ミネストローネに合う!魚介のおかず
【1】白身魚のアクアパッツァ風
育脳夕ごはん
育脳には睡眠が重要で、夕食は睡眠の質に深く関わります。成長ホルモンの分泌を促す、たんぱく質やビタミン類はたっぷりと、脂質や糖質は控えめに!
レンジで簡単にできる!魚や野菜のやわらか煮込み
◆材料
(2~3人分)
白身魚(タラ、鯛、金目鯛など) 2切れ
あさり(砂抜きしたもの) 6~10粒
玉ねぎ 1/2個
トマト 1個
ブロッコリー 1/4株
塩 少々
【A】
水 大さじ2
酢 大さじ1/2
白ワイン(酒でも可) 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1/2
◆作り方
【1】魚の両面に塩をふり、出てきた水分をペーパーでふきとる。
【2】トマトとブロッコリーは小さめのひと口大に切る。玉ねぎはスライスする。
【3】耐熱皿に【2】を敷いて魚をのせ、周りにあさりを並べる。
【4】【A】を混ぜて【3】にふりかけ、ラップをして電子レンジで6分(600Wの場合)加熱する。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【2】白身魚とブロッコリーのパスタ
骨を除いたらフライパンで炒めてほぐすだけ!パパッとできる、手軽なお魚パスタです
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
真だら(鯛、すずきなどでも) 2切れ(約350g)
塩 小さじ1/2
ブロッコリー(小房のみ) 120g
ショートパスタ 250g
植物油 大さじ2
◆作り方
【1】真だらは骨を除いて(鯛の炊き込みご飯のPoint参照)一口大に切り、塩を振る。ブロッコリーは小房をさらに小さく切る。
【2】ショートパスタは袋の表示時間どおりにゆで、ゆで上がる4分前にブロッコリーを加え、一緒にざるに上げる。
【3】フライパンに植物油を熱し、真だらを入れてほぐしながら炒める。【2】を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。好みでエクストラ・バージン・オリーブ油や粉チーズを振っても。
◆ポイント
真だらは木べらでほぐしながら炒め、パスタになじむように細かくする。
教えてくれたのは
栗原友さん
料理家。3歳の女の子のママ。築地市場の鮮魚店での勤務経験などを活かし、魚料理を気軽に楽しめるようにレシピを提案している。近著『寝ている間においしくなる』(祥伝社)には、忙しいママを救う〝仕込みテク〟が満載。
『ベビーブック』2018年10月号
【3】かじきまぐろのソテー
ポイントはヨーグルトと玉ねぎのタレに漬け込むだけのお手軽さ。簡単なソテーも魚臭さのない品のいい味わいに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かじきまぐろ 3切れ
ヨーグルトだれ 1/4量
水 大さじ3
サラダ油 大さじ1/2
玉ねぎ 小1個
ほうれん草 1把(250g)
【A】
しょうゆ 大さじ1/2
塩 少々
◆作り方
【1】かじきまぐろはたれに1時間以上漬ける。
【2】玉ねぎは薄切りにする。ほうれん草は塩ゆでして、2cm長さに切り、水けを絞る。
【3】フライパンに水と軽くたれを除いた【1】を入れて中火にかけ、煮立ったらふたをして2分蒸し煮にする。ふたを取って返し、そのまま水分がなくなるまで煮詰め、取り出して器に盛る。
【4】フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしたらほうれん草を加え、【A】で調味し【3】につけ合わせる。
◆ポイント
玉ねぎを加えるとうま味が増す、ヨーグルトだれの作り方。
(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト 1カップ
塩 小さじ1/2
玉ねぎ 1/4個
ローリエ 1枚
【1】玉ねぎはすりおろす。
【2】すべての材料を混ぜ合わせる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【4】めかじきのカレーチーズ風味ピカタ
魚が苦手…そんな子供には、臭みを消して、形をアレンジ!ポテトスナックみたいな見かけに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
めかじき 3切れ
塩・こしょう・小麦粉 各適量
【A】
卵 1個
カレー粉 小さじ1/2
粉チーズ 小さじ1
オリーブ油 小さじ2
トマトケチャップ 適量
◆作り方
【1】めかじきはスティック状に切り、塩、こしょう、小麦粉の順にまぶす。
