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赤ちゃんの後頭部にハゲ…これって愛情不足なの?
赤ちゃんの後頭部にハゲができると、うちの子だけ?!愛情が足りなくって、ストレスで円形脱毛になっちゃったの?なんで心配になるママもいるはず。どのくらいの子にハゲができるのか聞いてみました。
Q.赤ちゃんの頭部にハゲができたことはありますか?
赤ちゃんがハゲてしまった経験があると答えた人は約60%も!かなり多いですね。珍しくはない現象で、愛情不足が原因でないことは一目瞭然。他の赤ちゃんの頭をまじまじと見ることは意外とないので、うちの子だけでは・・・と不安になっているママは安心して!
後頭部ハゲを見たときの反応は?ママパパ体験談
後頭部がはげているのを見たときのママの反応はさまざま。意外とみなさん、驚きながらも前向きに捉えているようですね。
思わず笑ってしまった
赤ちゃんらしからぬ頭が可愛くて、ついつい笑ってしまったという人も。
最初はショック…でも、愛おしく思えた
自身もそうだったので特に気にならなかった
赤ちゃんの成長を感じ嬉しかった
寝る子は育つと言うし…
長い時間、しっかり寝られた証拠と前向きに捉えた人も。
赤ちゃんの後頭部ハゲの原因は?
赤ちゃんの後頭部がはげてしまうのはよくあるもの。でも我が子のハゲを見てしまうと、ストレス?愛情が足りない?と不安になってしまう人もいますよね。実は赤ちゃんには、後頭部ハゲだけでなく前頭部がはげることも。どれも過度に心配する必要はないものばかりです。
新生児生理的脱毛
頭の前頭部からつむじに向かう部分がはげてしまうのが新生児期の生理的な脱毛。生後間もない赤ちゃんの髪の毛は6ヶ月頃までにほとんど生え変わるそう。でも、一部の赤ちゃんは2〜3週間目頃に一旦髪の成長が止まることがあるよう。これが新生児生理的脱毛で、一時的に抜け毛の方が多くなってしまうことで髪が薄くなるそう。長く続くものではないので、全く心配することはありません。
乳児期後頭部脱毛
乳児期後頭部脱毛とは、その名の通り、寝ている時に枕が当たる後頭部がはげてしまうこと。これがいわゆる「後頭部ハゲ」ですが、物理的に枕で擦れてしまっていて、抜けているわけではないので安心して。
脂漏性湿疹に伴う抜け毛
頭に黄色っぽいかさぶたのようなものができる脂漏性湿疹になると、かさぶたと一緒に髪が抜けてしまうことも。赤ちゃんの頭の新陳代謝が盛んになってきた証拠なので、いつものように洗うだけでも自然に治りますが、気になる場合には、ベビー用石鹸で頭をしっかり洗ってあげるときれいに治ります。
寝ハゲ・後頭部ハゲはいつまで?
0~2歳の子がいるママやパパに、後頭部などの「寝ハゲ」はいつごろ目立ったかアンケート調査してみました。
Q.後頭部などの「寝ハゲ」はいつごろ目立ちましたか?(複数選択)
複数選択で、赤ちゃんの後頭部などの「寝ハゲ」が目立ったと思う時期を教えていただくと、
生後2ヶ月が21.6%、生後3ヶ月が41.2%、生後4ヶ月が35.3%、生後5ヶ月が27.5%、生後6ヶ月が31.4%と、回答が集中しました。寝ハゲが目立つのは、生後2ヶ月~生後6ヶ月ごろ、特に生後3ヶ月~生後4ヶ月が多い結果となりました。
後頭部ハゲの防止・対策にできること
生理的なものは仕方ないとしても、後頭部のハゲを防ぐ工夫はできるもの。どんな対策をとったのか、ママたちに聞いてみました。
仰向けに寝かしすぎない
同じ部分が擦れてしまうのを防ぐために、横向きにさせたり真ん中が凹んで後頭部に密着にしにくい枕を使ったという意見が多いよう。
「首を横にしたりとにかく動かした」(30代・岡山県・子ども2人)
ドーナッツ型のクッションやタオル、枕を使う
真ん中に穴が空いたドーナツ型にクッションは、後頭部ハゲ対策に使う人が多いよう。柔らかいものにするだけでも違うようですね。
「頭に敷くタオルを柔らかいものにした」 (30代・長野県・子ども2人)
寝かせっぱなしにしない
寝返りのうてない赤ちゃんは、ベッドに寝かせたり、プレイマットの上に寝かせたりと仰向けの体勢がほとんどですよね。でもバウンサーで斜めに寝かせれば後頭部への力のかかり方は弱くなります。また抱っこしてあげたり、うつ伏せにして遊んであげたりと、後頭部をこすらないような時間を意識してとってあげるという声もたくさん挙がりました。
「頭をズリズリしてたら抱っこするようにして防止していました」(30代・秋田県・子ども2人)
「なるべく抱っこしたり、おもちゃで気を引き、頭の向きを変えるようにした」 (30代・北海道・子ども4人)
ハゲができるとドキッとするけど心配無用!
枕に抜け毛が付いていたり、頭皮がしっかり見えてしまうドキッとしてしまうし、髪の毛が生えないのではと心配してしまいますよね。でも1歳ごろには普通にみんな生えてくるもの。子どもの成長のひとつと捉えて不安にならずに、今だけとおおらかな気持ちで見守ってあげてくださいね。
文・構成/HugKum編集部