って力強く色を塗った箇所は、ツルツルとしてしまい、他の色を重ねることができません。これは、芯にオイルを使用しているためです。筆圧のコントロールが難しい小さな子どもは、色鉛筆を力強く使いがちなので、思ったように色が塗れない状況にストレスを感じることがしばしばありました。

しかし近年は、このような油性色鉛筆のネックを解消する、書き心地がやわらかいタイプの物や専用の消しゴムが販売されていて、小さな子どもでも使いやすい色鉛筆になっています。水彩色鉛筆と比べると低価格の物が多いでしょう。

水に溶ける水性色鉛筆

「水性色鉛筆」は、芯が硬めの物が多いので、細かい絵を描くことに向いています。また、水で溶かすことで、水彩絵の具のように使うこともできるため、色のにじみや重なりなど多彩な表現を楽しみたい人にもおすすめです。

色を混ぜてオリジナルの色を作り出すことも可能です。小さな子どもにとっては、実験のような感覚で楽しめるでしょう。年齢を問わず、使う人が思い思いの方法で楽しめる色鉛筆です。

折れにくく消しやすいプラスチック色鉛筆

色鉛筆の定番といえば「クーピーペンシル」に代表される、プラスチック色鉛筆です。折れにくく消しやすいため、学童用品として浸透しています。

プラスチック製で、全体が芯でできた形状であることが大きな特徴です。クレヨンのように塗りやすいだけでなく、手に色が移りにくい・小さな子どもでも握りやすいことが、ロングセラーの理由といえるでしょう。クレヨンと色鉛筆のいとこどりをした色鉛筆と言えるでしょう。

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失敗しない子ども向け色鉛筆の選び方

子どもに与える色鉛筆を選ぶとき、どのような点がポイントになるのでしょうか。色鉛筆の選び方のコツを見ていきましょう。

書き心地や消せるかどうか

小さな子どもにとって、色鉛筆の扱いは簡単ではありません。相性が悪いとすぐに折れてしまったり、うまく力が入らなかったりしてお絵描きに集中できないこともあります。書き心地や手にしたときのフィット感、さらに間違えても消しゴムで消せるかどうかは大事なポイントです。

使いにくい色鉛筆を使い続けると、お絵描きに苦手意識を持ちかねません。色鉛筆を購入する際は、色の出方や芯の柔らかさ・専用の消しゴムがあるかなど確認すること大切です。

安全性も要チェック

小さな子どもは、身の回りにある物を口に入れて、硬さや感触を確認することがあります。また、色鉛筆に触った手をよく洗いもせず食事に手を伸ばすこともあるでしょう。

色鉛筆を購入する際は、万が一、子どもが口に入れたとしても安全な物なのか確認することが大切です。
色鉛筆の安全基準は、日本国内では塗料の有害物質量などが細かく定められた「JIS規格」が適応されています。海外製の色鉛筆ではEU加盟国は「CEマーク」、アメリカだと「APマーク」が付いていれば安全基準を守っているといえます。

色の数は用途で決める

色鉛筆は12色入りが定番です。小学校でも12色入りの物を指定することが多いでしょう。

100色入りの色鉛筆など、カラーが豊富にそろった色鉛筆も販売されていますが、小さな子どもであれば好んで使う色が決まっていたり、色が多すぎると選べなくなってしまったりすることが考えられます。
まずは基本の12色セットを用意し、それ以外の色は、欲しがれば買い足していくのが無難です。用途や子どもの要望を聞きながら、徐々に色数を増やしていくのがよいでしょう。

収納ケースは丈夫な物を選ぼう

色鉛筆の収納ケースは、落としても壊れにくく、色鉛筆の出し入れがしやすい物が理想的です。さらに、子どもが色鉛筆を使うシーンに適応した収納ケースを用意できるとよいでしょう。

例えば、クッション素材のプラスチックケースやポーチ型のペンケースは持ち運びに便利です。蓋を開けた状態で立てておけるケースなら、色鉛筆の出し入れもスムーズでしょう。

色鉛筆のおすすめブランド3選

色鉛筆のおすすめブランドを三つ紹介します。

多くの人が文具店などで見かけたことのあるブランドです。さまざまな場所で販売されているのは、品質に定評があり、一定のファンがいる証拠でもあります。これらのブランドの中から、用途や子どもにとっての使いやすさを基準に、どの色鉛筆を買うか決めてもよいでしょう。

高品質でリーズナブル トンボ鉛筆

文房具の国内老舗メーカー「トンボ鉛筆」の色鉛筆は、高品質なのにリーズナブルな価格が人気の秘密です。そして、豊富なカラーバリエーションも魅力の一つでしょう。
油性色鉛筆の芯は硬くて折れにくいため、指先のコントロールが苦手な小さな子どもでも楽しんでお絵描きできます。繊細で表現力豊かな絵が描けるため、長年の愛用者が多いブランドです。