【2】混ぜ合わせた【A】に【1】をくぐらせ、オリーブ油を熱したフライパンで全面をよく焼く。
【3】器に盛り、ケチャップを添える。
*お好みでペーパーを巻いても。
教えてくれたのは
阪下 千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年4月号
【5】鮭とじゃがいもの甘辛バターじょうゆ
子どもが好きな素材を組みあわせて!バターじょうゆだけど、ちょっぴり甘辛。飽きの来ない味付けに大人も満足。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鮭 3切れ
じゃがいも 3個
いんげん 6本
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1片
コーン(ホール) 大さじ2
塩 少々
サラダ油 大さじ1
【A】
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
バター 小さじ1
塩・こしょう 各少々
◆作り方
【1】鮭は骨を除いて一口大に切り、塩をふる。じゃがいもは洗って水けがついたままラップに包み、電子レンジで6~7分加熱し、皮をむいて一口大に切る。
【2】玉ねぎは薄切りに、にんにくはみじん切りにする。いんげんはサッとゆでて食べやすく切る。
【3】フライパンにサラダ油とにんにくを入れて熱し、玉ねぎを炒める。空いているところに【1】を入れて焼き、コーン、いんげん、【A】を加えて炒め合わせる。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
山本ゆりさん
学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。
『めばえ』2015年9月号
【6】鮭としめじのアヒージョ
鮭は水につけて塩抜きするとちょうどいい塩加減に。トマトの酸味が大人も楽しめる味に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
甘塩鮭 2切れ
しめじ 1パック
ミニトマト 6個
オリーブ油 1/2カップ
【A】
おろしにんにく 大さじ1
顆粒スープの素 小さじ1/2
パセリ 4枝
◆作り方
【1】鮭をたっぷりの水に15分つけて塩抜きする。水けを拭いて骨を除き、6等分に切る。しめじは石突きを除いて小房に分ける。
【2】フライパンに分量のオリーブ油のうち大さじ1/2を取り出して強火で熱してしめじを炒め、鮭を加えてほぐれないように軽く炒める。残りのオリーブ油と【A】を入れて弱火にし、時々混ぜながら5分ほど煮、パセリのみじん切りとミニトマトを加えてサッと煮る。
教えてくれたのは
みきママさん
オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。
『ベビーブック』2015年10月号
【7】シーフードパエリア
殻付きのえびやあさりがたっぷりで、素材のおいしさがたっぷり染み出たごちそうパエリア。簡単なのに豪華な見た目で、パーティーやおもてなし料理にもぴったり。
◆材料
(浅鍋24 ~25cm分)
米 2合
【A】
水 2と1/4カップ
サフラン ひとつまみ
塩 小さじ1~1と1/2
えび(殻付き) 6~8尾
あさり(殻付き・砂出ししたもの) 200g
玉ねぎ 1/4個(50g)
にんにく 1/2かけ
ミニトマト 8個
ピーマン・パプリカ 各1/4個
マッシュルーム(缶詰) 6個
オリーブ油 大さじ2
◆作り方
【1】米はサッと水で洗い、ザルにとる。
【2】【A】を合わせる。
【3】玉ねぎとにんにくはみじん切り、ミニトマトは4等分に切る。ピーマンとパプリカは5mm厚さの輪切りにし、マッシュルームは薄切りにする。
【4】あさりは水の中でこすり洗いし、水けを拭く。
【5】鍋にオリーブ油、にんにく、玉ねぎを入れて中火にかけ、にんにくの香りが立ったら弱火にして3~4分炒める。【1】を加えて3~4分炒め、米が透き通ってきたら【2】を回し入れて中火にする。煮立ったら【4】、えび、ミニトマト、マッシュルームを並べ入れ、ふたをして弱火で13~14分炊き、強火にして1分加熱して火を止める。
【6】【5】にピーマンとパプリカを加えてふたをし、10~12分蒸らす。
教えてくれたのは
青木恭子さん
2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。
『めばえ』2014年12月号
ミネストローネにあと一品!簡単副菜
【1】モッツアレラ・イン・カロッツァ
まわりっはサクサク、中はチーズがとろっ!
