長時間のドライブで気を付けたい“かくれ脱水”って何?
子どもと一緒に冬のドライブ。途中でトイレに行きたくなったら困るからと、なるべく水分を取らないようにしていませんか?実はこれ、気づかないうちに脱水状態になる“かくれ脱水”を引き起こしやすいんです。
冬は汗をかきにくく喉が渇きにくいため、意識しないと水分を取り損ねてしまいますよね。しかし、暖房で乾燥した車内では、皮膚や粘膜、呼気から、自覚のないまま水分が蒸発しているのです。 “かくれ脱水”になると集中力の低下や披露を感じやすくなる、気分が悪くなるなどの症状が現れます。
“かくれ脱水”を防ぐためには、1時間ごとに200mlを目安に水分補給をすることが必要です。
監修:ナビタスクリニック理事長 久住 英二氏
Hondaの「DRIVE WATER」と共にママライターがドライブ♪ かくれ脱水は防げるのか…?
モビリティメーカーとして有名なHondaは、移動するすべての人に安心と出かける喜びを提供する取り組みをしているのだそう!この冬、帰省シーズンのドライブを快適に過ごしてもらう目的から、ドライブ中の“かくれ脱水”を防ぐべく「Honda DRIVE WATEER」を開発。
編集部にも、Hondaからお歳暮ならぬ「帰歳暮」が届きました。
蓋を開けると、かわいいお水が出てきました。1時間ドライブなら200ml、1.5時間なら300ml、2.5時間なら500mlと、ひと目でわかります。率直な感想としては、2.5時間で500mlペットボトル1本分が必要となると、意識して飲まないと摂れない量だなと思います。
2019年12月某日。友人宅でお餅つきがあるので、早速このお水を持って出かけます。都内の我が家から鎌倉の友人宅まで、車で約1時間程。一番小さな200mlのペットボトルをチョイス。
子どもに持たせ「赤信号で止まったら飲もうね~」とお約束しました。ゲーム感覚で飲めるし、揺れている時に飲むとこぼすので…。
“かくれ脱水”は集中力の低下を起こすとのこと。運転する人こそしっかり飲んでもらわないと!
適量の水のおかげで水分補給がラクに
結果、大人は意識すれば飲み切れる量でした。4歳児は1時間で200mlは飲み切れなかったものの、一生懸命飲んだせいか車酔いをしたり、ぐずったりすることなく快適なドライブが楽しめました。
また、水分を摂ると気になるのがトイレ問題。出産してからトイレが近い筆者は、ちょうど1時間くらいでトイレに寄りたいな…と思い始めました。ですから、もし2.5時間のドライブで500mlを飲むのであれば、途中で1回パーキングに寄り、体が冷えないよう温かい物を飲みながら休憩をするのが良いかなと思った次第です。
ぐずりはじめた赤ちゃんが泣きやむ音とは!?
さて、乳幼児の育児をしている方は、運転中や外出先で赤ちゃんが泣いて困ってしまうことがありますよね。我が子が赤ちゃんの頃も、チャイルドシートに乗っていて欲しいのに、どうしても泣きやまず苦労した経験があります。
Hondaは“車のエンジン音”と“胎児が母親のおなかの中で聞く体内音”の周波数が近いことに着目。「車のエンジン音で乳幼児が泣きやむか」という実験を行ったところ、2分間エンジン音を聞いた12名中、なんと11名の表情が穏やかになったとともに、泣き声が聞こえない状態になり、うち7名の心拍数が安定したのだそう!驚き!
特設サイト「Honda SOUND SITTER」では、胎内音と最も波形が近かったHondaのスポーツカー「NSX(エヌエスエックス)」のエンジン音が再生できます。小さなお子さまがいる方は、黄昏泣きの時間などにお試しを!
この他、特設サイト「みんなのDRIVE HINTS」では、移動を快適に楽しくするためのヒントを公開中。疲れにくい運転姿勢や、夏の車内にこもる熱気の逃し方などが分かりますよ! また、みなさんからも移動をもっと快適で楽しくするアイディアを募集中。「#みんなのDRIVEHINTS」のハッシュタグで、Twitter投稿してみてください。
ちょっとした工夫で、お子さまとのドライブを快適に楽しくできたら嬉しいですね♪
文・構成/寒河江尚子