簡単スープのレシピ
【1】チーズトマトスープ
トマトの酸味がチーズで程良くマイルドに!
◆材料
(3~4人分/1人150~180㎖目安)
トマト大 170~200g)
カブ 1個
生たら 1切れ
塩 小さじ1/4程度
ゴーダチーズ(シュレッドチーズでも可) 60g
◆作り方
【1】トマトは湯剥きにし、3~4㎝幅に切る。カブは皮をむき、厚さ1㎝のいちょう切りにする。カブの葉は3㎝長さに切っておく。チーズは大きければ、3㎝幅に切る。
【2】鍋にトマトとカブを入れて中火に掛け、沸騰したらフタをする。トマトから水分が出て形がなくなり、スープ状になるまで数分煮る。
【3】【2】に食べやすく切ったら、カブの葉、塩を加え、火が通ったらチーズを加える。混ぜてチーズがとろけたら火を止める。
教えてくれたのは
小野孝予さん
料理研究家&フードコーディネーター。航空会社に勤務後、料理の世界へ。料理教室のアシスタントを経て、2006年よりサロンスタイルの料理教室「クオリア」を始める。ソムリエの資格ももち、さまざまなチーズを使ったレシピ本が好評。
『めばえ』2020年2月号
【2】厚揚げと根菜の豆乳スープ
具材がゴロゴロ入ってヘルシー♪みそが味のアクセントに
◆材料
(2~3人分)
厚揚げ 1/2個
れんこん 1/2個
大根 3㎝長さ
グリーンピース 100g
だし汁 600㎖
みそ 大さじ1・1/2
豆乳 100㎖
◆作り方
【1】厚揚げは2㎝角に切ってキッチンペーパーで油を取っておく。れんこんと大根は皮をむいて1㎝角に切る。
【2】鍋に大根とれんこん、だし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして厚揚げを加えてさらに煮る。大根とれんこんに火が通ったらグリーンピースを入れて5分ほど煮てみそを溶かし入れる。最後に豆乳を加えてひと煮立ちさせる。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や、人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2020年3月号
【3】千切りキャベツの肉巻きスープ
緑鮮やかなキャベツが中にたっぷり!サクサクの歯応えも楽しい♪
◆材料
(2~3人分)
豚もも薄切り肉 8枚
キャベツ、玉ねぎ 各1/4個
トマト 1個
薄力粉 大さじ1/2
◆作り方
【1】キャベツは千切り、玉ねぎ、トマトは粗みじん切りにする。
【2】豚肉は塩・こしょう(各少々・分量外)をして広げ、薄力粉を薄く振りかける。【1】のキャベツをのせて巻いていく。
【3】鍋にオリーブ油を引いて熱し、玉ねぎを炒める。【2】の閉じ目を下にして中火で焼き、焼き色がついたらだし汁、酒、トマト、砂糖少々(分量外)を加えて煮る。沸騰したら弱火にして塩で味をととのえる。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や、人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2020年3月号
【4】ねぎと卵の中華風ポタージュ
ハムやじゃがいもも加えてボリューミーに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
長ねぎ 1本
じゃがいも 3個
ハム 3枚
卵 1個
ごま油 小さじ2
【A】
水 3と1/2カップ
中華スープの素 小さじ1
塩 少々
片栗粉 大さじ1
白炒りごま 適量
◆作り方
【1】長ねぎはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて一口大、ハムは粗みじん切りにする。
【2】鍋にごま油を熱して【1】を炒め、油が回ったら【A】を加えてふたをし、じ ゃがいもがやわらかくなるまで弱火で煮る。
【3】火を止めて、じゃがいもをお玉でつぶす。火をつけて、塩で味を調え、同量の水で溶いた片栗粉を加えてとろみをつける。
【4】溶き卵を加えてかき混ぜ、サッと火を通す。器に盛り、ごまをふる。
◆ポイント
ミキサーがない場合は…
【1】素材をやわらかく煮たあと、熱いうちに、お玉の背でつぶします。お玉の代わりに、すりこぎやフォークを使ってもOK。
【2】さらに、なめらかにするには、作り終わった最後に、ざるでこし、ざるに残った分をへらでつぶします。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2011年3月号