◆材料
(4個分)
サンドイッチ用食パン 8枚
モッツアレラチーズ 1個
ハム 4枚
ゆでほうれん草(粗みじん切り) 大さじ4
卵 1個
牛乳(または生クリーム) 大さじ4
薄力粉、パン粉 各適量
オリーブ油 約大さじ4
◆作り方
【1】食パン2枚で、ハム、ほうれん草、スライスしたチーズを挟む。
【2】卵を溶き、牛乳を合わせて卵液を作る。
【3】【1】のパンに薄力粉、卵液、パン粉の順に付け、中の具が出ないようにパンのフチをしっかり押さえる。
【4】表面にオリーブ油をまんべんなく塗り、オーブンシートを敷いた天板に並べ、200℃に予熱したオーブンで10分焼く。
教えてくれたのは
小野孝予さんさん
料理研究家&フードコーディネーター。航空会社に勤務後、料理の世界へ。料理教室のアシスタントを経て、2006年よりサロンスタイルの料理教室「クオリア」を始める。ソムリエの資格ももち、さまざまなチーズを使ったレシピ本が好評。
『めばえ』2020年2月号
【2】ワンタンカップのポテトサラダ
ワンタンの皮が器に。盛り付けたらまとめてトースターで焼くなので簡単にたくさん作れます。
◆材料
(作りやすい分量)
ワンタンの皮 6枚
じゃがいも 1個
ツナ(缶詰) 大さじ1/2
にんじん 適量
ミニトマト 適量
マヨネーズ 大さじ1
酢 小さじ1弱
塩・こしょう・砂糖 各少々
◆作り方
【1】プリンカップなどの耐熱容器6個にサラダ油少々を塗り、ワンタンの皮をそれぞれ敷き詰め、トースター(1200W)で焦がさないよう約5分焼いて冷ます。
【2】じゃがいもは皮をむいて1.5cm角に切り、水からゆでて熱いうちにつぶし、缶汁をきったツナ、マヨネーズ、酢、塩・こしょう・砂糖を混ぜる。
【3】容器から出した【1】に【2】を盛り、ゆでて星形に抜いたにんじん、刻んだミニトマトを飾る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年12月号
【3】カップチョップドサラダ
さっぱりとした軽い味付けで、野菜をもりもり食べましょう!ミックスビーンズやコーンなど、彩りもきれいで食欲をそそります。
◆材料
(6個分)
キャベツ 4~5枚(約250g)
きゅうり 1/2本
ホールコーン(缶詰) 大さじ5
ミックスビーンズ 1/2パック(約25g)
塩 小さじ1/4
【A】
マヨネーズ 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
砂糖 小さじ1
レモン汁 大さじ1/2
塩 ひとつまみ
こしょう 少々
◆作り方
【1】キャベツは1~1.5cmの角切りにしてボウルに入れ、塩を振ってサッと混ぜる。10分ほどおいてギュッともみ、水気を絞る。きゅうりは1cm角に切る。
【2】ボウルで【A】を混ぜ合わせ、【1】、コーン、ミ ックスビーンズを和えて、カップに盛り付ける。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【4】ミニトマトとりんごのサラダ
りんごとトマトだけの簡単フルーツサラダ。仕上げにかけたレモン汁がさっぱりと2つの食材をまとめます。
◆材料
(子ども1人分)
ミニトマト 3個
りんご 1/8個
レモン汁 小さじ1/4
◆作り方
【1】ミニトマトはへたを取って半分に切る。りんごはいちょう切りにする。(りんごの皮をむく・むかないはお好みで)
【2】【1】にレモン汁を加え、和える。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【5】ブロッコリーのツナサラダ
茹でたブロッコリーに何を掛ける?マヨネーズに飽きたら、こんなオシャレなソースはいかがでしょう。ちょっとした工夫でツナも入った食べ応えのある一品に大変身!