株式会社トンボ鉛筆

発色がよく高機能 三菱鉛筆

「三菱鉛筆」も日本を代表する文具メーカーです。カラーバリエーションが豊富なだけでなく、消せる色鉛筆やプラスチックなど紙以外の物にも描ける色鉛筆を販売しています。
さまざまな種類の油性色鉛筆を販売しているので、多彩な表現をしたい上級者にも、まだうまく色鉛筆を扱えない小さな子どもにもぴったりな色鉛筆を見つけられるでしょう。
発色に定評があるので、くっきりとした色で絵を描くことができます。

三菱鉛筆株式会社

世界中で愛される ファーバーカステル

「ファーバーカステル」は、ドイツの鉛筆メーカーです。六角鉛筆を考案したブランドとして有名で、ファーバーカステル製の鉛筆の規格が現在の色鉛筆の世界的基準になったともいわれています。
滑らかな書き心地で芯が折れにくいのが魅力の一つです。日本では油性色鉛筆と水性色鉛筆の2種類が販売されています。表現方法によって使い分けるとよいでしょう。

Faber-Castell – Home

幼児におすすめ12色セット色鉛筆

色鉛筆を使い始めたばかりの子どもには、どの色鉛筆が使いやすいのでしょうか?  標準の12色をそろえた色鉛筆セットの中から、パパやママからの評価が高く、小さな子どもでも使いやすい商品を紹介します。

手が汚れにくい 三菱鉛筆 色鉛筆ポンキーペンシル


三菱鉛筆の色鉛筆「ポンキーペンシル」は、色鉛筆全体が芯になっています。特殊な紙ロール加工が施されているので、子どもが力をこめて握っても折れづらく、手も汚れにくいのが特徴です。芯にオイルが含まれていないので、作品から他の物に色移りすることもありません。

ソフトな書き心地と鮮やかな発色に定評があり、画用紙にもくっきりとした絵が描けます。色を混ぜてグラデーションやオリジナルカラーを作りだすこともでき、幼児期から学童期まで楽しめる色鉛筆です。

紙粘土や木材など工作素材にも使えるので、工作タイムがより楽しくなるでしょう。

色鉛筆の定番 サクラクレパス クーピーペンシル


幼児期におすすめの色鉛筆として、サクラクレパスの「クーピーペンシル」は外せません。折れにくく消しやすいのが特徴で、芯を削ることもできます。

色鉛筆全体が芯のため、従来の色鉛筆と比べて芯の量が4倍と経済的です。多くの幼児教育の場や小学校で指定文具にされている、使い勝手のよい色鉛筆です。

高コストパフォーマンス ぺんてる パスティック


サインペンで有名なぺんてるの「パスティック」も、全国の幼稚園や小学校で使われている色鉛筆です。クーピーペンシルと同じく、全体が芯で作られているため高いコストパフォーマンスが魅力の一つといえます。ソフトな手触りと滑らかな書き心地に定評があり、色を塗り重ねることも可能です。

1本ずつ収納できるソフトケースには、かわいい絵柄が描かれています。お絵かきタイムのよき相棒となるでしょう。

ヨーロッパで愛される BICジャパン ビックキッズ


ヨーロッパの雑貨ブランドBICの「ビックキッズ」は、小さな子どもでも握りやすい三角型の色鉛筆セットです。
力強く描いても、床に落としても折れにくい、丈夫な「レジスタンス芯」を採用しています。リサイクルポリスチレンを原料とした非木材鉛筆なので、折れても木材のように断面がギザギザにならない安心設計です。

また、フランスの老舗画材メーカー「コンテブランド」から引き継いだオシャレなデザインも人気の理由でしょう。ヨーロッパ中で愛される品質管理が生き届いた色鉛筆です。

小学生におすすめ12色セット色鉛筆

小学生ともなると、絵が好きな子は学校で使う画材より高度な物を使いたがるものです。幼児期は短めの色鉛筆の方が使いやすいですが、小学生には鉛筆と同等の長さの色鉛筆が適しています。

小学生が使いやすい色鉛筆を見ていきましょう。

ロングセラー色鉛筆 トンボ鉛筆 色鉛筆


色鉛筆の定番であるトンボ鉛筆の「色鉛筆セット」は、オールマイティーな色鉛筆といえます。鮮やかな発色と滑らかな書き心地に定評がありますが、人気の理由の一つとして「優れた定着性」が挙げられます。

色彩が紙に定着しやすいので重ね塗りしやすく、作品の鮮度を長期間保ちます。また、使用中に粉が出ないので作品を汚しません。芯が硬めなので、メリハリある表現ができます。