【5】レタスと豆腐のスープ煮
たんぱく質や食物繊維がしっかりとれて、おなかにもやさしい!味付けはオイスターソースのみと、簡単です。
◆材料
(3~4人分)
木綿豆腐 1丁
レタス 1個
油 大さじ1
長ねぎ(斜め薄切り) 10cm分
オイスターソース 大さじ1と1/2
水 400ml
粗塩 ひとつまみ
こしょう 少々
◆作り方
【1】豆腐は6等分に切る。
【2】レタスは3~4cm幅のくし形に切る。
【3】鍋に油とねぎを入れて中火にかけ、香りが出たらオイスターソースを入れて煮立たせる。水を加えて【1】を入れ、再度煮立ったら弱火にし、フタをして5分煮る。
【4】【2】を加え、再度フタをして煮立たせ、粗塩・こしょうで味を調える。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2018年6月号
【6】じゃがいもとにんじんのスープ
野菜のやさしい甘みがみその風味でぐっと引き立つ。油で炒めた味噌のスープは味噌汁とは違った味わいです。
◆材料
(3~4人分)
じゃがいも(中) 2個
にんじん(中) 1本
油 大さじ1
みそ 大さじ1と1/2
水 600ml
◆作り方
【1】じゃがいも、にんじんは皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
【2】鍋に油、みそを入れて中火で熱し、香りが出るまで炒める。水を加えて【1】を入れ、再び煮立ったら弱火 まで煮る。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2018年6月号
【7】ホタテ缶とコーンの中華風スープ
材料は缶詰ふたつ。ホタテ缶の汁ごと使ったスープはうま味がたっぷり。とても上品な味に仕上がります。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
ホタテ缶 1缶全量(95g)
水 2カップ
酒 大さじ1
コーン(缶詰) 60g(固形分)
しょうゆ 小さじ2
水溶き片栗粉 片栗粉・水 各小さじ2
ごま油 小さじ1
万能ねぎ 3本
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】小鍋に水と酒、ホタテ缶を缶汁ごと入れて中火にかけ、煮立ったらコーンとしょうゆを加える。
【2】水溶き片栗粉を回し入れて1分ほどかき混ぜ、均一なとろみがついたら、ごま油と小口切りの万能ねぎを加える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【8】白菜のワンタンスープ
白菜とワンタンを主役に、とろみをつけたスープ。体が温まるしょうがも加えて。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
白菜 中1枚
長ねぎ 5cm
【A】
豚ひき肉 50g
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/3
片栗粉 小さじ1/2
酒・しょうゆ 各小さじ1/2
ごま油 小さじ1/4
ワンタンの皮 12枚
卵 1個
【B】
水 3と1/3カップ
酒・しょうゆ 各大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ2と1/2
塩 少々
ごま油 小さじ1/2
しょうが(薄切り) 1枚
【C】
片栗粉 小さじ1
水 小さじ1と1/2
◆作り方
【1】【A】をよく練り混ぜ、12等分してワンタンの皮で包む(皮の周りに水をつけて、具を中央にのせ、三角形に閉じる)。
【2】白菜は5cm長さの太めのせん切りにし、長ねぎはみじん切りにする。
【3】鍋に【B】と【2】を入れて煮立て、【1】を加えて2~3分煮、混ぜ合わせた【C】を加えてとろみをつける。煮立ったら、溶いた卵を回し入れ、そのままかき混ぜずに卵が浮いてくるまで1分ほど加熱する。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【9】オクラとわかめのかき卵汁
お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3
【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1
卵 1個
◆作り方
【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』