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
ブロッコリー 60g
ツナ(ノンオイル) 1缶(70g)
パプリカ 1/8個
マヨネーズ 大さじ1と1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分けて1~2分ゆでる。ペーパーに取って冷まし水けをよく取り、食べやすい大きさに切って塩(分量外)を軽くふっておく。パプリカは粗みじん切りにする。
【2】ツナは缶汁を切ってボウルに入れ、マヨネ ーズとパプリカを加え混ぜる。ブロッコリーも入れて軽く和える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【6】ポテトサラダ
(卵・乳製品・小麦なし)
卵なしのマヨドレでマヨネーズと変わらない味に。少しコクを意識して、味の強めの具材を混ぜると満足度アップ!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
じゃがいも 3個
にんじん 4cm
玉ねぎ 小1/8個
きゅうり 1/2本
ハム 1と1/2枚
コーン 1/4カップ
【A】
マヨドレ 1/4カップ
レモン汁 小さじ2/3
塩 少々
砂糖 ひとつまみ
◆作り方
【1】じゃがいもはやわらかくゆでて、熱いうちに皮をむいてつぶす。
【2】にんじんはゆでて小さめのいちょう切りにする。玉ねぎは薄切りにし、サッとゆでて水気を絞る。きゅうりは半月切りにし、塩でもんで絞る。ハムは食べやすい大きさに切る。
【3】【1】に【2】とコーンを加え、【A】を加えてよく混ぜ、塩と砂糖で味を調える。
◆ポイント
マヨドレに注目!
卵を使っていないマヨネーズタイプの調味料。マヨネーズと同じ感覚で使えます。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。「複数の食物アレルギーがある長女のために、家族みんなで食べておいしい料理作りを試行錯誤してきました。その中から、ずっと作り続けている、わが家で人気のレシピを紹介します」
『ベビーブック』2011年4月号
【7】甘辛チキンとタラモサラダ
フライパンで主菜と副菜を同時に作る時短テクニックはぜひ覚えたい。甘辛いソースが手羽元とよく合います。
◆材料
(フライパン26cm)
手羽元 400g
【A】
しょうがのせん切り 少々
白ワイン 大さじ1
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ3
じゃがいも 2個
【B】
たらこ 30g
マヨネーズ 大さじ2
バター 5g
※材料の分量は、大人4人分(子どもは大人の1/2人分)が目安です。
◆作り方
【1】手羽元に包丁で切れ目を入れる。袋に【A】とともに入れ、袋ごともんで味をしみ込ませる。
【2】じゃがいもは、皮をむいて2cm角に切り、水にさらす。水気をきって、アルミホイルで包む。
【3】フライパンに【1】(袋から出す)と【2】を並べ入れ、水1カップを加え、ふたをして中火で15分加熱する。ふたを取ってアルミホイル(じゃがいも)だけ取り出し、そのまま汁の水分をとばしながら煮て、手羽元に味をからめる。
【3】じゃがいもはつぶし、【B】を混ぜ合わせる。
*お好みでパプリカやサラダ菜を添えて。
◆ポイント
アルミホイルで包んだじゃがいもと、下味をつけた手羽元を一緒にフライパンに入れ、水を注いで加熱する。
教えてくれたのは
阿部剛子さん
日々の暮らしの中から生まれた炊飯器レシピやフライパン活用レシピを公開して人気。2児のママ。
『ベビーブック』2013年1月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』