作りすぎてしまった餃子を上手に冷凍保存するには? おいしい解凍法・焼き方も指南♪

【1】ポリ袋を使ってぺたんこ餃子

具材を入れて揉むだけ!  ポリ袋を使えば手も汚れず、時短になります。ひだなし餃子にするのも手早く作るポイント!

◆材料

(24個分)
豚ひき肉 200g
長ネギ(みじん切り) 1/2本分

【A】
酒 大さじ1
しょう油 小さじ2
ごま油 小さじ2
塩・こしょう 各少々

餃子の皮 24枚
サラダ油 大さじ2

【B】
マヨネーズ 大さじ1
しょう油 小さじ1

好みで酢、しょう油、ラー油 適宜

◆作り方

【1】大きめのポリ袋にひき肉と長ネギ、【A】を加えてよく混ぜ合わせる。
【2】【1】のポリ袋の角を2cmほど切り、餃子の皮の中央に中身を直接絞り出す。皮の縁半分に水を少量つけて折りたたみ、縁を合わせてぺたんこにする。残りも同様に包む。
【3】フライパンに油の半量を中火で熱し、半量の餃子を並べ入れる。3分ほど焼いたら、水1/4カップを入れてすぐフタをして、弱火で2~3分蒸し焼きにする。
【4】フタを取って、強めの中火にして水分を飛ばし、火をさらに強め、パリッとするまで焼く。残り半量も同様に焼く。
【5】器に盛り、【B】を混ぜたマヨじょう油をつけていただく。大人は好みで、酢、しょう油、ラー油につけていただく。

◆ポイント

道具で時短!  いつもの調理道具を身近なモノにスイッチして、スピード調理!

材料を混ぜる手間を簡略化!

【ポリ袋】
混ぜたい材料をすべてポリ袋に入れて、あとは両手でもむだけ。端っこをカットすれば、そのまま絞り袋にも変身。
ヘラいらずで、手も汚さない!

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2017年4月号

【2】ほうれん草とチーズの水餃子

栄養たっぷり♪  ほうれん草を混ぜ込み、子どもが大好きなチーズを効かせてひと味違った餃子に!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
餃子の皮 16枚
豚ひき肉 100g
ほうれん草 1/4束
チーズ 120g
塩・こしょう 各少々
レタス 4枚

【A】
黒酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2

◆作り方

【1】ほうれん草はみじん切りにし、チーズは5mm角に切り、ひき肉、塩、こしょうと合わせよく練る。
【2】餃子の皮に【1】を等分にのせ、皮の周りに水を塗って閉じる。
【3】お湯をたっぷり沸かし、【2】を入れて5分ほどゆでる。
【4】レタスをせん切りにして器に盛り、【2】をのせ、混ぜ合わせた【A】を添える。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。

『めばえ』2014年2月号

【3】緑ピーマンと高野豆腐の餃子

お肉の代わりに高野豆腐でヘルシーに。ピーマンが苦手な子でも気づかずパクパク!

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
緑ピーマン 3個
しいたけ 2枚
高野豆腐(乾) 1枚(15g)

【A】
しょう油 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
塩、こしょう 各少々
しょうがのすりおろし 少々
小麦粉 大さじ1

餃子の皮 20枚
ごま油 小さじ2
酢、しょう油、ラー油(大人用) 各少々

◆作り方

【1】ピーマンはみじん切りにして水気を軽く絞る。しいたけはみじん切りにする。高野豆腐はお湯(分量外)でもどし、水気を絞りみじん切りにする。
【2】【1】をボウルに入れ、【A】を順に加え混ぜ、餃子の皮に包む。
【3】フライパンにごま油を熱し、【2】を並べて中火で焼く。餃子の底面が少し色づいたら水(分量外)を餃子の高さの半分くらいまで入れてフタをし、中火で蒸し焼きにする。
【4】水がほとんどなくなったら、フタを外して火を強め、底面がこんがりきつね色になるまで焼く。
【5】器に盛り付け、酢としょう油とラー油(大人のみ)を混ぜ合わせたタレを添える。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【4】いわしとチーズのパリパリ餃子揚げ

パリパリの食感が楽しい餃子でいわしを隠したら、目にも口にもおいしさがいっぱい!

◆材料

(作りやすい分量)
いわし(刺身用/皮なし) 1尾分
にんにく 1/5片
プロセスチーズ 20g
みそ 小さじ1/2
餃子の皮 10枚
揚げ油 適量

◆作り方

【1】いわし(※ポイント参照)は1cm角程度に切る。塩少々(分量外)をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。にんにくはすりおろし、チーズは5mm角程度に切る。
【2】ボウルに【1】とみそを入れて混ぜる。10等分にして餃子の皮にのせ、縁の半分に水(分量外)を塗り、半分に折ってひだをつける。
【3】揚げ油を170℃に熱し、【2】をきつね色になるまで揚げる。

◆ポイント

※いわしを丸ごと仕入れた場合は、「手開き」が簡単!

≪下準備≫
頭を落として腹の薄い皮指でやぶいて広げ、溜め水の中で内臓などをサッと洗い流す。水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取っておく。

【1】親指を尾に向けて滑らせながら尾下までしっかり開く。

【2】身を押さえながら、中骨を取る。

【3】表に返してまな板に広げ、皮をむく。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

【5】棒餃子

包まないから簡単で時短。味はパパ・ママも子どもも喜ぶ黄金比率です!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚ひき肉 300g
キャベツ 1/8個(150g)
にら 1/2束

【A】
しょうゆ 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
ごま油・酒 各大さじ1/2
砂糖 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1
おろししょうが 小さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1/2
こしょう 少々
片栗粉 大さじ1と1/2

餃子の皮 24枚
ごま油 大さじ1
水 1カップ

◆作り方

【1】キャベツとにらはみじん切りにし、ボウルにひき肉、【A】とともに入れてよく混ぜる。
【2】餃子の皮の中央に【1】を等分に置き、皮の周りに水をつけ、皮の両端をたたんでギュッと握り、棒状にする。
【3】フライパンに【2】の半量を並べ、水の半量を入れ、強火で熱す。沸騰したらふたをして5分蒸し焼きにし、水けがとんだらふたを取って、ごま油の半量を回し入れ、弱めの中火で2分焼く。残りも同様に焼く。

教えてくれたのは


みきママさん

オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。

『ベビーブック』2015年10月号

餃子パーティの献立|ホムパに♪人気餃子と卵スープなどの献立レシピ16選
焼き・水・棒などおいしさいろいろ!餃子の人気レシピ 【1】チーズ羽根つき餃子 羽根の先までこんがりおいしい! ◆材料 (8個...
餃子スープの献立|お取り寄せできる!スープ用餃子と副菜などの献立レシピ6選
一品でボリュームたっぷりで、子どにも大人にも好評な餃子スープ。水餃子用の餃子をお取り寄せしておけば、いつでも手軽に餃子スープが楽しめます!今...

構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事