持ち運びも便利 レイメイ藤井 先生オススメ!色えんぴつ


レイメイ藤井の色鉛筆は、小学校の先生との共同開発で誕生しました。商品名はその名も「先生オススメ!色えんぴつ」です。

学用品としての使いやすさに着目し、ロックのかかるケースや鉛筆1本1本に記名スペースを設けるなど、色鉛筆にありがちな「いつの間にか数本なくなっている…」といったトラブルを未然に防ぐ配慮がされています。

また、ケースは机の引き出しやランドセルに入れてもかさばらないよう、無駄な装飾のないスッキリとしたデザインです。コスパのよさもうれしいポイントでしょう。

芯が折れにくい 三菱鉛筆 ユニパレット色えんぴつ


発色に定評がある三菱鉛筆の「ユニパレット」は、硬めの芯を採用しているので、細かい部分も丁寧に塗れます。

点描や重ね塗りにも適しているため、お絵描き好きな小学生が喜ぶ逸品です。なめらかな描き心地で折れにくく、色鮮やかなユニパレットは、子どもの創作意欲をかきたててくれるでしょう。

消しゴムで消せる ぺんてる 小学校色えんぴつ 12色+3色

小学校の授業では、図工以外でも色鉛筆を使う機会が意外とあるものです。ぺんてるの「小学校色えんぴつ12色+3色」は、基本の12色に、授業で役に立ちそうな3色を加えた色鉛筆セットです。

小学生が使いやすいソフトな握り心地で折れにくく、発色も鮮やかです。また、間違えたときは専用消しゴムできれいに消せることも人気の理由といえるでしょう。

プレゼントにもおすすめの海外製色鉛筆

お絵描きが趣味の子どもに色鉛筆をプレゼントするなら、オシャレな海外製色鉛筆がおすすめです。

子育てに関心が深いヨーロッパでは、個性豊かでさまざまな楽しみ方ができる色鉛筆が発売されています。日本の子どもにも喜ばれる海外製色鉛筆を見てみましょう。

筆でなぞれば水彩画に ファーバーカステル 水彩色鉛筆12色


ドイツの老舗鉛筆メーカー「ファーバーカステル」の水彩色鉛筆セットには、筆が一本付属されています。
色鉛筆で描いた上から、水をつけた筆でなぞれば水彩画に早変わりです。子どもが楽しんでお絵かきできること間違いなしの色鉛筆でしょう。三角形のドット柄グリップも持ちやすく、幼児でもしなやかな線を描けます。

世界中で愛用される リラ グルーヴトリプルワン12色セット


ドイツの創業200年以上の鉛筆メーカー「リラ」が作る、人間工学に基づいて、くぼみを付けた握りやすい色鉛筆もおすすめです
小さな子どもでもしっかりと握れるよう計算された三角形の形状は極太で、力のコントロールがしやすいと評判です。

また、水を加えることによって水彩絵の具、芯の向きや力加減によってクレヨンとしても使用できます。お絵描きの幅が広がる面白い色鉛筆です。

お絵描き好きなら24色セットもおすすめ

お絵描き好きな子どもには、より幅広い表現力を追求できる24色セットの色鉛筆はいかがでしょうか?カラーバリエーションが鮮やかなおすすめ商品を二つ紹介します。

片付けしやすい ステッドラー エルゴソフト色鉛筆


ドイツのステッドラー社の「エルゴソフト色鉛筆」は、オシャレで持ちやすいソフトグリップコーティングを施した色鉛筆セットです。

人間工学に基づいた三角軸の色鉛筆で、小さな子どもでも疲れにくく正しい持ち方に導くよう設計されています。芯折れ防止加工がされているので、お絵描きの最中に芯が折れて集中力を妨げることは少ないでしょう。ペンスタンドになるスタンディングケースも便利です。

スタンダードだから使いやすい 三菱鉛筆 880 色鉛筆


三菱鉛筆のuniシリーズを24色セットでそろえるのもよいでしょう。飽きのこないシンプルなデザインに豊富なカラーバリエーション、なめらかな書き心地は、子どもから大人まで幅広い層に支持されています。

日本国内で三菱鉛筆が長い歴史を持つのは、人気と実力を兼ね備えたブランドだからといえます。どれを買おうか迷うことがあれば、三菱鉛筆のuniシリーズを買っておくのも一つの手でしょう。

子どもの成長に合わせた色鉛筆選びを

お絵描き好きの子どもの色鉛筆には、書き心地がよくて折れにくく、消せる物を選びましょう。また、安全性が高くて持ち運びしやすいかもチェックポイントです。子どもの用途に合わせて、水彩絵の具にもなる水性色鉛筆に買い替えたり、色を足したりするのもよいでしょう。

子どもとのさまざまな思い出を、色鉛筆で絵日記風に書き残すのもおすすめですよ。

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構成・文/HugKum編集部

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